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今回は最近、胸キュンした事件を書いてみようと思います。
皆様は"酒場音楽祭"というイベントはご存じでしょうか?
本BLOGを定期的に読まれている方は"Salud!!"というイベント名はイヤでも目に入ってくると思いますが、その"Salud!!"でFOODを担当している米原氏(通称:大将)が店主を務める「ハイ、喜んで!」でお馴染の「庄や」。その青物横丁店が会場となり年に数回行われるLIVEイベント。
簡単に言うとLIVEハウスではなく居酒屋の座敷で酒&肴を味わいながら、至近距離でLIVEも楽しめてしまうという究極のイベントです。
ステージも無ければマイクも無い、宴会系音楽イベント、それが"酒場音楽祭"。
※酒場音楽祭に関してはこちら
今まで1年間で5回開催。
5〜7組が昼過ぎから夜21時くらいまでの間に次々とお座敷LIVEを繰り広げ、今までの出演アーティストの数は相当な数になっております。
本BLOGで紹介したアーティストだと、コロリダス、アラゲホンジ、ally、まさかの大工哲弘なんかも出演していて毎回とんでもない空気が流れるイベントになっています。
もちろん、その他にもギターやアコーディオンやキーボードの弾き語り系アーティスト、アコースティック編成バンドのいろんなタイプのアーティストが多数出演しております。
バンバンバザール主催の野外キャンプイベント”勝手にウッドストック”でも同じような光景を見る事ができますが、全アクト終了後はミュージシャンも酒を呑み、即興演奏が始まったりするのも魅力の1つ。
※【勝手にウッドストック 2011】 レポートはこちら
一番最近は、つい数日前の2014年2月22日に行われた”酒場音楽祭 VOL.5”でした。
フライヤーには5組。
直前で追加が有り、計6組のLIVEが組み込まれ、弾き語り、ステーィールパン楽団、美女3人組ユニット、和太鼓&舞いなどの様々な方向性のアーティストが宴会風LIVEを繰り広げました。
ぼんやり感じたのは、最近は今まで出演したアラゲホンジ、コロリダス、モッチェ永井の出演によって繋がったアーティストの集合だなぁと。
「笑っていいとも」のお友達紹介システム的に繋がり、そういうコネクションを経てるだけに、どのアーティストもこのステージのために特別な想いを抱いているというのも演奏中にビンビン伝わってくるのだけど、それに反して目の前のお客は掘りごたつで刺身やらホッケを突きなが焼酎を飲んでいたり、チビッコが走り回っていたりして、このギャップは他ではちょっと味わえない(笑)
こうして毎度のように酒と共にほのぼのと進み、この日の大トリは女性バグパイププレイヤーally。
居酒屋の座敷でバグパイプです・・・。
彼女も1年ぶり2回目の出演なのですが、今回の演奏では彼女が最近参加している16tonsの弦楽器コンビが乱入し感動的な演奏が繰り広げられ、何度かallyのプレイを見た中で一番涙を誘うもので、「この姉ちゃんハンパねぇな・・・」と今回改めて確認させられました。
持ち時間を終えて拍手が終わった後、目の前で見ていた私は「お願い!アンコールでもう1曲やって!」とお願いしてみたら、いつも全力で汗ダクのallyは「もう、無理やで・・・。死ぬで・・・。」というツラそうな表情を浮かべつつも、パイプを構えたのです。
その時、後方からこの日"浜見舞"の和太鼓として出演した荒井康太氏が「アリーさん!あんたアツいよ!俺たちと一緒に1曲やろうよ!」と声をかけ、その日の座敷LIVEの最後の曲として、ally(bagpipe) × 浜見舞(小澤さと&荒井康太)が実現したのでありました。
バウロンではなく日本の和太鼓とバグパイプ・・・。
カルロスヌニェスと鼓動が佐渡島でコラボったらしいが、大衆音楽とは程遠く敷居が高そう・・・。
もっと小さなお祭や宴会の中でこんなのが有ったら・・・。
なんてちょっと思っていました・・・。
まずはその時の動画をご覧ください。
小沢さとさんはアラゲホンジでも太鼓&踊り&コーラスを担当するガチなアーティスト、また荒井康太氏も世界のパーカッションを習得してきて、最近はSUNDRUMという激烈パーカッションユニットにも参加しているガチな叩き手です。
この2人は東京都伊豆諸島出身で伝統音楽を世に紹介するために活動をしていたりします。
日本人なら誰でも生で聴いた経験のある和太鼓の音(この日の”浜見舞”は即興メインの回し太鼓で会場を唸らせていた)。
そして、スコットランドで修行して、伝統と最先端の融合に向かい合い、時には壁にぶつかりながらも日々戦うallyのバグパイプの即興メロディー。
この2つが歩み寄り出来あがった音は、今まで聴いた事のない強烈なものになっておりました。
CELTがどうの、日本の伝統音楽がどうのとか、そんなの後回しで良くて、我ら一般音楽リスナーは単純にこういう視覚&聴覚を通過したリアルな感動を欲しているのだなぁと。
久しぶりにヤバいの食らってしまいました・・・。
撮影している私の後ろや横から「ヤバい!」「これヤバい!」と叫んでいる連中も多く、動画ではヤバさ半減しておりますが、TWITTER等のSNSでは流れてしまうため、どこかに残しておきたいと思い本BLOG書いてみました。
「酒場音楽祭 VOL.5 レポート」と言いながら、メインのネタはこのコラボだったわけですが、やり遂げたご本人達もお互いを讃え合っていたのが見ていて感動しました。
こんな奇跡が「庄や」で起こっているというのもよく考えると笑えますが、良い事も悪い事も、いつどこで起こるか分からないもので、何というか一期一会だなぁと。
アーティストでもリスナーでも、酒と音を愛する者にとってこの”酒場音楽祭”というイベントは魅力的な存在だなぁと思います。
この日も昼の2時から夜の10時まで呑みっぱなしだったため、帰る時にはヘッドがかなりペインで参りました。
ご関心有る方は今後の開催情報を是非チェックしてみて下さい。
【おまけ】
”浜見舞”が登場という事で、東京の伊豆諸島というキーワードが有るのですが、これを書きながらふと思い出した小ネタを1発。
4,5年前だろうか、アラゲホンジを知るもっと前にたまたまYOU TUBEで見つけた八丈島の盆踊りの動画を思い出したので貼り付けます。
※八丈島 盆踊り「超高速マイムマイム」
これもBLOGには書かず、TIWITTERで書いてみたところいろんな人が衝撃を受けたようで、いろんな方が反応してました。
さらに、八丈島観光協会の方とかも反応してくれたりして、その辺りの情報によると八丈島の盆踊りでは「マイムマイム」は結構やるんだそうだ。
理由は謎・・・。
この動画は、有名な映像作家が八丈島に訪れた際に衝撃を受けて、改めて撮影をしに潜入して撮影・編集したものなんだとか。
なんつーか、東京って凄いなって思いますね(笑)
ランキング参加中。
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【以下は今までの"酒場音楽祭"で私が撮影してきた奇跡の動画達】
※「Once Upon A Time」 モッチェ永井&qimygo&ハラナツコ (Live at 酒場音楽祭)
※大工哲弘の「唐船ドーイ」でカチャーシー
※コロリダス&more 「秋田濃厚民族」
※松井文 「生活の柄」
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5〜7組が昼過ぎから夜21時くらいまでの間に次々とお座敷LIVEを繰り広げ、今までの出演アーティストの数は相当な数になっております。
本BLOGで紹介したアーティストだと、コロリダス、アラゲホンジ、ally、まさかの大工哲弘なんかも出演していて毎回とんでもない空気が流れるイベントになっています。
もちろん、その他にもギターやアコーディオンやキーボードの弾き語り系アーティスト、アコースティック編成バンドのいろんなタイプのアーティストが多数出演しております。
バンバンバザール主催の野外キャンプイベント”勝手にウッドストック”でも同じような光景を見る事ができますが、全アクト終了後はミュージシャンも酒を呑み、即興演奏が始まったりするのも魅力の1つ。
※【勝手にウッドストック 2011】 レポートはこちら
一番最近は、つい数日前の2014年2月22日に行われた”酒場音楽祭 VOL.5”でした。
フライヤーには5組。
直前で追加が有り、計6組のLIVEが組み込まれ、弾き語り、ステーィールパン楽団、美女3人組ユニット、和太鼓&舞いなどの様々な方向性のアーティストが宴会風LIVEを繰り広げました。
ぼんやり感じたのは、最近は今まで出演したアラゲホンジ、コロリダス、モッチェ永井の出演によって繋がったアーティストの集合だなぁと。
「笑っていいとも」のお友達紹介システム的に繋がり、そういうコネクションを経てるだけに、どのアーティストもこのステージのために特別な想いを抱いているというのも演奏中にビンビン伝わってくるのだけど、それに反して目の前のお客は掘りごたつで刺身やらホッケを突きなが焼酎を飲んでいたり、チビッコが走り回っていたりして、このギャップは他ではちょっと味わえない(笑)
こうして毎度のように酒と共にほのぼのと進み、この日の大トリは女性バグパイププレイヤーally。
居酒屋の座敷でバグパイプです・・・。
彼女も1年ぶり2回目の出演なのですが、今回の演奏では彼女が最近参加している16tonsの弦楽器コンビが乱入し感動的な演奏が繰り広げられ、何度かallyのプレイを見た中で一番涙を誘うもので、「この姉ちゃんハンパねぇな・・・」と今回改めて確認させられました。
持ち時間を終えて拍手が終わった後、目の前で見ていた私は「お願い!アンコールでもう1曲やって!」とお願いしてみたら、いつも全力で汗ダクのallyは「もう、無理やで・・・。死ぬで・・・。」というツラそうな表情を浮かべつつも、パイプを構えたのです。
その時、後方からこの日"浜見舞"の和太鼓として出演した荒井康太氏が「アリーさん!あんたアツいよ!俺たちと一緒に1曲やろうよ!」と声をかけ、その日の座敷LIVEの最後の曲として、ally(bagpipe) × 浜見舞(小澤さと&荒井康太)が実現したのでありました。
バウロンではなく日本の和太鼓とバグパイプ・・・。
カルロスヌニェスと鼓動が佐渡島でコラボったらしいが、大衆音楽とは程遠く敷居が高そう・・・。
もっと小さなお祭や宴会の中でこんなのが有ったら・・・。
なんてちょっと思っていました・・・。
まずはその時の動画をご覧ください。
小沢さとさんはアラゲホンジでも太鼓&踊り&コーラスを担当するガチなアーティスト、また荒井康太氏も世界のパーカッションを習得してきて、最近はSUNDRUMという激烈パーカッションユニットにも参加しているガチな叩き手です。
この2人は東京都伊豆諸島出身で伝統音楽を世に紹介するために活動をしていたりします。
日本人なら誰でも生で聴いた経験のある和太鼓の音(この日の”浜見舞”は即興メインの回し太鼓で会場を唸らせていた)。
そして、スコットランドで修行して、伝統と最先端の融合に向かい合い、時には壁にぶつかりながらも日々戦うallyのバグパイプの即興メロディー。
この2つが歩み寄り出来あがった音は、今まで聴いた事のない強烈なものになっておりました。
CELTがどうの、日本の伝統音楽がどうのとか、そんなの後回しで良くて、我ら一般音楽リスナーは単純にこういう視覚&聴覚を通過したリアルな感動を欲しているのだなぁと。
久しぶりにヤバいの食らってしまいました・・・。
撮影している私の後ろや横から「ヤバい!」「これヤバい!」と叫んでいる連中も多く、動画ではヤバさ半減しておりますが、TWITTER等のSNSでは流れてしまうため、どこかに残しておきたいと思い本BLOG書いてみました。
「酒場音楽祭 VOL.5 レポート」と言いながら、メインのネタはこのコラボだったわけですが、やり遂げたご本人達もお互いを讃え合っていたのが見ていて感動しました。
こんな奇跡が「庄や」で起こっているというのもよく考えると笑えますが、良い事も悪い事も、いつどこで起こるか分からないもので、何というか一期一会だなぁと。
アーティストでもリスナーでも、酒と音を愛する者にとってこの”酒場音楽祭”というイベントは魅力的な存在だなぁと思います。
この日も昼の2時から夜の10時まで呑みっぱなしだったため、帰る時にはヘッドがかなりペインで参りました。
ご関心有る方は今後の開催情報を是非チェックしてみて下さい。
【おまけ】
”浜見舞”が登場という事で、東京の伊豆諸島というキーワードが有るのですが、これを書きながらふと思い出した小ネタを1発。
4,5年前だろうか、アラゲホンジを知るもっと前にたまたまYOU TUBEで見つけた八丈島の盆踊りの動画を思い出したので貼り付けます。
※八丈島 盆踊り「超高速マイムマイム」
これもBLOGには書かず、TIWITTERで書いてみたところいろんな人が衝撃を受けたようで、いろんな方が反応してました。
さらに、八丈島観光協会の方とかも反応してくれたりして、その辺りの情報によると八丈島の盆踊りでは「マイムマイム」は結構やるんだそうだ。
理由は謎・・・。
この動画は、有名な映像作家が八丈島に訪れた際に衝撃を受けて、改めて撮影をしに潜入して撮影・編集したものなんだとか。
なんつーか、東京って凄いなって思いますね(笑)
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※「Once Upon A Time」 モッチェ永井&qimygo&ハラナツコ (Live at 酒場音楽祭)
※大工哲弘の「唐船ドーイ」でカチャーシー
※コロリダス&more 「秋田濃厚民族」
※松井文 「生活の柄」
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