1. La Cachiporra / Pedro Laza y Sus Pelayeros
2. La Samaria / Orquesta Monteria
3. Cumbia Alegre / Pacho Galan y Su Orquesta
4. Diciembre Azul / Orquesta Edmundo Arias
5. La Papagaya / Pedro Laza y Sus Pelayeros
6. El Campeon / Pacho Galan y Su Orquesta
7. La Cigarra / Climaco Sarmiento y Su Orquesta
8. La Nena Juan / Pina Y Sus Muchachos　　　　　　　　
9. La Coquetona / Pedro Salcedo y Su Orquesta
10. Hombre Al / Agua Lucho Bermudez y Su Orquesta
11. Conchita / Climaco Sarmiento Y Su Orquesta
12. La Neca　/ Pedro Laza y Sus Pelayeros
13. Mi Sahagun / Lucho Bermudez Y Su Orquesta
14. San Fernando / Pacho Galan Y Su Orquesta
15. Cumbia Del Caribe / Pacho Galan y Su Orquesta


※全曲視聴はこちらから

オーケストラを率いたCUMBIAという事なので、古めかしい感じはするけども、とてもゴージャスでプロの楽団音楽という印象を受けます。

しかも収録曲はインストばっかり。
たまに掛け声的な声は入りますが、しっとり歌い上げるなんて事はなく、腕のある音楽家で集まった音楽団がキッチリと1曲をやってのける、そんな感じです。


という事で、『CUMBIA DE COLOMBIA（クンビア・デ・コロンビア）』辺りの土臭い部分も含んだコンピと比べると、全体の平均値は上品な感じです。

道端や飲み屋で繰り広げられる土着的なCUMBIAじゃなく、バッチリとスーツでキメたおっちゃん達がデカいホールで完璧に演奏してそうな感じかな。

VERY BE CAREFULよりはSKA CUBANO寄り。

この辺の感じって、LATIN聴いている方なら、時々味わう感覚ですわな。

ゴージャスビッグバンドで奏でられるわけですが、クラシック音楽とはまた違う、南米で生まれた踊れるリズムを含むわけなので、不思議とダンスミュージックに感じてしまうのです。

そもそもラッパがたくさん入ってるわけですからねぇ、そりゃあドキドキしますわなぁ。

最近だと、バルセロナ辺りのミクスチャーアーティストがCUMBIAを取り入れてみたり、「電子クンビア」などというレゲトンとかバイリファンキ的な新世代CUMBIAが出てきたり、南米ペルーのチーチャなんかが注目されて音源リリースされてたりもしまして、いろんなスタイルが体験出来るわけですが、このアルバムは、60年代周辺の音楽という事で、それらとはまた違ったテイストになります。

1歩引いて眺めてみると、SKA→2TONE→新世代SKAみたいな流れにも似ているため、どうしてもそそられてしまうわけです。

収録アーティストのPacho GalanとLucho Bermudezは初期CUMBIAではとても重要なアーティストらしいんで、そういう意味でも要チェックなコンピなのであります。



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