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2010_xmas



メリクリ!
ではなく、ケルクリ。

8年ぶりに『ケルティック・クリスマス』に行って来ました。

今回はLunasa(ルナサ)、LAU(ラウー)、Valravn(ヴァルラウン)の3組。

Lunasaを1回見ておこうと思いまして。



とても幸せな事に、今まで私はThe Chieftains、Dervish、Eileen Ivers、ALTAN、FOUR MEN & A DOGCarlos Nunez、Sharon Shannonなどのアーティストを日本で見る事が出来た。

日本に居ながら、CELT MUSICの大物を日本に呼んでくれるPLANKTONさんはやっぱり偉いのだ。

こないだのサルーに来てくれたお客さんにもPLAKTON信者が居たし、WORLD MUSIC好きならばチェックしないわけには行かないのである。



という事でこの日も1人シコシコと会場に向う。

私がケルティック・クリスマスに初めて行ったのは2002年。
その時は恵比寿のガーデンホールでスタンディングのイベントだった。

さすがに高齢のお客さんも多いからだろうか、墨田トリフォニーホールというガチのクラシックコンサート向けの大ホールでスタンディングではなく、完全指定席の公演である。

ステージの後方にはデカいパイプオルガンがあったりね。

でも私、ここに来るの3回目・・・。

チケット取るのが遅かったため、3階席しか空いてなかったのが非常に残念な点。

音がちょっと遠い・・・。

スゴイ高いところから視線を落とすような感じでゆったり座ってLIVE鑑賞です。



バッチリ定刻に「始まりますので座りなさい」的な場内アナウンスが鳴り、Valravn(ヴァルラウン)のLIVEがスタート。

スコットランド北方に位置するデンマーク領フェロー諸島出身のミュージシャンが中心となり結成され、「北欧トラッド×エレクトロ」がテーマのバンドです。

タワレコで視聴が出ていたため、そこで聴いただけですが、確かにビョークっぽい個性が有るボーカル&音楽性です。

黒いワンピースを着た女性ボーカル1人にバック4人は男性。

さすがにフェロー諸島という場所の音楽を聴いた事がないため、どのくらいの割合でTRADITIONALな音楽濃度があるのか判断が難しいですが、生音をベースにしながらステージの左奥ではノートPCをいじりながらノッているメンバーが約1名。

キンキンにエレクトロなわけではなく、アレンジ方法のイチ手段としてという感じでした。

CDだともっと摩訶不思議な音だった記憶が有りますが、割りとFOLK MUSICという捉え方でも行けるかな。





そしてスコットランドから来た男性3人組のLAU(ラウー)。

これも予習無し。

アコーディオン、アコギ、フィドル(バイオリン)の3人。

ステージ真ん中に3人とも座って、淡々と演奏。

アコギが土台を作り、アコーディオンとフィドルが魅せるスタイル。

ダンスミュージックというよりは聴かせるバンドでした。

見る者をくぎ付けにさせる華麗なテクと、美しいメロディー。

それでも盛り上げるところはしっかり盛り上げる。

特に最後の曲がとてもドラマチックで感動的でした。






珍しくノンアルコールで進むイベント参戦は、アッという間にトリのLunasa(ルナサ)がスタートの時間です。

アイルランド伝統音楽を奏でるアーティストの中ではトップレベル。

日本にも5回も来日経験があるバンドです。

フィドル、フルート、ギター、ベース、そしてイーリアンパイプの5人組。

やはりベースとギターは土台担当。

フィドルとフルート、イーリアンパイプのパンチ力で観客のハートを掴みにかかります。

土着的音楽というよりは上品さが漂うクオリティーの高さで、文句のつけようが全く有りません…。
もう、ただただ聴き入るしかないお客さん達。

自然と手拍子が出たり、曲が終わった瞬間に大きな拍手で会場が盛り上がったりで、やはりこの日はLunasa見に来た人が多いんだなと感じました。

個人的には、もっとこうギンギンなダンスチューンを期待してたんですが、どちらかと言えばCDと同じ程度のテンションでした。
LIVEだと大化けしないかななんて期待を持ってたりして。

古き良き伝統音楽を奏でるのではなく、そこに現代的かつ個性的な味付けプラスして、「NEO TRAD」にしているという感想が素直に出てきます。
これもCDを聴いた段階で感じ取れます。

だからThe Chieftansとはちょっと違い、オシャレというか上品というか、そんなオリジナリティがあるバンドです。


先にも述べましたが3階席だとちょっと阻害感みたいなものが有って、寂しい感じもしましたが、なんせクラシックホールなんで音質は文句なし。

ちょっとセレブな感じもしましたが、贅沢な一夜を過ごさせて頂きました。



ちなみに、来年の開催もすでに決定しているらしい。

出演者はThe Step CrewとAnunaが決まっているそうです。



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※Lunasa (LIVE)



※Lunasa (酒場LIVE)



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