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CARNAV~1




日時:2011年2月11日(金・祝)
Open 15:00 Live 15:30〜19:00
会場:麻布十番 WAREHOUSE702
   港区麻布十番1-4-5 深尾ビルB1F
   (東京メトロ麻布十番駅:7番出口すぐ横)
   tel 03-6230-0343 
Live:Saigenji、mocidade vagabunda bateria nota 1000、Barravento、カンタス村田とサンバマシーンズ
MC/DJ:KTa★brasil
DJ:Jin Nakahara(J-WAVE SAUDE! SAUDADE...Producer)
Brasilian Foods:barracao da mocidade


こんなイベントに行って来た。
日本のアーティストで構成されたブラジル音楽のイベントです。
前からやっていたのは知ってたけど、今回が初参加となりました。


「六本木で飲んだ」っていう話は私の周りではよく聴く台詞なんですが、個人的にはあまり馴染みがなく、トイレにピラミッドのようにお絞りが積み上げられた高級キャバには接待で行った事あるくらいで、プライベートでは数える位しか行った事がない。

そりゃあ麻布十番も未開の地。

そんな場所でブラジル音楽のイベントって…。


今回は、新宿で3か月に1度行われるWORLD MUSIC的イベントでDJをやっているというda!k!さんとご一緒させて頂いた。

待ち合わせ時間に遅刻したワタシ。
da!k!さんにはひどい説教を受けてしまった。

da!k!「おいコラぼけ!何分遅刻しとんねん!」
KONPEX「す、す、す、す、すいません…」
da!k!「お前は、俺の何個上やねん!」
KONPEK「7個か8個とかじゃないでしょうか…。でも音楽好きに年齢なんて関係ないじゃな・・・」
da!k!「口答えするんかコラ!!貴様の金玉くり抜いてギンナンの串揚げの一部にして酒の肴でお前に食わしたろかい!!」
KONPEX「あ、でも、ボクの金玉はギンナンよりは大きいと思う…」
da!k!「みなの衆、やっちまえ!!」

こうして、団結したオーディエンスでバキバキにリンチされたワタシ。

そう、私がサプライズ、すなはち驚いたのは、TODAYのオーディエンス、そうお客さんの層。

おじ様おば様、外国人ギャルや、日本のヤング世代、オシャレさんもダサい系も、ほんと幅の広い客層に驚いた。

「基本はブラジル音楽を3連休の初日に楽しもう」っていうシンプルな趣旨なんで、一番いろんな人が来やすい条件ですね。

本場ブラジルのカーニヴァルの1ヶ月前に日本でやっちまおう的な。

FMの大人気ラジオ番組「サウージ・サウダージ」のプロデューサーである中原仁氏が企画したっぽいです。
※大人気ブラジル音楽「サウージ・サウダージ」のHP

ブラジル音楽ファン、出演アーティスト経由、フライヤー経由、そして「サウージ・サウダージ」の客がごちゃ混ぜになってるんだね。

とてもHAPPYを感じさせるVIBEが流れていた空間でした。


私が会場に入った時にやってたのはカンタス村田とサンバマシーンズ

昨年末に青山で行われたイベント「TROP」で知ったバンド。
※TROPのイベントレポートはここやで

FUJI ROCKのルーキーステージにも出た事あるらしい。
それも納得。
ステージに立つメンバーは20代前半らしいんだな。
それが、このようなイベントでLIVEやるほどのクオリティーのブラジルテイストの音楽をやる、この時点でライバルが少ないですからね。

アルバムも出るらしいです。
気になる方はチェック!

※カンタス村田とサンバマシーンズのMYSPACE





そしてBarravento

このグループはブラジル・バイーア地方のSAMBA・SAMBA REGGAEを演奏する軍団。
普段は体育館とかで練習してるらしい。
メンバーも募集してたな。

煌びやかな衣装に身を包んだ男女20人位が客席に打楽器を持ち整列。
私は横から見ていたのだけど、ドレッドヘアーのお兄さんや、プロレスラーみたいなお兄さん、女性も居ましたね。

でもやってる音楽は打楽器と人の声のみのブラジル音楽、ステージにはVOCAL担当や、カポエラ・ブレイクダンサーなどが登場。

SAMBAもいろいろ有るけど、SAMBA REGGAEってのは日本じゃマニアックな部門だね。

REGGAEはポルトガル語で「へギ」と発音するらしく、それは本場JAMAICAの「レゲエ」と差別化している意味も入ってるんだとか。

SAMBA REGGAE(サンバ・ヘギと読む)ってのは完全に異部門融合音楽ですわ。

バトゥカーダ(打楽器のみのサンバ)とはまた違う、濃くて、土着度のかなり高いビートを20人で刻み、そこに歌やラガMCの乗せ、ダンス部門も存在するという。

これもまた、「日本にこんな人達が居るんかよ!」という驚きが一番の感想ですね。




その後、ステージで始まったのはmocidade samba system

こちらも、昨年末のTROPで知ったアーティスト。

バトゥカーダ軍団だと思ってたら、ギター、ベース、ホーン隊、ヴォーカルまで居るという。
正式メンバーなのか、今回だけなのかは不明…

とりあえず、打楽器が多いだけにヴォーカルが何歌ってるのか全く聴きとれなかった…。
その辺のバランスは難しいよね。

結局、カッコ良かったのはLIVE途中のバトゥカーダのみのパートだったかな。

こればっかりはしょうがないっすね、人数的に。



ここまで来たら、残すはSaigenji
名前は知ってたけど、初めてLIVEを見た。
「サウージ・サウダージ」では「エイティ〜ワン、ポント、スリ〜、ジェ〜イウェ〜ヴ」とコーナー切り替えの時に歌ってますね、彼。

というかね、結局Saigenji目当てのお客が相当多かったのかなと。

ステージ前の客層が変わった感じもした。

Saigenjiの直前は、その日MCも担当していたKTa★brasilのDJ TIMEだったのですが、客はぜんぜん盛り上がらないという。
私とda!k!はゾっとしてましたね…

それは、お客は、ただただSaigenjiのLIVEスタートを待っているだけで、DJで踊りたいとかは思わない時間帯だったんだね。

時間的には酒も回って、ダンシングする時間ですし、個人的には通も唸らすようなとてもアツい選曲だと思ったんですけどね。

恐いよね、こういうの。


そしてSaigenjiのLIVEがスタート。

ギター弾いて歌うSaigenji。
バックにはベースやらパーカッションやらが数人。

これまでに出演したバンド編成と比べたら人数が少なすぎなんだけど、やっぱトリを務めるレベルでした。

「あれ?人数少ないのに、なんでこんなに分厚い??」的な。

CDも聴いた事ないし、YOU TUBEでも見た事ないわけですが、凄い人は凄いね。

歌の上手さ、歌い方の発想・遊び方、みたいなものが凄く衝撃的。

サンバのビートをヴォイスパーカッションでかましたのはヤバかったですね。
サンバで聴かれるゴンタ君の鳴き声のような音を出すクイーカという楽器の音も口でやってしまうのだ。
これは斬新だったね。

ブラジル音楽やラテンがベースなんですが、ブラジル音楽とかは余裕で通り越してまして、その斬新さがとても面白かったです。

実際はどうなのかはよく分かりませんが、Saigenjiファンは全員=ブラジル音楽ファンってことは無さそうな気がしますね。

分かりやすく言うと、「スカパラ好きだけどスカはよく知らない」みたいなね。
良い事なんですよね、それって。

Saigenjiはそんなレベルだと感じました。

「1975年広島生まれ。沖縄〜香港〜沖縄〜東京育ち。 9才の時に「コンドルは飛んでいく」に感銘を受けケーナを始める。」だそうです。

※SaigenjiのMYSPACEはここやで


軽くですが、こんなイベントでした。
かなり長くやってるみたいです。

いろいろイベント行ってる私の意見としては、「良いイベント」ですよ。
こういうレベルのイベントは年に1回なんですよね。

かなり混んでるし、社会人にも優しい休日の昼間開催なんで、興味有る方は是非来年行ってみましょう★





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カンタス村田とサンバマシーンズ 「涙のコルコバード 」@TROP





※BARRAVENTO (過去のCARNAVALでのLIVE)
 2011年はこの倍は人数居ました





※cidade samba system "batucada"






※saigenji 「タペストリーのサンバ」




※Saigenji - 「イパネマの娘」



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