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もはや「終わった感」が否めない本BLOG。
残せるモノは残さねばと重い腰を上げて書いてみます。
富山県で毎年行われている「SUKIYAKI MEETS THE WORLD 2013」に行って来ました。
※SUKIYAKI MEETS THE WORLDのオフィシャルHPはこちら
2日間分を2回に分けてレポート!
前半(初日)分をバスン!!
ぶっちゃけ、さすがにフジロックも飽きてきたので、2013年はFUJI ROCKへ行かず、橋の下世界音楽祭と、このSUKIYAKI MEETS THE WORLDへ行こうと決めていました。
我ながら、この辺のセレクトセンスの能力は長けていると思っているので、貴重な体験ができたいう結果には、自分のセンスに感謝しております。
SUKIYAKIは、ここ数年だと、Amazigh Kateb(アマジーグカテブ)、そしてGnawa Diffusion (グナワ・ディフュージョン)の出演で個人的な注目度は一気に上がったのですが、実は第1回目の開催は1991年(平成3年)で今年2013年で何と23回目の開催という歴史有るイベント。
さりげなく凄いアーティストを呼んでいるのですが、2000年にはBuena Vista Social Clubまで呼んでしまっているという・・・。
「SUKIYAKI」というと坂本九の「上を向いて歩こう」の外国での曲名として知られてますが、さすがに最近では日本では古い感じもしますが、それがまた良いですね。
世界にアピールしてるというイメージも生んでます。
※WIKIPEDIA:SUKIYAKIについて
2011年からは「SUKIYAKI TOKYO」と題して、富山県で開催した後に出演者が東京で3日間に渡って小箱で単独公演を行い、言ってみれば富山まで行かなくてもLIVEは観れるようになっていたりします。
富山県なんて親戚が居るわけでもなく、行く機会は無いであろうというのもあって、観光気分で行く事を決めました。
今年の出演者は・・・
OLIVER MTUKUDZI & THE BLACK SPIRITS (Zimbabwe)
UKANDANZ (Ethiopia / France)
MARIANA BARAJ MEETS DOS ORIENTALES (Argentina / Uruguay /Japan )
ANTONIO LOUREIRO (Brazil)
PUNTIGAM,MATCHUME ZANGO & サカキマンゴー(Austria / Mozambique /Japan)
笹久保 伸 (Japan / Peru)
滞空時間(Japan /Bali)
ヨシダダイキチ & MAMADOU DOUMBIA (Japan/Mali)
アラゲホンジ(Japan)
CHANG JAEHYO (Korea)
廣瀬 拓音 (Japan)
BAQUEBA(Japan/Brazil)
SUKIYAKI STEEL ORCHESTRA (Japan/Sukiyaki)
SALAAM ALEIKUM! (Japan/Sukiyaki)
スキヤキ親指ポロリンズ (Japan/Sukiyaki)
DENPUN (Japan/Toyama)
森田 潤 (Japan)
半分位は日本のアーティストですね。
個人的に絶対に見逃がしてはならないと思ったのは上から4つ目までの4組。
後は気力と酔っぱらい具合で決めようという、緩い気合で臨みました。
開催期間は8月23日(金)〜25日(日)の3日間で、私は土日のみの参加。
土曜日の朝、東京を新幹線で出発、越後湯沢で途中下車してへぎ蕎麦屋の名店「しんばし」で、蕎麦と天ぷらと日本酒を摂取しつつ富山へ向かいます。

最寄りの福野駅に着いたのは18時過ぎ。

人通りはほぼ無い駅前の通りを歩いていると「本当にこんなところでイベントがやっているのだろうか」と不安になってきますが、道端には一定間隔で旗が飾られており一安心。


なんせ、初めて行くものでステージの場所が分からない・・・。
受付を済まし、付近をウロウロしてても始まっているはずの野外ステージの音が聴こえてこないという・・・。
土曜日はSUKIYAKI STEEL ORCHESTRA → PUNTIGAM,MATCHUME ZANGO & サカキマンゴー → UKANDANZが野外ステージでLIVEだったですが、その会場となる野外ステージは受付から数百メートル離れた公園?広場?でやっているとの事。
コンビニでビール買って、呑みながら会場に向かいます。
「会場内は一切撮影禁止」という強めの警告にビビり、ほとんど写真は撮ってないのですが、なんか撮影NGの大きな理由が有ったのだろうか・・・。
アーティストを撮るのはNGってのは分かるけど、スポンサーの名前拡散NG?
んなわけないよな・・・。
ステージはFUJI ROCKで言うとFIELD OF HEAVEN、ORANGE COURTと同じ位、またはそれより少し小さい位かな。
予想よりはしっかりした立派なステージでした。
ステージ前はスタンディングゾーンで、若者中心に集まっています。
ステージ前は人数的には100人〜200人程度だったと思います。
その後方には近所のお祭の本部テントのような4つ足&白カバーのテントがたくさん並べられ、その下には長テーブルとパイプ椅子がセッティングされ、おそらく地元のご年配やファミリー客がFOODコートで買ったビールや食べ物を並べビアガーデン形式でイベントを楽しんでいる模様。
子供は走り回り、おっちゃんは枝豆にビールで気持ち良さそう。
「近所の催し物に行ってみたら、和風なお祭ではなく、WORLD MUSIC FESだった」、そんなイメージで、ちょっと不思議な光景にも感じました。
その時ステージで演奏していたのはSUKIYAKI STEEL ORCHESTRAで、地元のスティールパン楽団だそうです。
20年以上の歴史を持つSUKIYAKI MEETS THE WORLDの企画だそうで、子供の頃からスティールパンを叩いていたメンバーなんだそうで、そりゃあ自然に上手くなってしまいますよね・・・。
今年は横浜スティールパンフェスタにもSUKIYAKI STEEL ORCHESTRAとして出演しており、クオリティーは凄く高かったです。
「子供の頃から親の影響で和太鼓叩いたり神輿を担ぐ」なんて風景は日本中にありますが、「子供の頃から近所のWORLD MUSIC FESの影響でスティールパン叩く」ってのは日本でもここだけなんじゃなかろうか・・・。
FES感ムンムンのスティーパンバンドのLIVEも終わり、20分程度時間を置いて始まったのがPUNTIGAM,MATCHUME ZANGO & サカキマンゴー。
サカキマンゴー氏は2006年からSUKIYAKIとどっぷり絡んでいるそうで、今回はUNTIGAMとMATCHUME ZANGOの2人とのジョイントLIVE。
SUKIYAKI開催の数日前から現地入りしてこの日のために音を作り上げて来たんだそうだ。
アフリカはモザンビークで結成されたオーストリア出身のトロンボーン&巻貝奏者ヴェルナーと、打楽器、木琴、スティールドラム、親指ピアノ奏者でもあるマチュメの2人にサカキマンゴーがドッキング。
非常に実験的な音で、近所のおじちゃんおばちゃんには少々難解だと思えるけど、これを聴く機会は二度とこのイベントでは無いと考えると貴重な時間ではありますね。
そして、この日のトリはエチオピア人のVOにフランス人チームのバックバンドで結成されたUKANDANZ(ユーカンダンツ)。

実行委員長である橋本さんのMCでは「皆さん踊る準備はいいですか?」みたいな振り。
個人的にも楽しみにしていたアクトで、ステージ前に移動し、ステージ凝視。
演奏時間は70〜80分くらいはやったんではなかろうか。
一部では「エチオピアのFISHBONEか!?」なんて言われたりしてます。
サラーム海上さんの書籍や、一部のタワレコでは紹介されてはいましたが、まだまだ日本では知られていないバンドですね。
エチオピアの音楽聴いた方なら分かるかと思いますが、歌い手のヴィヴラートが効いたエモーショナルヴォイスが強烈で、何なら笑えてくるレベル。
ドラムは変拍子バキバキ、耳にこびり付くSAXのフレーズ、ステージ上で暴れまくるメンバーは明らかに「今まで生で観た事のないタイプの音楽」でした。
ノリ、曲調はROCKベースなので、聴いているとじっとしていられないものが有り、近所のおじちゃんもピョンピョン飛び跳ねてたのが印象的でした(笑)
21時過ぎころまでLIVEをやって、この時点で野外ステージは終了。
"SEMA" (Ethiosonic) Video Clip by uKanDanZ
ちなみに、このステージを観るチケットが「前売2,500円 当日3,000円 高校生以下無料」也。

この後は、飯を食ったり、物販見たりしてウダウダしておりました。
ヘリオスという公共施設内の喫茶店内がクラブステージになっており、23時からのアラゲホンジを観ます。
歴史有るこのSUKIYAKI、端っこの喫茶店ステージとは言え、ギュッと絞られたコアなキャスティングにアラゲホンジが入った事はめでたい事であります。
「今年はSUKIYAKIに行くんだい!」と決めていたら、アラゲホンジの出演も発表されてラッキー丸出しです。
このLIVEが始まる前までに、「アラゲホンジを初めて見る」という知り合いに何人か遭遇しました。

↑はSalud!! / SunDay Jump! のDJであるIB(オーガニックラジオ)
SUKIYAKIのボランティアスタッフや、某ライターさん、以前Salud!!でお会いした新潟県長岡市のオダさんなど。
LIVE後、みんな口を揃えて「アラゲホンジすげー良かった!」「CDよりもLIVEの方が良かった!」などの声が聞けて安心しました。
さて、ステージに立つアラゲホンジは気合入ってた模様。
VOの齋藤氏はいつも通りの無表情&COOLなMCで「写真撮影したらダメってなってるようですが、僕らの事はガンガン撮っても良いですからね。」と言ってしまいました。
SUKIYAKIの歴史に名を刻んだ証を是非みんなにも共有して欲しいってことだね。

LIVE後に齋藤さんと話す機会が有ったので聞いてみた。
「やっぱSUKIYAKIって事で特別な気持ちが生まれるんけ?」と。
齋藤さんは「イベントによってテンションは変えずいつも全力のつもりだけど、SUKIYAKIはちょっといつもと違う気持ちになったで!」と言って私の唇を奪いました・・・。
多分、あの会場では、アラゲホンジのLIVEを初めて見るというお客だらけだったと思う。
序盤はみんな様子見、品定め的な感じです。
でも、演奏時間が経てば経つほど、徐々に引き込まれて行くんですよね。
これは、私が初めてアラゲホンジのLIVEを見た時もそうでした。
最初は「うわっ!民謡ROCKって!ダサッ!」って感じで見てても、最後は引き込まれてしまうという。
この日もまさに会場全体がそういう感じ。
後半は踊る人がどんどん増えて来て、みんな気付けばハートを掴まれてしまっているという。
それにはメンバーの誰がどうとかではなく、1人1人の魅力がお客に届いているのだね。
とか言いながら、「サコ&サト」メインで動画を撮ってみました。
↓↓↓クリックすると動画閲覧画面へ飛びます

アラゲホンジ観る前に、私が観たLIVEはUkandanzだったんだけど、ROCKとご当地音楽の融合という事で良い意味でカブってる感じを受けたんですが、アラゲホンジのLIVE終了後にはUkandantzのメンバーがアラゲホンジメンバーに歩み寄って「お前ら最高!今度セッションしようぜ!」みたいな感じで話しかけてたのが印象的でした。
この喫茶店はクラブステージで、アラゲホンジの前にヨシダダイキチ&ママドゥ・ドゥンビアのLIVEも有りつつ「前売2,500円 当日3,000円」也。
土曜日はこうして24時に終了。
臨時バスに40分程度揺られ、宿に戻り受付を通過し、部屋に戻って鏡を見ると、額にはTの白文字ペイントが・・・
アラゲホンジのマネージャーに書かれた魔法のT・・・
2日目レポートにつづく・・・
ランキング参加中。
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我ながら、この辺のセレクトセンスの能力は長けていると思っているので、貴重な体験ができたいう結果には、自分のセンスに感謝しております。
SUKIYAKIは、ここ数年だと、Amazigh Kateb(アマジーグカテブ)、そしてGnawa Diffusion (グナワ・ディフュージョン)の出演で個人的な注目度は一気に上がったのですが、実は第1回目の開催は1991年(平成3年)で今年2013年で何と23回目の開催という歴史有るイベント。
さりげなく凄いアーティストを呼んでいるのですが、2000年にはBuena Vista Social Clubまで呼んでしまっているという・・・。
「SUKIYAKI」というと坂本九の「上を向いて歩こう」の外国での曲名として知られてますが、さすがに最近では日本では古い感じもしますが、それがまた良いですね。
世界にアピールしてるというイメージも生んでます。
※WIKIPEDIA:SUKIYAKIについて
2011年からは「SUKIYAKI TOKYO」と題して、富山県で開催した後に出演者が東京で3日間に渡って小箱で単独公演を行い、言ってみれば富山まで行かなくてもLIVEは観れるようになっていたりします。
富山県なんて親戚が居るわけでもなく、行く機会は無いであろうというのもあって、観光気分で行く事を決めました。
今年の出演者は・・・
OLIVER MTUKUDZI & THE BLACK SPIRITS (Zimbabwe)
UKANDANZ (Ethiopia / France)
MARIANA BARAJ MEETS DOS ORIENTALES (Argentina / Uruguay /Japan )
ANTONIO LOUREIRO (Brazil)
PUNTIGAM,MATCHUME ZANGO & サカキマンゴー(Austria / Mozambique /Japan)
笹久保 伸 (Japan / Peru)
滞空時間(Japan /Bali)
ヨシダダイキチ & MAMADOU DOUMBIA (Japan/Mali)
アラゲホンジ(Japan)
CHANG JAEHYO (Korea)
廣瀬 拓音 (Japan)
BAQUEBA(Japan/Brazil)
SUKIYAKI STEEL ORCHESTRA (Japan/Sukiyaki)
SALAAM ALEIKUM! (Japan/Sukiyaki)
スキヤキ親指ポロリンズ (Japan/Sukiyaki)
DENPUN (Japan/Toyama)
森田 潤 (Japan)
半分位は日本のアーティストですね。
個人的に絶対に見逃がしてはならないと思ったのは上から4つ目までの4組。
後は気力と酔っぱらい具合で決めようという、緩い気合で臨みました。
開催期間は8月23日(金)〜25日(日)の3日間で、私は土日のみの参加。
土曜日の朝、東京を新幹線で出発、越後湯沢で途中下車してへぎ蕎麦屋の名店「しんばし」で、蕎麦と天ぷらと日本酒を摂取しつつ富山へ向かいます。

最寄りの福野駅に着いたのは18時過ぎ。

人通りはほぼ無い駅前の通りを歩いていると「本当にこんなところでイベントがやっているのだろうか」と不安になってきますが、道端には一定間隔で旗が飾られており一安心。


なんせ、初めて行くものでステージの場所が分からない・・・。
受付を済まし、付近をウロウロしてても始まっているはずの野外ステージの音が聴こえてこないという・・・。
土曜日はSUKIYAKI STEEL ORCHESTRA → PUNTIGAM,MATCHUME ZANGO & サカキマンゴー → UKANDANZが野外ステージでLIVEだったですが、その会場となる野外ステージは受付から数百メートル離れた公園?広場?でやっているとの事。
コンビニでビール買って、呑みながら会場に向かいます。
「会場内は一切撮影禁止」という強めの警告にビビり、ほとんど写真は撮ってないのですが、なんか撮影NGの大きな理由が有ったのだろうか・・・。
アーティストを撮るのはNGってのは分かるけど、スポンサーの名前拡散NG?
んなわけないよな・・・。
ステージはFUJI ROCKで言うとFIELD OF HEAVEN、ORANGE COURTと同じ位、またはそれより少し小さい位かな。
予想よりはしっかりした立派なステージでした。
ステージ前はスタンディングゾーンで、若者中心に集まっています。
ステージ前は人数的には100人〜200人程度だったと思います。
その後方には近所のお祭の本部テントのような4つ足&白カバーのテントがたくさん並べられ、その下には長テーブルとパイプ椅子がセッティングされ、おそらく地元のご年配やファミリー客がFOODコートで買ったビールや食べ物を並べビアガーデン形式でイベントを楽しんでいる模様。
子供は走り回り、おっちゃんは枝豆にビールで気持ち良さそう。
「近所の催し物に行ってみたら、和風なお祭ではなく、WORLD MUSIC FESだった」、そんなイメージで、ちょっと不思議な光景にも感じました。
その時ステージで演奏していたのはSUKIYAKI STEEL ORCHESTRAで、地元のスティールパン楽団だそうです。
20年以上の歴史を持つSUKIYAKI MEETS THE WORLDの企画だそうで、子供の頃からスティールパンを叩いていたメンバーなんだそうで、そりゃあ自然に上手くなってしまいますよね・・・。
今年は横浜スティールパンフェスタにもSUKIYAKI STEEL ORCHESTRAとして出演しており、クオリティーは凄く高かったです。
「子供の頃から親の影響で和太鼓叩いたり神輿を担ぐ」なんて風景は日本中にありますが、「子供の頃から近所のWORLD MUSIC FESの影響でスティールパン叩く」ってのは日本でもここだけなんじゃなかろうか・・・。
FES感ムンムンのスティーパンバンドのLIVEも終わり、20分程度時間を置いて始まったのがPUNTIGAM,MATCHUME ZANGO & サカキマンゴー。
サカキマンゴー氏は2006年からSUKIYAKIとどっぷり絡んでいるそうで、今回はUNTIGAMとMATCHUME ZANGOの2人とのジョイントLIVE。
SUKIYAKI開催の数日前から現地入りしてこの日のために音を作り上げて来たんだそうだ。
アフリカはモザンビークで結成されたオーストリア出身のトロンボーン&巻貝奏者ヴェルナーと、打楽器、木琴、スティールドラム、親指ピアノ奏者でもあるマチュメの2人にサカキマンゴーがドッキング。
非常に実験的な音で、近所のおじちゃんおばちゃんには少々難解だと思えるけど、これを聴く機会は二度とこのイベントでは無いと考えると貴重な時間ではありますね。
そして、この日のトリはエチオピア人のVOにフランス人チームのバックバンドで結成されたUKANDANZ(ユーカンダンツ)。

実行委員長である橋本さんのMCでは「皆さん踊る準備はいいですか?」みたいな振り。
個人的にも楽しみにしていたアクトで、ステージ前に移動し、ステージ凝視。
演奏時間は70〜80分くらいはやったんではなかろうか。
一部では「エチオピアのFISHBONEか!?」なんて言われたりしてます。
サラーム海上さんの書籍や、一部のタワレコでは紹介されてはいましたが、まだまだ日本では知られていないバンドですね。
エチオピアの音楽聴いた方なら分かるかと思いますが、歌い手のヴィヴラートが効いたエモーショナルヴォイスが強烈で、何なら笑えてくるレベル。
ドラムは変拍子バキバキ、耳にこびり付くSAXのフレーズ、ステージ上で暴れまくるメンバーは明らかに「今まで生で観た事のないタイプの音楽」でした。
ノリ、曲調はROCKベースなので、聴いているとじっとしていられないものが有り、近所のおじちゃんもピョンピョン飛び跳ねてたのが印象的でした(笑)
21時過ぎころまでLIVEをやって、この時点で野外ステージは終了。
"SEMA" (Ethiosonic) Video Clip by uKanDanZ
ちなみに、このステージを観るチケットが「前売2,500円 当日3,000円 高校生以下無料」也。

この後は、飯を食ったり、物販見たりしてウダウダしておりました。
ヘリオスという公共施設内の喫茶店内がクラブステージになっており、23時からのアラゲホンジを観ます。
歴史有るこのSUKIYAKI、端っこの喫茶店ステージとは言え、ギュッと絞られたコアなキャスティングにアラゲホンジが入った事はめでたい事であります。
「今年はSUKIYAKIに行くんだい!」と決めていたら、アラゲホンジの出演も発表されてラッキー丸出しです。
このLIVEが始まる前までに、「アラゲホンジを初めて見る」という知り合いに何人か遭遇しました。

↑はSalud!! / SunDay Jump! のDJであるIB(オーガニックラジオ)
SUKIYAKIのボランティアスタッフや、某ライターさん、以前Salud!!でお会いした新潟県長岡市のオダさんなど。
LIVE後、みんな口を揃えて「アラゲホンジすげー良かった!」「CDよりもLIVEの方が良かった!」などの声が聞けて安心しました。
さて、ステージに立つアラゲホンジは気合入ってた模様。
VOの齋藤氏はいつも通りの無表情&COOLなMCで「写真撮影したらダメってなってるようですが、僕らの事はガンガン撮っても良いですからね。」と言ってしまいました。
SUKIYAKIの歴史に名を刻んだ証を是非みんなにも共有して欲しいってことだね。

LIVE後に齋藤さんと話す機会が有ったので聞いてみた。
「やっぱSUKIYAKIって事で特別な気持ちが生まれるんけ?」と。
齋藤さんは「イベントによってテンションは変えずいつも全力のつもりだけど、SUKIYAKIはちょっといつもと違う気持ちになったで!」と言って私の唇を奪いました・・・。
多分、あの会場では、アラゲホンジのLIVEを初めて見るというお客だらけだったと思う。
序盤はみんな様子見、品定め的な感じです。
でも、演奏時間が経てば経つほど、徐々に引き込まれて行くんですよね。
これは、私が初めてアラゲホンジのLIVEを見た時もそうでした。
最初は「うわっ!民謡ROCKって!ダサッ!」って感じで見てても、最後は引き込まれてしまうという。
この日もまさに会場全体がそういう感じ。
後半は踊る人がどんどん増えて来て、みんな気付けばハートを掴まれてしまっているという。
それにはメンバーの誰がどうとかではなく、1人1人の魅力がお客に届いているのだね。
とか言いながら、「サコ&サト」メインで動画を撮ってみました。
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アラゲホンジ観る前に、私が観たLIVEはUkandanzだったんだけど、ROCKとご当地音楽の融合という事で良い意味でカブってる感じを受けたんですが、アラゲホンジのLIVE終了後にはUkandantzのメンバーがアラゲホンジメンバーに歩み寄って「お前ら最高!今度セッションしようぜ!」みたいな感じで話しかけてたのが印象的でした。
この喫茶店はクラブステージで、アラゲホンジの前にヨシダダイキチ&ママドゥ・ドゥンビアのLIVEも有りつつ「前売2,500円 当日3,000円」也。
土曜日はこうして24時に終了。
臨時バスに40分程度揺られ、宿に戻り受付を通過し、部屋に戻って鏡を見ると、額にはTの白文字ペイントが・・・
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