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『Bazar Savant』
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独り言ブツブツ言いながら歩いてるオッサン(たまにお怒りになっている)がどうしても理解できなくて、むしろイラっとさせてくれるんだけど、そんなオッサンとすれ違った直後に「なんで独り言言ってんねん!意味がわかんない!公害だろ!どういう事やねん!」という独り言をブツブツ言いながら歩いている自分がそこに居た・・・
独り言言ってるオッサンは伝染するのかもしれない・・・。
では淡々とレビュー。
Tinaeiwen(ティナリウェン)の投稿でちょこっと登場したフランスのWORLDゴッタ煮系バンド、Lo'Jo(ロジョ)です。
たまたま1枚だけ持っていたのでご紹介。
上のジャケは2006年リリースの7枚目のアルバム『Bazar Savant』です。
※全曲視聴はこちらから
※Lo'JoのオフィシャルHPはこちら
※Lo'JoのMYSPACE

1982年にフランスで結成されたグループで2012年現在も現役というベテラン音楽団。
フランスに移民と共に流れ込んでくる、アラブやアフリカ、マグレブ、バルカンやインドなどの音楽、更に自国のオクシタンなどの音楽にもインスパイアされたサウンドを聴かせてくれるアーティスト。
2001年からアフリカのマリで毎年1月に開催されている「砂漠のフェスティバル」の主催者だそうで、私はまだチェックしてないのですが、日本でも入手できる『砂漠のフェスティバル 2003』のDVDにもLo'JoのLIVEが収録されているそうです。
このグループは、ミュージシャン、ダンサー、グラフィストなどの集団で、この共同体に入って出て行った人たちは300 人を越すという、「渋さ知らず」のような共同体だそうだ。
この辺のエピソードを聞いただけで、「おやおや?凄そうだぞ。」と思ってしまいますし、その辺が音に影響しているのであろう変態的とも言えるサウンド。
ピアノ、ブラス、クラリネット、ヴァイオリン、アコーディオンなどを使用した玄人好みで、美しさすら感じることのできる洗練された音楽性。
ROCKでダンサブルと言うよりは、芸術的感性の高さを感じるため、CDだととても洗練された音作りで敷居の高そうな印象すら漂いますが、生演奏聴かされたらヤバそうなタイプの音楽である。
男性VOの曲、女性複数VOの曲が半々くらい。
キャッチーでPOPな部分を楽しむのではなく、発想・センスとか音の組合せとか、音楽ROOTSを感じながら楽しむ系で、踊りまくれる曲は少ないため、ROCK系をお望みの方には少し物足りないかもな。
私は通して5,6回聴いただけですが、まだまだ噛めば噛むほど味が出そうです。
LIVE見てみたいですね、野外の夜とかが合いそうです。
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※1曲目に収録の「a cote du Paradis」(音だけ)
※6曲目に収録「Tu Benes」 〜 2曲目に収録「Bonjour l'ignorance」 (LIVE映像)
※ Lo'Jo & Django (African Festival in the Sahara Desert )
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