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メリクリ!
ではなく、ケルクリ。
8年ぶりに『ケルティック・クリスマス』に行って来ました。
今回はLunasa(ルナサ)、LAU(ラウー)、Valravn(ヴァルラウン)の3組。
Lunasaを1回見ておこうと思いまして。
とても幸せな事に、今まで私はThe Chieftains、Dervish、Eileen Ivers、ALTAN、FOUR MEN & A DOG、Carlos Nunez、Sharon Shannonなどのアーティストを日本で見る事が出来た。
日本に居ながら、CELT MUSICの大物を日本に呼んでくれるPLANKTONさんはやっぱり偉いのだ。
こないだのサルーに来てくれたお客さんにもPLAKTON信者が居たし、WORLD MUSIC好きならばチェックしないわけには行かないのである。
という事でこの日も1人シコシコと会場に向う。
私がケルティック・クリスマスに初めて行ったのは2002年。
その時は恵比寿のガーデンホールでスタンディングのイベントだった。
さすがに高齢のお客さんも多いからだろうか、墨田トリフォニーホールというガチのクラシックコンサート向けの大ホールでスタンディングではなく、完全指定席の公演である。
ステージの後方にはデカいパイプオルガンがあったりね。
でも私、ここに来るの3回目・・・。
チケット取るのが遅かったため、3階席しか空いてなかったのが非常に残念な点。
音がちょっと遠い・・・。
スゴイ高いところから視線を落とすような感じでゆったり座ってLIVE鑑賞です。
バッチリ定刻に「始まりますので座りなさい」的な場内アナウンスが鳴り、Valravn(ヴァルラウン)のLIVEがスタート。
スコットランド北方に位置するデンマーク領フェロー諸島出身のミュージシャンが中心となり結成され、「北欧トラッド×エレクトロ」がテーマのバンドです。
タワレコで視聴が出ていたため、そこで聴いただけですが、確かにビョークっぽい個性が有るボーカル&音楽性です。
黒いワンピースを着た女性ボーカル1人にバック4人は男性。
さすがにフェロー諸島という場所の音楽を聴いた事がないため、どのくらいの割合でTRADITIONALな音楽濃度があるのか判断が難しいですが、生音をベースにしながらステージの左奥ではノートPCをいじりながらノッているメンバーが約1名。
キンキンにエレクトロなわけではなく、アレンジ方法のイチ手段としてという感じでした。
CDだともっと摩訶不思議な音だった記憶が有りますが、割りとFOLK MUSICという捉え方でも行けるかな。
そしてスコットランドから来た男性3人組のLAU(ラウー)。
これも予習無し。
アコーディオン、アコギ、フィドル(バイオリン)の3人。
ステージ真ん中に3人とも座って、淡々と演奏。
アコギが土台を作り、アコーディオンとフィドルが魅せるスタイル。
ダンスミュージックというよりは聴かせるバンドでした。
見る者をくぎ付けにさせる華麗なテクと、美しいメロディー。
それでも盛り上げるところはしっかり盛り上げる。
特に最後の曲がとてもドラマチックで感動的でした。
珍しくノンアルコールで進むイベント参戦は、アッという間にトリのLunasa(ルナサ)がスタートの時間です。
アイルランド伝統音楽を奏でるアーティストの中ではトップレベル。
日本にも5回も来日経験があるバンドです。
フィドル、フルート、ギター、ベース、そしてイーリアンパイプの5人組。
やはりベースとギターは土台担当。
フィドルとフルート、イーリアンパイプのパンチ力で観客のハートを掴みにかかります。
土着的音楽というよりは上品さが漂うクオリティーの高さで、文句のつけようが全く有りません…。
もう、ただただ聴き入るしかないお客さん達。
自然と手拍子が出たり、曲が終わった瞬間に大きな拍手で会場が盛り上がったりで、やはりこの日はLunasa見に来た人が多いんだなと感じました。
個人的には、もっとこうギンギンなダンスチューンを期待してたんですが、どちらかと言えばCDと同じ程度のテンションでした。
LIVEだと大化けしないかななんて期待を持ってたりして。
古き良き伝統音楽を奏でるのではなく、そこに現代的かつ個性的な味付けプラスして、「NEO TRAD」にしているという感想が素直に出てきます。
これもCDを聴いた段階で感じ取れます。
だからThe Chieftansとはちょっと違い、オシャレというか上品というか、そんなオリジナリティがあるバンドです。
先にも述べましたが3階席だとちょっと阻害感みたいなものが有って、寂しい感じもしましたが、なんせクラシックホールなんで音質は文句なし。
ちょっとセレブな感じもしましたが、贅沢な一夜を過ごさせて頂きました。
ちなみに、来年の開催もすでに決定しているらしい。
出演者はThe Step CrewとAnunaが決まっているそうです。
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