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中南米の音楽―歌・踊り・祝宴を生きる人々

『中南米の音楽』― 歌・踊り・祝宴を生きる人々

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2010年3月発売という事で出来たてホヤホヤです。

仕事柄、本屋はちょくちょく行くので、すぐに見つけて即GET。


「いや〜、南米音楽に興味あるんだけどさ〜。なかなか日本ではDEEPな情報少ないしさ〜。まあ、貯金も200万くらい有るし、来月辺りから3カ月くらい休み取って南米を旅しようかなと思ってるんだけどね〜。」とはいかない。

そんな音楽ファンは必読の内容です。

数少ない情報源、是非とも吸収しましょう。




サンバ、タンゴ、「コンドルは飛んでいく」、「コーヒールンバ」だけじゃない。陽気なダンス音楽の歌詞に鋭い批評がこめられる。生活の喜びと悲しみをリズムとともに表現し、音楽を通じて社会変革を夢見る。多民族・複数文化が共存・共鳴しあう音楽大陸=中南米。その歴史をひもとき、現場の鼓動を伝える。達人9名による鮮烈な案内書。



目次
第一章●概説・中南米の音楽:その歴史と特徴 [石橋純]
第二章●サルサと北米ラティーノの音楽 [岡本郁生]
第三章●米墨、ボーダーランドで鳴り響く音楽 [宮田信]
第四章●キューバの音楽をめぐる継続性と断絶性 [倉田量介]
第五章●タブ:南国ジャマイカ発の人工的音響 [鈴木慎一郎]
第六章●ベネズエラ:更新され続ける伝統 [石橋純]
第七章●ペルー大衆音楽の発展略史 [水口良樹]
第八章●ボリビア音楽:その歴史と地域性 [木下尊惇]
第九章●ムジカ・セルタネージャ:ブラジルの田舎(風)音楽 [細川周平]
第十章●鉛色時代の音楽:独裁政権下のアルゼンチン・ロック [比嘉マルセーロ]



こんな感じです。

大学の教授さん、音楽研究家、はたまたレーベルのオーナーさんまで。

第三章の宮田氏は、このBLOGでもちょいちょい出てくるMUSIC CAMPのボスです。
恐れ多くもこのBLOGを見て、メールをくれた事もあります。



全体的にもろ南米なんで、興味がある方にのみオススメです。

内容は結構濃いので、100%脳みそにインプットするのは不可能です。

正直「いやいや、そこまでのモノは求めてねぇし!」ってレベルの情報も有ります(個人差有り)。

それでも、ポイントポイントで「うわぁ!そうなんだ!」と感動するところが有ります。

こういう書籍は、気付けば廃刊になるんで、1年以内にはGETしておきたい保存版的書籍です。



より濃い知識と認識を。

そして、より濃い南米音楽の楽しみ方を。


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いくつか出て来た、知ってるアーティストの音源を貼っつけます。



※代表して第3章に出てくるquetzalの「jarocho elegua」(PV)
「Salud!!」でもかけた事有り)




※ペルー出身の歌姫Yma Sumacの「Bo mambo」
Yma SumacのCD、たまたま中古で出会ってます。曲によってかなり良いです。





※ブラジルのSoda stereo「Musica Ligera」(LIVE)
凄いよね。これは日本で例えるなら長渕?





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