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Mexican Spaghetti Western

『Mexican Spaghetti Western』

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ラーメン屋のカウンターでラーメン食ったら、空いたドンブリを一段上に上げて店員が片づけやすいようにして席を立つかどうかのネタ。
もしテーブルに布巾があって、ドンブリを上げ、自分でその跡を布巾で拭けばまあ良いけども、そもそも布巾はテーブルに無い事が多い。
ドンブリ上げただけで席を立ち、店員がテーブルを拭くのうっかり忘れ、その席にすぐ次の客が座って、ひじを付いた瞬間に、前の客がこぼした汁が服に着き、客の気分を害し、店のイメージも下げる可能性を考え、私はドンブリはそのままにして店を出る。
そうすれば、店員はドンブリを片づけ、布巾でちゃんと拭くであろう。

そう、優しさは時に人を傷付けるのだ。
うん、どうでも良い。
じゃ、淡々とレビュー。


SantanaからRodrigo y Gabriela、はたまたLos Lobos、さらにはCHE SUDAKA辺りのミクスチャーファンにはなかなかツボなんじゃないかな。

MARIACHI風味のメキシカンロックバンド、Chingon(チンゴン)。

※MARIACHIとは…メキシコを代表する7〜12名で編成される楽団の様式である。ラッパとかアコギ系弦楽器とかね。ジャンルの名前ではないそうだ。

上のジャケは2004年リリース『Mexican Spaghetti Western』。

※全曲視聴はこちらから※MYSPACEはこちら

MARIACHIを男くさいロケンローアレンジで聴かせてくれるバンドなんですが、メキシコではなく、アメリカのテキサスで結成されたバンド。

2003年公開の「Once Upon a Time in Mexico」という映画のテーマソングために映画監督のロバート・ロドリゲスが結成したそうです。


7人編成ですが、この中にはラッパは居らず、ギターとベースとドラム&パーカッション。

ロバート・ロドリゲスがエレキギターを担当しておりまして、腕前は相当なものです。
というかエレキ、目立っております。

そんな編成で、ところどころアレンジでラッパを使っている感じです。

エレキが1人とアコギが2人居て、想像出来るかもだけど、ギューンというエレキギターと美しいアコギのストローク&フラメンコギターみたいなソロが対決するようなアレンジです。
ロバート・ロドリゲスのエレキギターもなかなかですが、アコギのテクがハンパないです。


今っぽさ・斬新さ、しっかりと感じます。

やっぱアコギがね、イケイケROCKに入っていると落ち着きますね。

なんつーか、洋食屋でおもいっきり洋食のハンバーグ定食を頼んでも、なぜか味噌汁は付けてくれる的な。
え!しかもシジミですか!的な。

でも、どちらかと言えばエレキが目立つかな、全体平均で考えれば。

曲によっては女性歌手を招いてますが、基本的にはボーカルは男気まっしぐらで、かすれ系の男性ヴォイス。

メロディーも美しいし、結構万人受けしそうなLATIN ROCKといった感じです。



タランティーノの映画は大好きだけど、なぜか『KILL BILL』はまだ見てません。

『KILL BILL』のVol.2でこのアルバムの収録の「Malaguena Salerosa」が大抜擢。

サントラにも入ってるみたいですね。

さらにLIVE映像がDVDの特典映像にも入っているそうで。



「おぉ!」と思った点は、8曲目の「Cielito Lindo」。
この曲はメキシコの伝統曲なんだろうけど、初めてこの曲を聴いたのは遠い昔、VOODOO GLOW SKULLSのアルバムでした。

そして、最後の11曲目「Cuka Rocka」では、オマケっぽい感じで激アツの昇天系のCUMBIA超KILLER TUNEをかましてくれてます。
エレキVSアコギが強烈です…。


てなわけで、メキカントラッド&ロケンロー。
買って損なしの非常におもしろい音楽です。





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※2曲目に収録「Malaguena Salerosa」(Kill Billバージョン)





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