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2011/08/19(金)
@渋谷 公園通りクラシックス
東京都渋谷区宇田川町19-5 東京山手教会B1F

かとうかなこ(クロマチック・アコーディオン)
青木研(バンジョー)
[ゲスト] 向島ゆり子(ヴァイオリン)


こんなLIVEに行ったった。

大阪のアコーディオンプレイヤー、かとうかなこさんの東京公演である。


※かとうかなこのオフィシャルHPはこちら
※かとうかなこのMYSPACEはこちら


偶然出会った「かとうかなこさんの音楽」に魅せられたのは2010年のLe Balluche(ル・バルーシェ)来日公演でかとうさんが出演したのがキッカケでした。

※Le Balluche(ル・バルーシェ)来日公演レポート

日本のアコーディオンシーンとか、フランスのミュゼットンなど、興味があるものの詳しくないし、百聞は一見にしかずという事で、本場フランスのLe Balluche(ル・バルーシェ)のLIVEを見に行ったら、このバンドを紹介する形で出演したのがかとうかなこさんだったというわけです。

Le Ballucheも素晴らしかったのですが、かとうかなこさんのLIVEにもおもいっきりハートを掴まれてしまい、それ以来、東京公演を待っていたのです(かとうさんは大阪の方なので東京にはたまにしか来ないのである)。

恋は時間が経っても冷めないとう切ないもの。

神様は意地悪だ。


仕事をサクっと切り上げ、19時半スタートのコンサート会場に向う。
ちょっと予想出来ていたことですが、会場はダンディーなおじさま&おばさまも多く、30代のネクタイ締めたリーマンの姿は非常に少ない。

小さなクラシックホールといった感じの会場は座りながらゆったり鑑賞できるスタイル。

ウィスキーの水割りを飲みつつ、ダンディーを装う私。

2セットの構成で、かとうかなこ(クロマチック・アコーディオン)、青木研(バンジョー)、ゲストに 向島ゆり子(ヴァイオリン)という3人編成。

かとうさんはピンクのアコーディオンに色気ムンムンの赤い花柄の衣装、赤い髪飾りを着けて登場。

1曲目は「春の風を呼ぼう」、途中でリズムチェンジをしてアップテンポになる感じがヨーロッパ風味でとても好きな曲。

そして、ミュゼットの定番曲「STYLE MUSSETE」でお客さんは完全にこの音楽の虜に。

関西弁のMCも挟みながら、和気あいあいに進む超PEACEな空間。

3人編成の完全インスト。

なのに、音に物足りなさみたいなものを感じさせず、やる曲やる曲で違った色を出すので、数分に1回感動が起こるという。

かとうさんは4歳からアコーディオンを始めて、高校卒業後フランスにアコーディオン留学し、「ミュゼット」や「シャンソン」の曲を中心に演奏して来た方なんですが、その辺りの細かい事情を抜きにしても、演奏聴けば胸をキュンキュンさせてくれる「心」を音に映し出す演奏が魅力なのである。

青木研さんもいつもニコニコしていて、TOKIOのリーダー城島にちょっと似ている。
テクニックは凄いです。
バンジョーでヨーロッパのイベントにも出演したりするらしく、ソロ活動するバンジョープレイヤーとしては日本でも有名な方らしい。
※青木研のオフィシャルHP


バイオリンの 向島ゆり子さんも10代のころから活動している方で、ロック、 シャンソン、タンゴ、jazz、フリー、ワールド、民謡という幅広い音楽にチャレンジする演奏家。
※のオフィシャルHPはこちら

そんな3人が合わさっちゃうこのLIVEで発せられる音楽は、「足りない」とか「邪魔」とか一切なくて、完全に出来上がってしまってるという。
 
1 + 1 + 1 =  6

そんな感じよね。


2セット目はかとうさんも衣装を変えて登場。

私もウィスキー2杯目。

そういえばエディットピアフの「群集」とう曲をやっていた。
  
アコーディオンの独奏や、一番好きな「ひだまり」も最後の方で見れて大満足。

正直「イマイチだったらどうしよう・・・」「2回目って感動薄れるんだよな・・・」とか、そういうの有るんですが、このLIVEでは全く後悔なし。

「演奏」も素晴らしかったのだけど、お客さんが楽しめるように気を配った内容は「コンサート」としても素晴らしかったです。

後日、TWITTERでのかとうさんのコメントを見ると、演っている本人もお客さんの暖かさに今にでも泣き出しそうなくらい感動してたんだってさ。

大丈夫、お客さんはみんなそれ以上の感動もらってるから。

かわいいぜ、かとうさん。





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※かとうかなこ(kanako kato)アコーディオン/春の風を呼ぼう



※かとうかなこ(kanako kato)アコーディオン/ひだまり




※Style Musette (accordion)




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