しまった・・・
約11か月ぶりの更新となってしまった・・・
しかも、ディスクレビュー自体も何年ぶりなのか・・・
ノリを忘れてしまったお・・・
という事で淡々とレビュー。
2019年3月20日にKillbored Lifeという日本のバンドが1stアルバムをリリース。
ご縁が有りまして、ライナーノーツを書かせていただきました。
好きなバンドのことを好き勝手述べるってのは楽しくて、このBLOGを始めたころの初期衝動みたいなものもジワ〜っと湧き出る感じもして楽しい体験をさせていただきました。
ライナーノーツを書いて欲しいという連絡をもらったは良いものの、知ってる曲は3曲だけだし、アルバムのレビューするなら聴かせてもらわんと何も書けへんで!てことで、曲を聴かせてくれるようお願いすると収録曲が全部仕上がっていないし、上がっている曲も仮MIXの状態でして、そんなトラックを聴いて無理やり書いたという展開です。
ジャケも仕上がって、販売出来る状態になって、最近やっとCDに収録されている内容をじっくり聴いているのであります。
よって、ライナーの一部は苦しい言い回しになっていたり・・・
そんな事情も有りまして、本BLOGでも軽くレビュっておきます。
CDも良いのですが、LIVEも良いので、ぜひとも現場で体感してほしいです。
さてさて、このバンド。
知名度とかどうなんでしょうかね・・・
ある一定の層には知られていると思いますが、今後どこまでその一定層の外に飛び出せるかに掛かっているし、やっている音楽が、その向こう側の音楽ファンのツボを突っつくセンスが有るだけに、何かに括られちゃって同じような連中と傷の舐めあいしてると色々とマズい気がします。
この辺は今後の活動次第です。
バンドって大変・・・。
アルバムを出すという話を聞いた瞬間に沸き上がったの本音は「アルバム出すの5年遅えよ!」。
働きながらバンドやって、アルバム出すのって大変なんだろうけど、やっぱこう、時代には流れってものが有って、そこから外すとビックリするくらい誰も注目してくれないという落ちもあり得るわけで、そんな展開を予想してしまったというのは事実です。
まずはライナー書く前に、仮MIXだけ数曲聴かせてもらったわけですが、ちゃんと仕上がってジャケットに収まったCDを取り出し、中ジャケを眺めながら、全12曲を聴いた感想は「アルバムを出さずに過ぎ去った、ファンにとってのは空白の5年間とも言える時間、この期間の進化具合が半端ない!」これに尽きます。
そう、それは「アルバム出すの5年遅えよ!」って言った自分が間違っていたということが証明されたのです。
彼らはざっくり言うとPUNKをルーツに持つ音楽性なので、もっと若かったら激しさで押し切った曲が多くなったかもしれないのだけど、そうではなくPUNKを経てWORLD MUSICやTRAD MUSICへ接近して鍛えられたセンスがエロいほど湧き出ているのであります。
12曲通して聴いてると、とにかくいろんなものが頭に浮かんでくる・・・。
高校生ラップ選手権やフリースタイルダンジョンなどのMCバトルでここ数年大ブレイク中の日本語RAPやラガマフィン、最近のHIP HOPやR&B的音の加工、直球ど真ん中のザ・RUSTIC SONG、アコーディオンとアコギでMANU CHAOやCHE SUDAKAやLa Pegatina辺りのファンを刺激しまくりチューン、シンセぶっこんでサワディカ〜プで始まるタイやカンボジアの歌謡曲風味、CELTのTRAD MUSICへのビッグリスペクトなホイッスル&フレーズ、スコットランドハイランドバグパイプを2本使ったREGGAE風味の曲、日本のバンドじゃぁJAM BANDしかやりそうも無い突然のリズムチェンジ、そしてまさかの1曲目の「Immigrant」では時代を変えた奇跡のコンピ『Russendisko-Hits』の監修、そしてROTFRONTのメンバーでもあるYuriy Gurzhyが助っ人MCで参加しているという。。
そう、奇跡の変態集団なのです。
レぺゼン日本と声を大にして言いたいのが、歌詞はほぼ日本語で歌っていること。
若いころって、惚れた音楽が英語の音楽だったったりするので、バンド組んでも無理やり英語で歌ってるバンドもたくさん居るのに、日本語に拘っているのも時代にマッチしているのかと思う。
それなのに、トラックは英語圏の音楽どころのレベルじゃないという泣き虫デスマッチ、いや違う、究極のミスマッチ。
昔は「自分ら営業するのが苦手なんすよぉ」なんて言っておりましたが、知らない間にコンピ『Frantic Brown Beat』に参加したり、WILD ROVERに出てたり、挙句の果てにはDrink'Em All Recordsから1stアルバムリリース、さらには2019年5月にはJaponicusのイベントに参加、なんとあの大物とも対バンする予定なんだとか。
次はFUJI ROCKとかサマソニですかね。
とりあえず、CDはamazon等にも入れたみたいだし、ユニオンのPUNK館やエルスールなんかでも買えるし、itunes storeやspotifyなどの配信系にも一通り入っているようで、1人でも多くの方に聴いてもらう事に重点を置いたベストな流通方法を選択しているのもNICE。
進めキルボードライフ。
がんばれキルボードライフ。
次の停車駅は希望やで。
Killbored lifeに関しては2015年2月に1度投稿しておりまして、こちらではメンバーのインタビューも行っているため、より深く彼らを知りたい方はご一読ください。
※Killbored life (キルボードライフ)2015年02月03日投稿
Killbored life "新宿ウエストサイドストーリー"【Full Version】
Killbored life(Live):(Goran Bregovic - Gas Gas)
Goran Bregovic - Gas Gas
【音楽】No.8 バンドとバグパイプと社会人 ドキュメンタリー
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ご縁が有りまして、ライナーノーツを書かせていただきました。
好きなバンドのことを好き勝手述べるってのは楽しくて、このBLOGを始めたころの初期衝動みたいなものもジワ〜っと湧き出る感じもして楽しい体験をさせていただきました。
ライナーノーツを書いて欲しいという連絡をもらったは良いものの、知ってる曲は3曲だけだし、アルバムのレビューするなら聴かせてもらわんと何も書けへんで!てことで、曲を聴かせてくれるようお願いすると収録曲が全部仕上がっていないし、上がっている曲も仮MIXの状態でして、そんなトラックを聴いて無理やり書いたという展開です。
ジャケも仕上がって、販売出来る状態になって、最近やっとCDに収録されている内容をじっくり聴いているのであります。
よって、ライナーの一部は苦しい言い回しになっていたり・・・
そんな事情も有りまして、本BLOGでも軽くレビュっておきます。
CDも良いのですが、LIVEも良いので、ぜひとも現場で体感してほしいです。
さてさて、このバンド。
知名度とかどうなんでしょうかね・・・
ある一定の層には知られていると思いますが、今後どこまでその一定層の外に飛び出せるかに掛かっているし、やっている音楽が、その向こう側の音楽ファンのツボを突っつくセンスが有るだけに、何かに括られちゃって同じような連中と傷の舐めあいしてると色々とマズい気がします。
この辺は今後の活動次第です。
バンドって大変・・・。
アルバムを出すという話を聞いた瞬間に沸き上がったの本音は「アルバム出すの5年遅えよ!」。
働きながらバンドやって、アルバム出すのって大変なんだろうけど、やっぱこう、時代には流れってものが有って、そこから外すとビックリするくらい誰も注目してくれないという落ちもあり得るわけで、そんな展開を予想してしまったというのは事実です。
まずはライナー書く前に、仮MIXだけ数曲聴かせてもらったわけですが、ちゃんと仕上がってジャケットに収まったCDを取り出し、中ジャケを眺めながら、全12曲を聴いた感想は「アルバムを出さずに過ぎ去った、ファンにとってのは空白の5年間とも言える時間、この期間の進化具合が半端ない!」これに尽きます。
そう、それは「アルバム出すの5年遅えよ!」って言った自分が間違っていたということが証明されたのです。
彼らはざっくり言うとPUNKをルーツに持つ音楽性なので、もっと若かったら激しさで押し切った曲が多くなったかもしれないのだけど、そうではなくPUNKを経てWORLD MUSICやTRAD MUSICへ接近して鍛えられたセンスがエロいほど湧き出ているのであります。
12曲通して聴いてると、とにかくいろんなものが頭に浮かんでくる・・・。
高校生ラップ選手権やフリースタイルダンジョンなどのMCバトルでここ数年大ブレイク中の日本語RAPやラガマフィン、最近のHIP HOPやR&B的音の加工、直球ど真ん中のザ・RUSTIC SONG、アコーディオンとアコギでMANU CHAOやCHE SUDAKAやLa Pegatina辺りのファンを刺激しまくりチューン、シンセぶっこんでサワディカ〜プで始まるタイやカンボジアの歌謡曲風味、CELTのTRAD MUSICへのビッグリスペクトなホイッスル&フレーズ、スコットランドハイランドバグパイプを2本使ったREGGAE風味の曲、日本のバンドじゃぁJAM BANDしかやりそうも無い突然のリズムチェンジ、そしてまさかの1曲目の「Immigrant」では時代を変えた奇跡のコンピ『Russendisko-Hits』の監修、そしてROTFRONTのメンバーでもあるYuriy Gurzhyが助っ人MCで参加しているという。。
そう、奇跡の変態集団なのです。
レぺゼン日本と声を大にして言いたいのが、歌詞はほぼ日本語で歌っていること。
若いころって、惚れた音楽が英語の音楽だったったりするので、バンド組んでも無理やり英語で歌ってるバンドもたくさん居るのに、日本語に拘っているのも時代にマッチしているのかと思う。
それなのに、トラックは英語圏の音楽どころのレベルじゃないという泣き虫デスマッチ、いや違う、究極のミスマッチ。
昔は「自分ら営業するのが苦手なんすよぉ」なんて言っておりましたが、知らない間にコンピ『Frantic Brown Beat』に参加したり、WILD ROVERに出てたり、挙句の果てにはDrink'Em All Recordsから1stアルバムリリース、さらには2019年5月にはJaponicusのイベントに参加、なんとあの大物とも対バンする予定なんだとか。
次はFUJI ROCKとかサマソニですかね。
とりあえず、CDはamazon等にも入れたみたいだし、ユニオンのPUNK館やエルスールなんかでも買えるし、itunes storeやspotifyなどの配信系にも一通り入っているようで、1人でも多くの方に聴いてもらう事に重点を置いたベストな流通方法を選択しているのもNICE。
進めキルボードライフ。
がんばれキルボードライフ。
次の停車駅は希望やで。
Killbored lifeに関しては2015年2月に1度投稿しておりまして、こちらではメンバーのインタビューも行っているため、より深く彼らを知りたい方はご一読ください。
※Killbored life (キルボードライフ)2015年02月03日投稿
Killbored life "新宿ウエストサイドストーリー"【Full Version】
Killbored life(Live):(Goran Bregovic - Gas Gas)
Goran Bregovic - Gas Gas
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