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シングルコレクション 2002-2008

『シングルコレクション 2002-2008』

※amazonで見るかい?


FUJI ROCKまで2カ月ちょっと。
でも、さすがに飽きてきてるからテンションは上がらないという…。


では淡々とレビューやで!!


FUJI ROCK'11に参戦決定しております。

ジャパニーズ・フォークな男女2人ユニット、ハンバートハンバート
上のジャケは2010年に出た2枚組のベスト的アルバム『シングルコレクション 2002-2008』。
入門編ってヤツやで。

オフィシャルHPでいろいろ視聴出来ます↓↓
※ハンバートハンバートのオフィシャルHPはこちら

ハンバートハンバート



1stアルバムは2001年。
2011年現在で7枚目までアルバム出しています。

1970年代後半生まれの男女2人組は、ご夫婦であります。
大学の先輩後輩だったんだとか。
お子様も2人居るそうだよ。

2005年リリースのシングル『おなじ話』が各地のFM局でパワープレイとなったのをきっかけに、東京を拠点としていた活動を全国に広げ、年間100本近いライブを行い、翌年にはサマーソニック出演。
2007年 フジロックフェスティバル出演(苗場食堂)。


いろんなイベントに精力的に出ているため、私も完全に名前は知ってました。
まあ、どこかでLIVEを見る機会が来るだろうという感じだったけど、結局はFUJI ROCK'11の出演発表が有って接近してみたという展開です。
知らなかった方は是非ともチェックを。

私が聴いたのは本作『シングルコレクション 2002-2008』。
7枚目の新作『さすらい記』も聴いたけども、今回は入門編の『シングルコレクション 2002-2008』。


舞台や映画やCMの音楽を担当したり、日本にも何度か来日しているデンマークのハウゴー&ホイロップとの共作シングルを出してみたり、くるりや高田渡のトリビュート盤へ参加したり、高田渡やボガンボスなど、いろんな人のカヴァーもやっているので日本の音楽を縦幅で楽しめる方は聴いていると、ハンバートハンバートの深い魅力が感じ取れることでしょう。

ちなみにボガンボスのカヴァーはDisc.2の9曲目で「夢の中〜No Woman No Cry」では「夢の中」をカヴァーしてて、途中で「everythings gonna be alright ♪」とコーラス入ってたりするアツいカヴァーが印象的です。


聴いてみてね。
感動しましたよ。


2枚組で全33曲なんですが、1枚目の1曲目がBob Dylanの「Blowin' in the wind」ですからね。

鈴木慶一も「私は何十年もずっと求めていたのだ。英国の トラッドの香りがする国産のバンド、それもトラッドから一歩踏み出した(もちろんロックと言われる方角に)フォザリンゲイやフェアポート・コンベンション のようなサウンドを醸し出す国産のバンドを。やっと見つけた。ハンバートハンバートだ。2人のヴォーカルは、確実に今まで、この国になかった素晴らしい歌 唱なのだ。」と述べているという。

IRISHやCOUNTRYなテイストと、日本の嘗ての名曲や古き良き音楽を新しい感性を持って蘇らす…、それはまあオーバーなのかもしれないけど、ハンバートハンバートの音楽を聴いて、何も感じない音楽ファンってのは居ないでしょうよ。

たまたまFOLKなアレンジで、ちょっとIRISH/COUNTRYな感じだからアングラ的に括られがちなのかもしれませんが、超流行っている日本のウンコちゃんな音楽達と同じ土俵に並べてみたら、ハンバートハンバートさん圧勝っすね。

佐藤 良成がボーカル/ギター/フィドル(バイオリン)を担当、そして佐野 遊穂がボーカル/ハーモニカなどを担当。

「フィドル(バイオリン)」ってのが憎いっすね。
実際、アイルランド民謡もカヴァーしているから、きっと佐藤氏はいろんな国の音楽を聴いているのだろうね。
それは間違いない。

2人とも歌うのだけど、特に遊穂さんの歌声は素晴らしい。
音楽の神様が与えてくれた最高のプレゼントですね。


無理やり感なしで自然な感じで歌っているその声は、美しいメロディーと見事に絡み合って、反則とも言えるレベルで涙腺を直撃してきます。

泣き上戸の方は泣いちゃうよ、きっと。

とてもシンプルな音楽なんで、曲を聴いてもらうしかないね、彼らの魅力を伝えるには。

なんせシングルコレクションですからね。
全曲、それぞれが選び抜かれた作品なわけで。

もはや「FUJI ROCKで見た方が良い」とかではなく、知らなかった人は是非チェックをという事なのです。

IRISH TRADとかヨーロッパのFOLKが好きならば、さらに楽しめます。

童謡「椰子の実」のカヴァーとかも素晴らしいよ。






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※Disc.1の5曲目に収録 「おなじ話」  (LIVE)





※Disc.1の12曲目に収録 「春一番」 (LIVE)





※Disc.1の16曲目に収録 「喪に服すとき 」  (音だけ) 
 



※Disc.2の11曲目に収録の「プカプカ」 (伝説のFES、ハイドパークフェスでのLIVE映像)
 西岡恭蔵氏のカヴァーだそうだ。


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