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奇跡のカップリング来日ツアーの最終日に参戦したった。
東京は11/29(月)と11/30(火)の2日間。
おもいっきり平日でしたが最終日という事であえて火曜日のチケットを取りました。
※Roberta Sa (ホベルタ・サー)についてはこちら
※Pedro Luis(ペドロ・ルイス)についてはこちら
Pedro Luis(ペドロ・ルイス)はChico Science & Nacao Zumbi周辺のマンギビートなんかの流れでアルバムを2枚ほどチェック。
ブラジル音楽の中でもロック寄りの音楽ファンに好まれるアーティストのはず。
Roberta Sa (ホベルタ・サー)は1,2年前にレコード屋さんの視聴で知って、携帯のメモ欄にインプットされており、今回の来日で重い腰を上げて1枚聴いてみたアーティスト。
こちらは女性シンガーですから、新世代のSAMBAやBOSSAファンから好まれるアーティストですね。
その2アーティストがカップリングで来日とは驚きで、しかも結婚していたというダブルサプライズ。
どんな曲をやるのか、どんな編成なのかもろくに調査せず、いざ本番です。
TWITTERではLATINAさんが必至に公演直前にチケット情報を垂れ流しておりまして、「平日だし、余ってるんだろうなぁ」とか思っちゃったりして。
何はともあれ、こんな来日公演を実現させてくれたLATINAさんには大感謝です。
当日は18時半開場で19時半開演。
私は開演5分前くらいに入場。
結構なガラガラ具合でした。
少し遅れてLIVEがスタート。
サラっと現れたのは全部で4人。
Pedro LuisとRoberta Saがフロント。
バックにはRoberta Saのソロ作もプロデュースするRodrigo Campello(ホドリゴ・カンペーロ)がエレキギター。
そして、ドラムにElcio Cafaro(エルシオ・カファロ)。
Roberta Saは歌専門。
Pedro Luisは歌も歌うし、ギターやカヴァキーニョ(ウクレレみたいな弦楽器)、そして各種プチパーカッションを担当。
カンペを見ながらでしたが、結構な日本語MCも披露してお客を盛り上げてました。
Rodrigo Campelloのギターは目立ちすぎず、さりげない感じで参加。
そして、ドラムが凄い。
超テクニシャン。
早さとかじゃなく、小まめにチェンジされる表打ちと裏打ちを巧みに操りながらスッパンパパスパパッパ、カッカッカカカと、優しく、時にはダイナミックに強弱をつけプレイ。
この音楽のブラジルっぽさってのは8割はドラムですね。
でもってRoberta Sa。
もっとセクシーな衣装かと思いきや割りと主張弱し。
でも、すげーかわいい。
1980年生まれの酸いも甘いも噛み分けるアラサーですわ。
色気とかわいさを兼ね備えた反則系女子。
歌ももちろん上手い。
タンがからむ事もなく、ス~っと伸びる、けがれも何も無い高純度な美しい声。
あの声で「コンペックスちゃん、オ・ヤ・ス・ミ
」とか言われたら、そのまま死んでしまうと思う。
旦那のPedro Luisも結構歌うんだけど、初めて声を聴いた時は「うわ!Pedro Luis E A Paredeの声やん!」と思ってしまう、当たり前だけど。
特別に歌が上手いわけじゃないんですが、Roberta Saとハモったりるわけです。
だんだんマヒしてきまして、最後の方ではPedro Luisの歌声にも聴き心地の良さを感じてました。
私が唯一聴いたRoberta Saのソロ作からも数曲やってました。
他のアルバムからもやったと思われます。
驚いたのはPedro Luis E A Paredeの曲もやった事。
SAMBA無視して普通にROCK TUNEもかましたのには嬉しかった。
会場内はほとんどがRoberta Saのファンだったみたいですが、中にはPedro Luis E A Parede好きの集団も居て、Pedro Luis E A Parede時代の曲をやった時は客席の一部分は盛り上がってました。
Pedro Luis E A Paredeの曲をやった時は私も思わず「おぉ!」と声が出ちゃったりね。
後半は会場をあおりまくりのノリノリ状態で、本人達も楽しそう。
ブラジルではこの編成でのツアーはやってないみたいで、日本公演のために企画したのだそうだ。
まあ、夫婦で有名アーティストですから、今後は増える事でしょうが、日本で見れるのってのは非常に貴重な来日公演でした。
Maria Ritaもパワフルで洗練されていて良かったけど、それとはまた違ったテイストで繰り広げられた今回の「Roberta Sa × Pedro Luis来日公演」もとても素晴らしいものでした。
この2人の動きには今後も要チェックですね。
この日、DJを務めた中西陣さんのBLOGでセットリストが公開されたので引用。
★Roberta Sa & Pedro Luis Japan Tour 2010
1. Imantra(Antonio Saraiva - Pedro Luis)
<5>(日本盤ボーナストラック)。
2. No Braseiro(Pedro Luis)
<1>(=PLAP / ペドロ・ルイス&ア・パレーヂとの共演)<3:DVDのみ>
3. Eu Sambo Mesmo(Janet de Almeida)
<1><3:DVDのみ>
ヴォーカル・グループ、アンジョス・ド・インフェルノが1946年に録音
ジョアン・ジルベルトが『Joao』(91年)で録音
4. A Vizinha do Lado(Dorival Caymmi)
<1><3:DVDのみ>
作者ドリヴァル・カイミの初録音は55年
5. Menina Bonita(Pedro Luis - Alexandre Brasil - Rodrigo Cabelo)
<5>
PLAPが初来日公演(98年)の際、すでに "いい女" の日本語入りで歌っていた
6. Mais Alguem(Moreno Veloso - Quito Ribeiro)
<2> <3>
7. Luz da Nobreza(Ze Renato - Pedro Luis)
<7>(=ホベルタ・サーがゲスト参加)
8. Janeiros(Pedro Luis - Roberta Sa)
<2>
ペドロとホベルタの初共作
9. Mandingo(Roque Ferreira - Pedro Luis)
<7>
ホベルタの最新作『Quando O Canto E Reza』(ホッキ・フェヘイラ集)への伏線と言 える曲
10. Samba de Amoe e Odio(Pedro Luis - Carlos Renno)
<2> <3>
11. Pelas Tabelas(Chico Buarque)
<1> <3>
作者シコ・ブアルキのオリジナル録音は赤ジャケに青シャツ姿の『Chico Buarque』(8 4年)
12. Fogo e Gasolina(Pedro Luis - Carlos Renno)
<2> <3:DVD>
13. Ah, Se Eu Vou(Lula Queiroga)
<1>(=PLAPとの共演)<3>
14. Cantiga(Manuel Bandeira - Pedro Luis)
<7>(マヌエル・バンデイラの詩にペドロが作曲)
~Maricotinha(Dorival Caymmi)
アントニオ・カルロス・ジョビンが遺作『Antonio Brasileiro』でカイミを迎えてデュ エットした
15. Girando Na Renda(Pedro Luis, Sergio Paes, Flavio Guimaraes)
<2> <3>(=ペドロがゲスト参加)
16. Caio no Suingue(Pedro Luis)
<4>
----encore---
17. Mao e Luva(Pedro Luis)
<6>
初録音はアドリアーナ・カルカニョットの『Maritmo』(98年)、PLAPがゲスト参加
18. Brasileiro em Toquio(Kazufumi Miyazawa - Pedro Luis)
<5>
初録音は宮沢和史『Afrosick』(98年)。ポルトガル語の作詞をペドロが担当
19. Falsa Baiana(Geraldo Pereira)
ジョアン・ジルベルトの歌でも名高いサンバの古典
DVD『Cidade do Samba』でホベルタがホベルト・シルヴァとデュエットしている
<1> Braseiro / Roberta Sa(2004)
<2> Que Belo Estranho Dia Pra Se Ter Alegria / Roberta Sa(2007)
<3> Roberta Sa Ao Vivo no Rio - Pra Se Ter Alegria(2009)*CD/DVD
<4> Astronauta Tupy / Pedro Luis e a Parede(1997)
<5> E Tudo 1 Real !/ Pedro Luis e a Parede(1999)
<6> Zona e Progresso/ Pedro Luis e a Parede(2001)
<7> Ponto Enredo/ Pedro Luis e a Parede(2008)
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※「Girando na Renda」 - Pedro Luis e a Parede e Roberta Sa
※アンコールでやった「falsa baiana」
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ブラジル音楽の中でもロック寄りの音楽ファンに好まれるアーティストのはず。
Roberta Sa (ホベルタ・サー)は1,2年前にレコード屋さんの視聴で知って、携帯のメモ欄にインプットされており、今回の来日で重い腰を上げて1枚聴いてみたアーティスト。
こちらは女性シンガーですから、新世代のSAMBAやBOSSAファンから好まれるアーティストですね。
その2アーティストがカップリングで来日とは驚きで、しかも結婚していたというダブルサプライズ。
どんな曲をやるのか、どんな編成なのかもろくに調査せず、いざ本番です。
TWITTERではLATINAさんが必至に公演直前にチケット情報を垂れ流しておりまして、「平日だし、余ってるんだろうなぁ」とか思っちゃったりして。
何はともあれ、こんな来日公演を実現させてくれたLATINAさんには大感謝です。
当日は18時半開場で19時半開演。
私は開演5分前くらいに入場。
結構なガラガラ具合でした。
少し遅れてLIVEがスタート。
サラっと現れたのは全部で4人。
Pedro LuisとRoberta Saがフロント。
バックにはRoberta Saのソロ作もプロデュースするRodrigo Campello(ホドリゴ・カンペーロ)がエレキギター。
そして、ドラムにElcio Cafaro(エルシオ・カファロ)。
Roberta Saは歌専門。
Pedro Luisは歌も歌うし、ギターやカヴァキーニョ(ウクレレみたいな弦楽器)、そして各種プチパーカッションを担当。
カンペを見ながらでしたが、結構な日本語MCも披露してお客を盛り上げてました。
Rodrigo Campelloのギターは目立ちすぎず、さりげない感じで参加。
そして、ドラムが凄い。
超テクニシャン。
早さとかじゃなく、小まめにチェンジされる表打ちと裏打ちを巧みに操りながらスッパンパパスパパッパ、カッカッカカカと、優しく、時にはダイナミックに強弱をつけプレイ。
この音楽のブラジルっぽさってのは8割はドラムですね。
でもってRoberta Sa。
もっとセクシーな衣装かと思いきや割りと主張弱し。
でも、すげーかわいい。
1980年生まれの酸いも甘いも噛み分けるアラサーですわ。
色気とかわいさを兼ね備えた反則系女子。
歌ももちろん上手い。
タンがからむ事もなく、ス~っと伸びる、けがれも何も無い高純度な美しい声。
あの声で「コンペックスちゃん、オ・ヤ・ス・ミ

旦那のPedro Luisも結構歌うんだけど、初めて声を聴いた時は「うわ!Pedro Luis E A Paredeの声やん!」と思ってしまう、当たり前だけど。
特別に歌が上手いわけじゃないんですが、Roberta Saとハモったりるわけです。
だんだんマヒしてきまして、最後の方ではPedro Luisの歌声にも聴き心地の良さを感じてました。
私が唯一聴いたRoberta Saのソロ作からも数曲やってました。
他のアルバムからもやったと思われます。
驚いたのはPedro Luis E A Paredeの曲もやった事。
SAMBA無視して普通にROCK TUNEもかましたのには嬉しかった。
会場内はほとんどがRoberta Saのファンだったみたいですが、中にはPedro Luis E A Parede好きの集団も居て、Pedro Luis E A Parede時代の曲をやった時は客席の一部分は盛り上がってました。
Pedro Luis E A Paredeの曲をやった時は私も思わず「おぉ!」と声が出ちゃったりね。
後半は会場をあおりまくりのノリノリ状態で、本人達も楽しそう。
ブラジルではこの編成でのツアーはやってないみたいで、日本公演のために企画したのだそうだ。
まあ、夫婦で有名アーティストですから、今後は増える事でしょうが、日本で見れるのってのは非常に貴重な来日公演でした。
Maria Ritaもパワフルで洗練されていて良かったけど、それとはまた違ったテイストで繰り広げられた今回の「Roberta Sa × Pedro Luis来日公演」もとても素晴らしいものでした。
この2人の動きには今後も要チェックですね。
この日、DJを務めた中西陣さんのBLOGでセットリストが公開されたので引用。
★Roberta Sa & Pedro Luis Japan Tour 2010
1. Imantra(Antonio Saraiva - Pedro Luis)
<5>(日本盤ボーナストラック)。
2. No Braseiro(Pedro Luis)
<1>(=PLAP / ペドロ・ルイス&ア・パレーヂとの共演)<3:DVDのみ>
3. Eu Sambo Mesmo(Janet de Almeida)
<1><3:DVDのみ>
ヴォーカル・グループ、アンジョス・ド・インフェルノが1946年に録音
ジョアン・ジルベルトが『Joao』(91年)で録音
4. A Vizinha do Lado(Dorival Caymmi)
<1><3:DVDのみ>
作者ドリヴァル・カイミの初録音は55年
5. Menina Bonita(Pedro Luis - Alexandre Brasil - Rodrigo Cabelo)
<5>
PLAPが初来日公演(98年)の際、すでに "いい女" の日本語入りで歌っていた
6. Mais Alguem(Moreno Veloso - Quito Ribeiro)
<2> <3>
7. Luz da Nobreza(Ze Renato - Pedro Luis)
<7>(=ホベルタ・サーがゲスト参加)
8. Janeiros(Pedro Luis - Roberta Sa)
<2>
ペドロとホベルタの初共作
9. Mandingo(Roque Ferreira - Pedro Luis)
<7>
ホベルタの最新作『Quando O Canto E Reza』(ホッキ・フェヘイラ集)への伏線と言 える曲
10. Samba de Amoe e Odio(Pedro Luis - Carlos Renno)
<2> <3>
11. Pelas Tabelas(Chico Buarque)
<1> <3>
作者シコ・ブアルキのオリジナル録音は赤ジャケに青シャツ姿の『Chico Buarque』(8 4年)
12. Fogo e Gasolina(Pedro Luis - Carlos Renno)
<2> <3:DVD>
13. Ah, Se Eu Vou(Lula Queiroga)
<1>(=PLAPとの共演)<3>
14. Cantiga(Manuel Bandeira - Pedro Luis)
<7>(マヌエル・バンデイラの詩にペドロが作曲)
~Maricotinha(Dorival Caymmi)
アントニオ・カルロス・ジョビンが遺作『Antonio Brasileiro』でカイミを迎えてデュ エットした
15. Girando Na Renda(Pedro Luis, Sergio Paes, Flavio Guimaraes)
<2> <3>(=ペドロがゲスト参加)
16. Caio no Suingue(Pedro Luis)
<4>
----encore---
17. Mao e Luva(Pedro Luis)
<6>
初録音はアドリアーナ・カルカニョットの『Maritmo』(98年)、PLAPがゲスト参加
18. Brasileiro em Toquio(Kazufumi Miyazawa - Pedro Luis)
<5>
初録音は宮沢和史『Afrosick』(98年)。ポルトガル語の作詞をペドロが担当
19. Falsa Baiana(Geraldo Pereira)
ジョアン・ジルベルトの歌でも名高いサンバの古典
DVD『Cidade do Samba』でホベルタがホベルト・シルヴァとデュエットしている
<1> Braseiro / Roberta Sa(2004)
<2> Que Belo Estranho Dia Pra Se Ter Alegria / Roberta Sa(2007)
<3> Roberta Sa Ao Vivo no Rio - Pra Se Ter Alegria(2009)*CD/DVD
<4> Astronauta Tupy / Pedro Luis e a Parede(1997)
<5> E Tudo 1 Real !/ Pedro Luis e a Parede(1999)
<6> Zona e Progresso/ Pedro Luis e a Parede(2001)
<7> Ponto Enredo/ Pedro Luis e a Parede(2008)
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