Maldita Vecindad　（マルディタ・ベシンダ） : おもしろWORLD　MUSIC

ブログネタ：: WORLD MUSIC に参加中！

『Maldita Sea, Vol. 1: 1989-1999』

※amazonで詳細を見たらスゴイ事に！！

2005年3月に始まった「おもしろWORLD MUSIC」。
なんと、5年も経ってしまった。
あの頃は若かったなぁ…

まあ、スローペースに続けますんで、読んでくれている方は、適当にお付き合い下さい。

では淡々とレビュっちゃうっちゃ。

南米代表のミクスチャー系です。

メキシコのMaldita Vecindad（マルディタ・ベシンダ）。
RADIOCHANGOにも名前有り。

2010年の春、なんと12年ぶりにアルバムをリリース。
MUSIC CAMPさん経由で入っている模様。
まだ買ってませんが、視聴したらかなりヤバそうです。

とりあえず、今回は2000年にリリースされたBEST盤『Maldita Sea, Vol. 1: 1989-1999』。
奇跡の2枚組み。
amazonで買うと驚きの安さです･･･。

※全曲視聴はこちらで可能！
※Maldita VecindadのMYSPACEはこちら

※RADIOCHANGO.JPでの投稿はこちら

南米でも人気のMANU CHAOの存在は偉大すぎますが、それと競う程の南米での人気ぶりなのがこのMaldita Vecindad（マルディタ・ベシンダ）。

ROCK、PUNK、SKA、REGGAE、SALSA/BOGALOO、MEXICAN TRADなどをゴッタ煮した音楽性で、日本でも受けるであろう内容。

今までは、スペイン語圏という事で大々的に日本で紹介されてこなかっただけ。

私は『メキシコ音楽タコス』という書籍でこのバンドを知りました。
※『メキシコ音楽タコス』の詳細はこちら

1985年結成のバンドで、ユニークな音楽性はメキシコ国内だけではなく、国外の音楽ファンにも認められ、北米大陸をはじめ、ヨーロッパツアーも精力的に行ってきており、まさにメキシコ音楽の代表格なのである。

メキシコ国内ではMano Negraやアルゼンチン代表Los Fabulosos Cadillacsのツアーサポートを行ったり、国外でもFaith No More、Sonic Youth、Bob Dylan、Madnessなんかの大物アーティストの前座も務めた事もあるそうだ。

メキシコ国内の仕事だとCafe TacvaやInspectorと共同作品を残していたり。

もっと、いろいろとヤバいアーティストとの絡みがあるのでしょうが、この辺だけでもなんとなくこのバンドのイメージが掴めるかと思います。

さて、このBEST盤の内容ですが、初期の5枚のアルバムからのセレクトで、豪華2枚組みになっています。

若干、音が古めなんですが、爆音で聴けば埋めれる程度ですし、「これがLIVEだったら･･･」なんてのを想像すると楽しめます。

2TONE SKAのひねくれ進化系とでも表して良さそうなROCKIN' SKA、CARIB/LATINを混ぜ込んだHAPPY ROCKナンバーは、ミクスチャーファンにはヨダレものですね。

社会性の濃い歌詞も含むそうで、精神姿勢にも注目です。

そして何より、日本のアングラ生音ファンには常識であるJAMAICAN MUSICを中心に、南米独特の音楽を取り入れているっては、今、日本で聴くからドキドキしちゃうんでしょうね。

南米のゴッタ煮センスはヤバし！

そして、リアルタイムの彼らの音を知りたいなら新作をGETでしょうか。
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