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『Okayalright』
※amazonだと激安価格でございます
仕事場の近所に宮崎料理専門店が出来たのでランチで行ってみると、メニューも店の雰囲気もスタッフの制服も良い感じなのに、BGMがずっとMISONO。
MISONOは宮崎出身じゃないのに。
しかもシングル曲じゃなくアルバムを垂れ流し。
もう行かねぇ。
では淡々とレビュー。
FUJI ROCK'10まで2週間ちょっと。
FUJI ROCK'10参戦アーティストでありんす〜。
PHISHやSTRING CHEESE INCIDENTなどがお好きな方は要チェックです。
上のジャケは2005年リリースの日本編集盤『Okayalright』です。
信頼おけるBuffalo Recordsさん主催のJAB BAND系レーベルYellow Bus Recordsからのリリースです。
※全曲視聴はこちらから
※moe.のオフィシャルHP
※moe.のMYSPACE

1991年にニューヨーク郊外のバッファローで結成され、今でもシーンを引っ張り続ける5人組。
いわゆる「JAM BAND」とか呼ばれていて、ROCKやFANKを基盤にJAZZのような即興演奏を取り入れて、ドラマチックなLIVEを展開する「LIVE命」なスタイルです。
本作は、前半にリリースしたアルバムの中からメンバー自ら選曲したスタジオ録音曲、後半に未発表のLIVE曲を日本のファンのために編集したアルバム。
前半で「スタジオ録音の元曲はこんな感じなんだぜ。なかなか良い曲作ってるでしょ?」というのを味わい、後半で「でもねでもね、良い曲を、LIVEでは後半アゲアゲのドラマチックなアレンジにしちゃうのよ!どーん!!」みたいな。
スタジオ録音の曲は平均4分、LIVE録音の曲は平均10分といった感じ。
やはり聴いていて楽しいのは後半。
曲の始まりでは「ゆったりなROCKやんけ」と思わせておきつつ、ギターソロでウィンウィンと客を高揚させておきながら、それに合わせ周りのパートも徐々に強度やスピードを上げて行き、曲の最後の方では超アゲアゲROCKになっているという。
お客さんの「フォーーー!!」という雄たけびも後半に多いです。
起承転結系の構成はまさに人力トランス。
お客の顔色見ながら、メンバー間でアイコンタクト取りながら、その場で新しいアレンジをしてしまうという。
ダンサブルでスリリングな感じがたまりません。
これがJAM BANDの醍醐味なんです。
ちなみに、moe.は何度か来日してまして、FUJI ROCKも2004年に出てます。
その時も3日目のFIELD OF HEAVENのトリで3時間半のロングステージ。
今回も見事に3日目のFIELD OF HEAVENのトリです。
そもそも、SMASH代表の日高氏が苗場でFUJI ROCKを開催するに当たって、山の中を歩き回り、木に囲まれた現在FIELD OF HEAVEN STAGEがある空き地を見た瞬間に「ここにステージ作って、夜にPHISHだ!」とひらめいたらしいんだな。
HEAVEの夜のJAM BANDってのは、そもそもそんなルーツが有ったり。
SMASHも「moe.に任せておけば大丈夫!」ってなとこでしょう。
MASSIVE ATTACKと被っているのですが、奥の方でmoe.の演奏で踊り狂う輩達もわさわさ居るのです。
気になるアナタは是非チェックです。
と、ここまで書いて気付きました。
過去にこのBLOGですでに取り上げたバンドだという事を…
なんつーか、おもしろWORLD MUSICももうキャパMAX近づいてます。
※2007年に書いたmoe.のレビュー
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※7曲に収録「Spine of a Dog 」(LIVE)
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