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『Existential』
※詳細をアメイゾンでLOOK
こんばんわ。
三宅祐二です。
では淡々とレビュー。
いや〜、このバンドもカッコイイっす。
なぜ今までドカンと来なかったのか…。
なんでもかんでもミクスチャーと言ったら分かりにくいのですが、FUNK、REGGAE、CUMBIA、SALSAなんかを奏でる大所帯バンド、Grupo Fantasma (グルポ・ファンタズマ)。
上のジャケは2010年リリースの『Existential』。
信頼度高きMUSIC CAMPさん経由で知りました。
※全曲視聴はこちらから
※Grupo FantasmaのMYSPACEはこちら
※Grupo FantasmaのオフィシャルHPはこちら
2000年結成のテキサスはオースティン産の10人組大所帯バンド。
ラッパ4名とラテン・パーカッション2名を含むゴージャス編成。
この辺のキーワードだけで、音を聴いてみたくなります。
あのプリンスがバックバンドとして起用し、前作『Sonidos Gold』はラテン・グラミーにもノミネートされたという、実力・話題性の両方を兼ね備えたバンドです。
私は『Sonidos Gold』と本アルバム『Existential』を聴きましたが、文句なしのクオリティーで、高得点。
ん〜、これは、嫌いな人はなかなか居ないんじゃないかな。
SKA CUBANO的なアイドル性・取っ付きやすさみたいな匂いと、OZOMATLI的なとっぽさみたいなものも感じますね。
おまけにKILLERでゴージャスでナイスメロディーで演奏も上手いと来た。
JAZZのアーティストがSALSAやBOSSAなどのLATINのビートを取り入れてみたり、ROCKバンドがREGGAEを取り入れてみたり、広い世の中では様々な発想でいろいろな音楽が国境や大陸を超えて奏でられているわけでありますが、このGrupo Fantasmaはホーン入りのBIG BAND編成というスタイルに相応しいと感じられるジャンルを1枚のアルバムの中にバランス良く・違和感を感じさせずに組み込んでいます。
演奏者はGrupo Fantasmaですが、まるでファンキーなスタイルのDJのプレイを聴いているようです。
ゴージャスな楽器編成で、「FUNK → CUMBIA → SALSA」というような展開で繰り広げるトータル50分間。
割合的にはCUMBIAが一番多いかな。
7曲目、8曲目辺りのCUMBIAは超KILLERで危険度高し。
要はですね、LIVEを見たくなるんですよね、こういうCDを聴いてしまうと。
踊れるし、とっぽいし、キャッチーだし。
ラッパ好き、LATIN好きにはたまらないオススメ好盤です。
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