
◆イベント概要◆
開催日時:3月8日(木)〜9日(金) 開場18:00 / 開演20:00
会場:CAY(スパイラルB1F) http://www.spiral.co.jp/a_map/index.html
東京都港区南青山5-6-23
料金:前売 3.000円 / 当日 3.500円 【税込 / 飲食代別途】
出演:つるとかめ
ゲスト:林立夫 / ASA-CHANG / 坂田学 / 伊藤大地
こんなイベント知ってました?
行ったった。
この「青山民謡酒場」という単語を知ったのは昨年。
単純に、お洒落TOWN青山に、民謡の流れる居酒屋が出来たのだと思っておりました。
どうやら、そういう事ではなく、イベントの名前らしい。
そもそも「民謡」とは何さ。
Wikipediaによると、「特定の国や地域において、主に口承によって伝わってきた伝統的な歌唱曲。民族音楽の一種。民謡の中には、童歌(わらべうた)や子守唄など子供向きのものも多い。」
※「民謡」とは(Wikipedia)
お爺ちゃんお婆ちゃんの娯楽、はたまた田舎の行事、お洒落な若者には縁遠いもの、そんなポジショニングだと思って居る方も多いでしょうし、私もそのうちの1人であった。
何をキッカケなのかはよく分からないけど、その昔、RUSTICという音楽に興味を持った時にバンジョーやアコーディオンのカッコ良さを感じ、さらには沖縄音楽のカチャーシーにはLATIN(SKA)を感じた記憶は一応有ったりもする。
きっと、いろいろな音楽を聴いて来たからこそ、興味を持ったというザックリとした感覚しか発言出来ない。
そんな微妙な感覚に「なるほどねぇ」と頷かせてくれたのが、この「青山民謡酒場」でターンテーブルの中から民謡を繋ぐという、見方によっては滑稽とも言えるDJを担当したグローカル番長こと大石始氏の記事である。
※特集:大石始 presents 新しい民謡の夜明け(from CD Journal)
この記事の後半に出てくる「つるとかめ」が中心となって行われているのが『青山民謡酒場』なのだ。
なんと5回目の開催。
今回は木金の2日間開催で、私は金曜日にお邪魔した。

場所は青山のCayで、着席スタイルのイベント。
行ってみるまでどういうものなのか分からず、取りあえず会場にINすると、「つるとかめ」のお知り合い、または民謡大好きなマダム達がテーブル席を占領。
若造は自動的に後方でスタンディング民謡酒場になってしまいました。
DJブースでは大石始氏が次々と民謡をかける。
遠くから見ていたけど、アナログ7インチとかイジっております。
ブース脇にはDISCOS FUETESのダンボール箱にいっぱいCD詰め込んでるし。
隠れたお洒落ならぬ、隠れグローカル。
音量が小さく、DJというよりはゆるいBGMという感じで、ご歓談TIMEをほどよく演出です。
もっと爆音で聴ければ最高だったんだけどなぁ…
時間が経つにつれ、若造ゾーンには順調にスタンディング客が増えてきております。
そしてスタートした、津軽三味線の第一人者・澤田勝秋と、民謡界屈指の視野を持つ木津茂理のふたりからなる「つるとかめ」のLIVE。
東北弁ばりばりの澤田さんはしゃべる度に客を笑わせ、曲が始まれば三味線のピンと張った弦を弾き、ボディに当たるバチの音が何とも言い難い快感を生み出す・・・。
一言で言うのならば、かっこいいのだ。
2人でしばらく演奏した後は林立夫、ASA-CHANG、坂田学、伊藤大地の4人の打楽器が加わり民謡セッション。
各パートにメインをやらせながら、青山のお洒落CAFEはまさに民謡酒場と化す。
後半は全国各地の民謡を奏で、アンコールまで行いつつ「民謡LIVE」という形の出来上がり。
最後はみんなで立ち上がって踊りだすのかなと思っていたけど、そこまでは行かないプライドの高い青山マダム達の大きな拍手で終了です。
ちなみに、前日の木曜日は細野晴臣が飛び入り参加したそうですよ。
今後、多方面で化学反応を呼び起こしそうな匂いのする注目イベントなのであります。
どうやら定期的に行われるようなので、気になる方はぜひ。
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※つるとかめ(澤田勝秋 木津茂理)New Year Live 2011@晴れたら空に豆まいて
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