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Mare

『Mare』

※amazonで詳細を見てみましょう



「アリスインワンダーランド」がそこそこ話題になってるみたいですが、あまり興味なし。
でも、パイレーツオブカリビアンの続編が2011年夏に公開予定らしい。
これにはドキドキ。
何が好きかって、キャストとかストーリーとかではなく海賊の世界が好き。

でもでも…
パイレーツオブカリビアンよりも
パイオーツモミペロリアンの方が好きだけど…

で、淡々とレビュー。


WORLD ROOTS MUSICを愛する方、ビョーク系の個性派女性SSW好き、そして「ブラジル音楽に興味あるけど、ベタなのはちょっと」という方は注目。


ブラジルの癒し&個性派女性SSW、Adriana Calcanhotto(アドリアーナ・カルカニョット)です。

上のジャケは、2008年リリース『Mare』というアルバム。

※全曲視聴はこちらから
※Adriana CalcanhottoのオフィシャルHPはこちら
※Adriana CalcanhottoのMYSPACEはこちら


adrianacalcanhotto-lisboa2


1965年10月3日生まれ。
ブラジル南部ポルト・アレグレ出身。

ブラジル音楽だけを愛し、ブラジル音楽専門で聴いているわけではないので、正直な話購入したCDが「ん〜、イマイチだな。」って事はちょいちょいある(何度か聴いていると良く感じてくるってのは別として)。

例えばSAMBAとかBOSSA NOVAとかのSSW系の歌モノだとしたら、自力で「当たり」に出会う事はなかなか難しいんじゃないかと思ったりする。

このAdriana CalcanhottoはこのBLOGの読者、DT君が教えてくれた女性SSW。

あくまで個人の趣味の問題なんですが、ド・ストレートなBOSSA NOVAギターにNICEメロに甘々ボーカルが乗っかる、いわゆる「これがBOSSA NOVAです」ってのはちょっと苦手で、自分から聴こうとはあまり思わないのです。

Adriana Calcanhottoは、ジャケも、音も、曲調も変化球。

キャッチャーとしては、投げられる度に、ドキドキしちゃうのだ。

私が聴いたのは11枚出ているアルバムのうち、4枚ほど。

今回は『Mare』というアルバム。

「ミュージック・マガジン」かなんかで年間のWORLD MUSIC部門の各評論家のBEST 10とかで、結構な票が入ってました。

その割には、2010年現在、中古CD屋では激安で出回っているという。

モレーノ=ドメニコ=カシンを率いて2007年には初来日。
見たかったねぇ…。


音楽とは関係ない部分で、世間では「激烈ショートカットの女性は性格が個性的」という言葉をたま〜に聞きます。

ジャケ、どう見ても個性的ですよね。

ショートカットだけじゃなくてさ。

もちろん音楽も、変化球です。

それが良いのです。

ROOTS MUSICを基盤にしながら、今を生きるアーティストが今の音楽感性を混ぜ込んで出来上がる音楽。

そう、創作ダイニングレストラン「ブラジル」の新メニューなのであります。

基本的には和み系な曲が多し。


まずはアコギ。
BOSSAを匂わす魅惑のフレーズ。

あっさり打楽器、味付け感覚のピアノやホーン。

そして、ブラジルの女性シンガー特有の透明度の高い歌声。

「いや〜、これは苦手だわ。」って人はなかなか居ないんじゃないでしょうかね。


ちなみに、本アルバム4曲目収録の「Porto Alegre」は「Salud!!」でもかけた事あり。

さらに、2000年リリースの『Publico』では、なんと!MANU CHAOの「Clandestino」をカヴァーしてます。

見つけた時は感動しましたね〜。




「個性」とか「変化球」は周りの人間が判断する事、彼女にとっては「普通の事」なんだよな。

そういう印象の女性SSW好きは要チェックです。


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※2曲目に収録の「Seu Pensamento 」(LIVE!)





※3曲目に収録の「Porto Alegre」(Salud!!でもかけた事有り)



※5曲目に収録の「Mulher Sem Razao」(PV)








※MANU CHAO「Clandestino」のカヴァー(LIVE)(このアルバムには入ってません)
※LIVEアルバム『Publico』に入ってます






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