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『Huuro Kolkko(フーロ・コルッコ~消えた冒険家)』
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男だったら。
何も語らず。
淡々とレビュー。
信頼度高きMUSIC PLANTさん経由で知ったフィンランドのバンド、Alamaailman Vasarat(アラマーイルマン・ヴァサラット)。
2009年の来日公演のフライヤーをどこかのレコードショップで見かけて、脳にインプットされてしまったバンドです。
上のジャケは2009年リリースの5作目『Huuro Kolkko(フーロ・コルッコ~消えた冒険家)』。
※全曲視聴はこちらから
※Alamaailman VasaratのHPはこちら※Alamaailman VasaratのMYSPACEはこちら

1997年にフィンランドの首都ヘルシンキで結成の6人組。
デビューアルバムが、ヨーロッパのワールドミュージックチャートで最高7位にランクインされるほどの人気だそうだ。
フィンランドと言えば、HANOI ROCKSとかThe Leningrad Cowboysが有名ですね。
このBLOGで取り上げたアーティストだとKorpiklaani(コルピクラーニ)とか。
高校の時にガチメタルのSTRATOVARIUSとか聴いたな。
どうやら、フィンランドはハードロック/メタルなどのロック系な音楽が強いらしいのです。
Alamaailman Vasaratもプログレ系バンドHoyry-koneのメンバーが始めたバンドだそうですが、まずドラムとかベースを使い、さらにフルート、サックス、トロンボーンも使用し、チェロや鍵盤楽器も使う個性的な編成。
しかもインストなんです。
ヨーロッパのゴッタ煮系バンドでよく有りそうな編成ですね。
まあ、これがWORLD MUSICファンの間ではドキドキするポイントになるわけですが。
だがしかし、1回目に聴いてみた感想としては「来たね〜、変態系〜」という感じ。
POPとかキャッチーとか乗りやすさってのは後回し。
個性丸出しの曲の内容はダンスミュージックというよりは芸術作品寄りでしょうか。
それでも、マニアックな難解作品にならず、ところどころ「渋さ知らズっぽい」と思わす曲の感じと、ジワジワ心に染み入るメロディーが。
もっと言うと、渋さ知らズの長い曲のサビ以外の"アート"を感じる部分なのかな。
まあ、聴いて頂ければなんとなく分かると思います。
このレビュー書くに当たって、いろいろ調べると、「クレズマー」「中近東音楽」「ヘヴィ・メタル」「ポルカ」「ジャズ」というようなキーワードが出てくるんですが、私はあまりそのようなジャンル分け的な受け方は出来ない感じでしたね。
ヨーロッパのそっち系のバンドとはちょっとベクトルが違くて。
例えばRafvenとかLes OGRES de BARBACKとかEmir Kusturica & The No Smoking Orchestra辺りとは違う路線。
変態なのに、意外に取っ付きやすい部分も多くて、割りと何度か聴いていると癖になる音楽です。
曲の作り方とか、出来あがった時のメンバーの反応とか、練習の仕方とか、メンバー全員の好みや感性とか、なんだかいろいろ気になって来てしまうのも彼らの魔力なのかも。
フィンランドねぇ。
すげーや。
果たして、LIVEとか一体どんな感じなんでしょうかね…。
という事で2011年5月に来日です。
※詳細はこちらから
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※3曲目に収録の「Meressa ei asuta」(音のみ)
※6曲目に収録の「Tujuhuju」(LIVE)
※9曲目に
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