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『Fuerte Y Caliente』
※amazonで詳細を見てはいけません
クリステルもとても魅力的だけど、秋元優里も捨てがたい。
たまにイケてない服着てるのを叱ってあげたい。
「ユリちゃん!ダメでしょその服!めっ!」
では淡々とレビュー。
アルゼンチンのゴッタ煮哀愁アコースティックバンド、Onda Vaga(オンダ・ヴァガ)。
2008年リリースの1stアルバム『Fuerte Y Caliente』。
※Onda VagaのMYSPACEはこちら

アルゼンチンのブエノス・アイレスにて2007年結成の5人組。
言ってみればまだまだ新米バンドなのですが、完全にスタイルが出来上がっていて、それが結構そそられるのです。
ONDA VAGAとは「曖昧な波」という意味だそうで、アルゼンチンの絶大な影響力あるDORISというサイケデリックロックなバンドのメンバー2人が中心になって結成したそうだ。
DRISのCDは中古CD屋で見かけた事があるけど、さすがに手が出ませんでしたねぇ…。
そして注目すべき点は、2009年のMANU CHAOのアルゼンチン公演の前座に大抜擢され、7000人以上のオーディエンスの前でプレイしたという事。
そりゃあチェックしたくなりますわなぁ。
コレ読み終わった後でYOU TUBE映像を見て頂ければ分かりますが、基本は電気を使わない楽器で構成されたアコースティック編成。
アコギに、クアトロ(ベネズエラの4弦の弦楽器)、トロンボーン、カホン、パーカッションという編成で、歌は全員で歌う。
MANU CHAOのような甲高い変態ヴォイスの持ち主も居るのと、メロディーがどこか悲しげっていう点でMANU CHAOっぽいなと感じる事が出来ます。
ウクレレのような小さい弦楽器クアトロが、ベンダビリリで言うと空き缶弦楽器、MANU CHAOバンドで言うならマジートの役割で、キュンキュン胸を締め付けるフレーズを発生させる感じが大きいポイントになってます。
ピアノの音とかはアレンジとして入ってますが、基本は道端とか酒場でも出来ちゃうようなストリート感溢れる音楽です。
「いや〜、これはどう考えてもMANU CHAOの影響受けてるでしょ〜!」と容易に突っ込めますよ。
Fromアルゼンチン的な。
世間にも認めらた証なのか、このアルバムはローリング・ストーン誌が選ぶ2008年ベスト50に選出されたそうです。
The Clashの影響を受けたバンドが生れ始めて結構経ちますが、「The Clash→MANU CHAO→ドカン」みたいな世代がこれから出てくるわけですからね。
ヤバい音楽がいろんな所から出て来るんだろうな…。
もっと視野が広がる音楽とか、既存のルール・常識を超えるみたいな音楽が。
そう考えると、超楽しいよね。
そんなアルゼンチン音楽です。
■今まで「おもしろWORLD MUSIC」で取り上げたアルゼンチン音楽たち
※Juana Molina(ファナ・モリーナ)
※Arbolito (アルボリート)
※TODOS TUS MUERTOS (トドス・トゥス・ムエルトス)
※Fidel Nadal (フィデル・ナダル)※Mimi Maura (ミミ・マウラ)
※Pampa Yakuza (パンパやくざ)
※Altertango (アルテルタンゴ)
※Los Pericos (ロス・ペリーコス)※Los Autenticos Decadentes
※KARAMELO SANTO
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※8曲目に収録の「Ir al baile」
※9曲目に収録の「Va al oeste」
※12曲目に収録の「Mambeado」
※13曲目に収録の「te quiero」
※2曲目に収録の「Parque」(LIVE)
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