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『Tormenta』
※amazonで詳細を見る事が出来るのだ
雨上がりの宮迫氏の髪型が気になる。
髪の毛の前方への持って来方が気になる。
前髪のバランスとか。
超気になる。
でも淡々とレビュー。
タンゴとロックの融合。
このフレーズにキュンとくる方も多いことでしょう。
アルゼンチンのAltertango(アルテルタンゴ)というバンドです。
上のジャケは2007年の3rdアルバム『Tormenta』。
※AltertangoのMYSPACEはこちら
※AltertangoのオフィシャルHPはこちら
アルゼンチンのブエノスアイレスで19世紀半ばに生まれた音楽と言われているタンゴ。
ヨーロッパからの大量移民を受け入れていた時代も有りますし、奴隷として連れてこられた黒人、原住民などの境遇が絡み合うため、現在まで受け継がれるまでの仮定では様々なドラマが想像できます。
大手レコードショップに行くと、TANGOの有名音楽家Astor Piazzolla(アストル・ピアソラ)のBOX SETなんかが格安で売られております。
日本だと、最近の「団子3兄弟」とか、「黒ネコのタンゴ」とか。
ヨーロッパ音楽の影響も強い事から社交ダンスでよく使われていたりしますね。
何かの書籍で読みましたが、アルゼンチンのある港町、船乗りが集まる酒場で、娼婦に恋をした男が、口説きがてら誘って踊る音楽がタンゴだったり。
サラーム海上氏がちょっと前までやっていたインターネットラジオで紹介されていたのが、このAltertango(アルテルタンゴ)。
アルゼンチンにも、TANGOと他国の最先端音楽を融合を試みているバンドがたくさん居るんだそうです。
簡単に言えばTHE CLASH後期とかMANU CHAOとかっていう話なんですが。
さて、Altertango。
5人組で、内2人は女性。
アコーディオン、ドラム、ピアノ、ベース。
ヴォーカルは女性で公用語のスペイン語です。
ノリノリのダンスチューンは無く、スロー〜ミドルテンポの曲が中心。
「芸術的ROCK」といった感じでしょうか。
大きい特徴は曲調がドラマチックであるという事。
この辺はヨーロッパのクラシック音楽からの影響なんだろうか…。
単調ではなく、進むにつれてどんどん盛り上がって最高潮の時に曲終了みたいな。
トランスともまた違く、CELTの伝統曲を連発して1曲を成すのともまた違う。
そして、ドラムはバリバリ叩いちゃってるという事でTANGOとROCKの融合という印象を自然と受けます。
ゆったり進んで行ったかと思うと、いきなりダイナミックな展開に移ったりするところは新鮮です。
WORLD MUSIC聴いてるR30世代だと、「うわっ、渋すぎてさすがに聴けないわ…」って経験も多いと思うのですが、このバンドに関してはそう感じる確立は比較的低いと思います。
TANGO特有の切ないメロディーとアコーディオンの音を楽しむ度量がれば、WORLD MUSICファンとしては極上作品です。
直球TANGOが聴けなくてもこのアーティストはまた別腹ですかね。
なかなかおもろいです。
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※6曲目に収録の「Sus Ojos Se Cerraron 」(LIVE)
※7曲目に収録の「Milonguita」(LIVE)
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