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2013年12月1日に行われた『Salud!!』Vol.23。

な、な、なんと!

ゲストDJであるebitaさん(Radiochango JP)がセットリストを送ってくれました!

古いスペイン歌謡RumbaCatalana(ルンバ・カタラーナ)な濃厚な25分間!

アツい!


OPEN〜 大将 (神SELECT)
15:20〜 エビチリ (Latin) 
15:50〜 wtnb (gokunama)
16:20〜 松井文(投げ銭ミニLIVE)
16:50〜 トモヒロ(World Vintage)
17:20〜 IB(Irish / Celt)
17:50〜 Johnsons Motorcar(投げ銭LIVE)
18:50〜 da!k!(Punk&Brasil&more)
19:20〜 Ebita&Rumbicho(RumbaCatalana&古いSpain歌謡 from radiochango jp)
19:45〜 長谷川賢司(World Mix from 新世界)
20:30〜 KONPEX(ゴッタ煮アゲアゲ)




「結局のところルンバ・カタラーナって「歌謡曲」なので、ルンバを掘り下げるうちに歌謡曲に辿りついてしまいました。スペインの歌謡曲の始まりは、40年代にフラメンコから派生した「コプラ」と言われています。その後英米からのポップスやロックが流入したことでコプラは衰退してしまうのですが、フラメンコ的な歌謡曲は60年代末から「ルンバ」として 蘇って、現在に至っています。やっぱり、たくさんの人を惹き付けた歌というのは、時が過ぎても色褪せないんですよね。ということで、今回は「スペインの歌謡曲」をテーマに選曲してみました。」 from ebita



1.Por Culpa Tuya / Nino Bravo
色気たっぷりで艶っぽい歌声が素晴らしいニノ・ブラーボ 。自動車事故で28歳という若さで亡くなったのが本当に残念です。ゴージャスなオーケストラに負けない圧倒的な声量が気持ちのいい一曲。







2.Ni Mas Ni Menos / Los Chichos
ルンバ歌謡の王ロス・チチョスの代表曲。べたべたなフォーンセクションと無駄に音数が多いところがたまりません。なにをやってもあか抜けないのが彼らの最大の魅力でしょう。







3.Amor A Todo Gas / Peret
同名の主演映画の挿入曲。先日ペレが結構微妙なラテンとルンバ・カタラーナの違いについて「ラテンが天に向かう一方で、ルンバは地に向かう」と説明していました。随分抽象的な説明なのですが、このラテンぽいアレンジの曲を聴くと、そこにヒターノ特有のグルーブ感があるのが、なんとなくわかりますよね。







4.A La Pelota / Dolores Vargas "La Terremoto"
そのヒターノのグルーブ感を最も得意としたのが、「ラ・テレモト(地震)」の異名を持つドロレス・バルガスです。まさに地を揺るがすような歌声が生み出すグルーブが最高! ちなみに Achili Funkという呼び名の元になったのは彼女の『Achilipu』という楽曲です。







5.En Casa De Pepe / Los Amaya
パーカッションとパルマの組み合わせがとっても上手なロス・アマヤ。踊れるルンバを演奏させたら彼らの右に出るものはいないかも。今回はスパニッシュギターが鳴り響く、フラメンコ色が濃いものを選んでみました。

※YOU TUBE LINK (著作権上の問題で日本では見れず・・・ 残念・・・ こういう事も有るのか・・・)





6. Mestre Peret / La Malaga
こちらはPVを見ればわかるように、ルンバの王様ペレへのオマージュとなっています。メスティサへ・ルンバを中心に演奏する若いグループが多い中で、オーセンティックなルンバをきっちりと演奏しているラ・マラガ。個人的に一番注目しているバンドです。







7. La Prima De Riesgo / La Troba Kung-Fu
ラ・トロバ・クンフーの新譜から一曲。曲自体は典型的なルンバで、ジョアン・ガリーガもそれに合せた歌い方をしているのですが、アコーディオンとクラリネットの組み合わせによって、新しいサウンドに仕上げているのがさすが。







8. Tequila / Juncal y sus Calistros
お馴染みのThe Champsの『テキーラ』のルンバ・カバーなのですが、初めて聞いたときには衝撃を受けました 。ブラジルっぽいリズムとさわやかな「パッパラー」のコーラスが絶妙なバランスで混ざり合って、紛れもないルンバになっているという奇跡の一曲。







9. Muchacho Barrigon / Antonio Gonzalez
ベネズエラのピアニストRay Perezのサルサの曲を、ペスカイーリャことアントニオ・ゴンサレス&ローラ・フローレス夫妻がカバー。『太鼓腹の少年』というタイトルに象徴されるナンセンスな歌詞を、真剣に歌い上げる3人のボーカルの競演が素晴らしい!







10. El porompompero / Manolo Escobar
最後は10月24日にこの世を去ったマノロ・エスコバルへのオマージュ。彼はヒターノではないのですが、ヒターノ性を全面に打ち出して、コプラの名手と呼ばれるようになりました。スパニッシュギター(なんと3本!)に哀愁漂うメロディーと、まさにスペイン歌謡曲の見本のような一曲です。








以上です。




EbitaさんもSalud!!中はいろいろな方とお話したそうですが、自称フランス音楽好きな男に話しかけられたそうで、フランスのレゲエバンドDub Incをオススメしたそうです。Ebitaさんから「是非この機会に紹介してあげて欲しい」という事でYOU TUBE LINKを貼っておきます。



「アフリカ系とアラブ系というツインボーカルの掛け合いが素晴らしく、ティケンやアマジーグとのコラボもあるので、Salud!!周辺の人は絶対好きだと思う。こちらはフリーダウンロードできるミックス音源です。」 from ebita



※『Salud!!』Vol.7(2009年12月出演時) セットリスト(ebitaバージョン)


※ebitaさんのルンバなBLOG:Cala Rumba Nipona









そして、そこのWORLD MUSIC好きあなた!
酒、飲んでますか〜????
サルーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!



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