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ミニアトゥーラ

『 Miniatura(ミニアトゥーラ)』

※amazonで詳細を見れば良いんじゃないのかい??


M-1が終わったら、今年の年末は「THE MANZAI」ってのが始まるらしいですね。
年齢制限等なし。
昭和のいるこいるとかもエントリー可能なわけね。
どうなんだろね。

では淡々とレビュー。


アルゼンチンの玄人系音楽。
後期RADIO HEADとかSIGUR LOS的な神秘的ポストロック、アルゼンチン音響派ファンにはいいかも。
同じくアルゼンチンのJuana Molina(フアナ・モリーナ)辺りが好きな方は是非。

アルゼンチン・ブエノスアイレスの新世代SSW系アーティストLucio Mantel(ルシオ・マンテル)です。
上のジャケは2011年リリースの2nd、『Miniatura』。

※Lucio MantelのMYSPACEはこちら


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元々はプログレ・バンドに在籍していたそうで、その後はフォルクローレ、タンゴ〜エレクトロニカ系のバンドのアルバムやライヴに参加し、独自の音楽人生を歩む。

ソロとしてのデビューは、2008年。
本作は2ndアルバムになります。

1stは聴いてないのですが、フォルクローレやタンゴ、ブラジル的なアレンジも行っているらくし、日本でも知る人ぞ知るアーティストみたいです。


「難解」「聴けない」と言われればそれで終わり。
何かに引っかかり聴き入ってしまえば、日本にはなかなか無いメロディーと空気を放つ洗練された魅惑の音楽。

先入観なしで初めて聴いた時は、「渋いかな」とも感じたのですが、何度か聴くとジワジワとハートに染み入って来る深さが有ります。

アルゼンチンにもROCKやらREGGAEやらフォルクローレやらタンゴやら、いろいろな音楽有りますね。
「おぉ、アルゼンチンにもこんな熱い音楽あるのかよ。」と注目するパターンは多いかと思われます。

ただ、音響派とか新世代フォークとかって、「うわぁ、アルゼンチンってむしろ日本よりも感性が進んでるんじゃねーか?」とか思ったりしますよね?
分かりやすく言うとまさに、後者ですね。


歌とギターを担当するLucio Mantel(ルシオ・マンテル)は、声がとても高いので男か女か分かりませんでした。

アコギを弾きながらスローテンポな曲を奏で、高音ヴォイスで引き込む。
まずはそれがメインの音楽。
コード移動する時に指と弦が擦れる「キュッ」って音もバリバリ入っているという。

アレンジはバイオリン楽団や、パーカッション、フルートなんかが入ってます。

そう、本作は、「アルゼンチン音楽」という括りは一切ナシの作品なのである。

電車の中でipodで聴くのには全くもって不向き。
出来れば部屋を薄暗くして体全体に浸透させたい個性派癒しサウンドです。

まさに、アルゼンチンでプログレやってた男がFOLK的アプローチで進化していった結果の音楽なわけですよ。

シンプルだけど、濃い。
難解だけど、ネットリ。

ハマる人は、どっぷりハマっちゃうだろうな…

そんなアルゼンチン音楽のほんの一部分。





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※1曲目に収録の「Punto de Fuga」





※3曲目に収録「Mi memoria (nadando en el sueno)」(音だけ)




※10曲目に収録の「Miniatura No 1」



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