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『Mariachi El Bronx』
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石ちゃんに、「まいうー」とむりやり言わそうとする素人、あれはイラっと来るよね〜。
では、淡々とレビュー。
メキシコのMARIACHI(マリアッチ)に着目したバンド、Mariachi El Bronx(マリアッチ・エル・ブロンクス)。
上のジャケは2009年リリースのデビューアルバム『Mariachi El Bronx』。
全曲視聴サイトは見つからず・・・
その代わり、YOU TUBE LINKたくさん貼ったんでお暇な方は見て行って下さい。
※Mariachi El BronxのオフィシャルHPはこちら

そそられる名前なわけですが、メキシコのバンドではなく、アメリカのPUNK ROCK系バンドThe Bronxのスピンオフ的なバンド。
いや、スピンオフというか、ガチの別ユニットなんじゃないかとも思います。
日本に居てもテレビ等で聴く機会がたまに有り、そそられてしまう方も多いと思いますが、Mariachi(マリアッチ)とはジャンルの事ではなく、楽団の形態の事だそうです。
そういうのって割とよく有りますよね。
シャンソンとはフランスではジャンルの事ではなく「歌」の事を指すとか、ブラジルのAXE(アシェー)もジャンルの名前では無いと言いますし。
メンバー写真を見たところ、6〜7人がオフィシャルメンバーのようですが、クレジットを見るとたくさんのミュージシャンが参加しておりまして、そのなかにはLos LobosのDavid Hidalgoの名も。
ちなみに、本作ではDavid Hidalgoはギターで全面参加しているそうです。
そもそも、The Bronxってのが既に名のあるバンドらしく、嘗ては「2003年要注目新人バンドのひとつ」と米ローリング・ストーン誌に絶賛された程で、SUMMER SONICにも出演した事があるんだそうだ。
まあ、私はThe Bronxは聴いた事ないんですが、YOU TUBE見る限りではこれはこれで個人的に大好物系なわけです。
そんなイカしたROCKなバンドがエレキ楽器をアコースティックな楽器に持ち替えてメキシコ伝統音楽を奏でるという・・・。
衣装もキマってるし、元々のROCK魂を持ちながら伝統音楽に手を出すという流れにワクワクしてしまいますね。
大小のアナログ弦楽器にバイオリンにホーンまで入った編成で、曲によってはドラムが入ったり、パーカッションで抑え目にしたりと本格的な演奏。
何よりカッコイイのが、しゃがれたヴォーカルと、哀愁溢れる泣きのメロディーが最高。
エレキギターのディストーションは使わず、スローテンポな曲が多いにも関わらず、ROCKな魂が見え隠れるところにヤングジェネレーションなWORLD MUSICファンはハートを掴まれてしまう事でしょう。
よく中古CD屋でゴロゴロしているMariachi Vargas。
生で見るとおもしろそうだけど、CDで聴くとさすがにちょっと渋いんですよね・・・
そんな方にピッタリカンカンな聴きやすい1枚。
新譜も出ているそうなので、進化系をチェックしたい方は2ndをチェックという感じで。
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※本アルバム1曲目に収録の「Cell Mates」(PV)
かっこいいだね。映像効果も凝ってるし、酒場音楽って感じ。
※本アルバム5曲目に収録の「Sleepwalking」(音だけ)
※本アルバム6曲目に収録の「Silver Or Lead」(音だけ)
※本アルバムの7曲目に収録の「Slave Labor」(アコースティックLIVE演奏)
※本アルバム9曲目に収録の「Holy」(PV)
※本アルバム10曲目に収録の「My Brother The Gun」(LIVE映像)
※ちなみにThe Bronxはこういうバンド 「They Will Kill Us All (Without Mercy)」
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