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『Hush』
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どっかで聞いて、「へ〜、うまいこと言うね〜」となった言葉。
女性:「10代〜20代前半は見た目で恋をする」「20代後半はハートで恋をする」「30代は子供を産む願望で子宮で恋をする」・・・上から下へ
男性:「10代〜20代前半は下半身(性欲)で恋をする」「20代後半はハートで恋をする」「30代はいろいろ考え頭で恋をする」・・・女性とは逆に下からから上へ
ちょうど重なるのは20代後半。
それが結婚適齢期なんだって。
さて、どうなんかな。
では淡々とレビュー。
流行にうとい私が、友人に勧めらて知ったアーティストがこの踊ろうマチルダ。
まあ、知ってる方は多いでありましょう。
ちょいとググってみると「Tom Waits直系」とか「POGUESファン必聴」みたいなコメントも多いですね。
私が踊ろうマチルダの名前を知ったのはここ2年くらいの間なんですが、最近だと小さいハコでのLIVEは満員必至だそうだ。
最初は、名前からしてマチルダさんという女性ストリップダンサーが踊っているJAZZ系のバンドとかかなぁと思ってました・・・。
上のジャケは2008年リリースの1stミニアルバム『Hush』。
※踊ろうマチルダのMYSPACEはこちら
※踊ろうマチルダのオフォシャルHPはこちら
視聴ページがないので、本投稿最後のYOU TUBE LINKをご覧くださいませ。
踊ろうマチルダとは釣部修宏(ツルベノブヒロ)氏のソロ・プロジェクト。
アーティストネームは、オーストラリアの古い歌「Walzting Matilda」が由来だそうで、マチルダは荷物の意、「マチルダ(荷物)と踊る」というのは「放浪の旅をする」といった意味を指す。
ソロ活動の前は4年間ほどNancy WhiskeyというRUSTICのバンドをやっていて、ミニアルバム『Parade for Junkman』も出しているし、オムニバス『GREEN ANTHEM』への参加もしているため、RUSTICファンには「お!ツルベ氏がソロでやり始めたで!」となったわけですね。
それが見事にRUSTICファンはもちろん、RUSTIC以外の大勢の音楽ファンのハートを射止めて、今でも日々進化しているという。
知らない人はもしかしたら名前すら聞いた事がないかもしれませんが、知っている人は見事に魅了される確立が高いであろうアーティスト。
でも、確実にジワジワと音楽ファンに伝染している魅力がそこに有ります。
2011年11月現在で、ミニアルバム2枚、弾き語りフルアルバム1枚、2010年リリースの『THE WILD ROVER』のコンピで彼の音楽を聴く事できます。
私は今のところ1stミニアルバムの『Hush』だけ聴いております。
LIVEでは弾き語りだったり、バックの演奏者もいろいろと参加しているようなのですが、基本は釣部氏の歌とギターが独特の空気を作り出し、他者には真似しようにも決して真似の出来ない唯一無二のオーラを放つ音楽。
このアルバムでは釣部氏の歌&ギター、そして黒田元浩氏のWood Baseの基本編成。
そこにバイオリンやアコーディオンやパーカッションを演奏して組み立てております。
アコーディオンやパーカッションは釣部氏自ら弾いているってのも憎いです。
まずは反則級の釣部氏の酒焼けしたようなしゃがれた声、これがねぇ、何と言うかズルいのです。
●オクターブのどこかの女性シンガーの声量も才能かもしれないが、あのしゃがれ声は男の憧れる歌声でもあるかもな。
そんな歌声を武器に、泣けるメロディーと奥深い詩、そしてオーガニックなアコースティック楽器の編成。
とりあえず、RUSTICがどうだとかは放っておきましょう。
タバコ吹かして、酒を食らいながらの踊ろうマチルダ、まさにそんな台詞が頭に浮かぶ。
本作の1曲目、「ロンサムスイング」ではKAURISMAKI(カウリスマキ)のジャンゴ・アキラ氏がゲスト参加しておりまして、バッキバキのマヌーシュスウィングが超やばい。
1stミニアルバムの1曲目で強烈な先制パンチを食らうのである。
甘いメロディーの2,3曲目。
人によってはこの辺の曲がツボに入り、LIVEでウルウル来てしまう方も居そうだ。
4曲目の「ギネスの泡と共に」ではマンドリンやアコーディオンがばっちり聴いていて、IRISH FOLKな香りを漂わせ、5曲目はプロポーズソング「マリッジイエロー」のLIVE音源。
釣部氏、噂によると結婚していてお子様も居るんだって。
プロポーズに使ったのかな?
な〜んて思わす甘酸っぱい曲まで含む全5曲。
最近のLIVEでは、なんとチャラン・ポ・ランタンの小春ちゃんも参加しているんだな。
2010年には勝手にウッドストックにも出演(YOU TUBE LINK有り)。
2011年にはFUJI ROCKのAVALON STAGEに出演(YOU TUBE LINK有り)。
間違いない。
グイグイ来ますねこれからも。
でだ、つい最近、一気にLIVEも体験してしまった。
先にも述べたが踊ろうマチルダの事は友人から教えてもらったわけだが、その友人とはこのBLOGにもたまにコメントくれるライターやら何やらいろいろとやるtiki氏。
彼に会う度に「踊ろうマチルダのLIVE見て!」といつも言うのだ・・・。
見よう見ようと思い、CDも聴こう聴こうと思い、なんだかんだでタイミングを逃していました。
初めて踊ろうマチルダのLIVEを見る事になったのは、なんと彼の結婚パーティー・・・。
嫁にも惚れているようだけど、踊ろうマチルダにもガチ惚れして、パーティーにはLIVEアクトとして呼んだという展開。
婚姻届の証人って第3者なら誰でも良いんだけど、彼らは踊ろうマチルダこと釣部氏にサインしてもらったそうだ(笑)
細かい所を略して一言で言うならば「踊ろうマチルダのLIVEがきっかけで結婚に至った」というカップルで、tiki君に踊ろうマチルダを教えたのはSalud!!の某氏らしい。
ぐるぐる回っていておもしろい・・・
そんなわけで生マチルダ。
今回は、弾き語りスタイル。
ピンクのカーディガンがかわいらしいのだけど、声はしゃがれてダンディズム丸出し。
この時点で私はYOU TUBEをサラっと何度か見た程度で知ってる曲は無かったんだけど、黙ってLIVEを堪能させて頂いた。
アコギ1本持ってザックザックとかき鳴らし、ひたすら歌うだけ、音楽の原型的なスタイル。
新郎新婦のリクエストにも応えながらの選曲でBLUE HEARTSのカヴァーなんかもやっておりました。
本当ならチャラン・ポ・ランタンの小春ちゃんも来るはずだったらしく、実現したら凄い事になっていたという・・・
実は、もう1つ強烈なアーティストがLIVEに呼ばれていて、それが誰かと申しますと、これまた今をときめくEL SKUNK DI YAWDIE(エル スカンクディヤーディ)。
ちなみに、新郎新婦にとってEL SKUNK DI YAWDIEは初デートで行ったLIVEだそうだ。
EL SKUNK DI YAWDIEも単独で演奏した後は、踊ろうマチルダとコラボ。
Shane Macgowan And The PopesやThe Irish Roversなど数々のアーティストがカヴァーするスコットランド伝統曲「Nancy Whiskey」を競演するという・・・
「ウィ〜スキ、ウィ〜スキ〜ナンシ〜オ〜!!」
酔いに任せて大声で歌わせて頂きました。
という事で、tiki&Y子ちゃん、お幸せに
踊ろうマチルダをもっと知りたい方は↓を読んでみよう。
※tiki氏が書いたSmashing Magでの踊ろうマチルダの記事はこちら
酒とタバコと音楽を繋ぐどころか、友人や恋人もつなぐ踊ろうマチルダに注目やで。
お後がよろしいようで。
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※本作1曲目に収録の「ロンサムスイング」(LIVE)
※本作2曲目に収録の「春は夜に咲く」(LIVE)
※本作4曲目に収録の「ギネスの泡と共に」
※本作5曲目収録の「マリッジイエロー」(LIVE)
これは・・・勝手にウッドストックの会場じゃないか・・・
※踊ろうマチルダ '踊ろうマチルダ'(CD未収録曲) @ Fuji Rock Festival 2011
※踊ろうマチルダ&EL SKUNK DI YAWDIE -『ナンシーウイスキー』
これを生で見れたってわけさ♪
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