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『Carnevalera (1991-1)』
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それにしても今年の冬は皮のライダースだらけだ。
流行って凄いな。
では淡々と流行しなそうなアーティストをレビュー。
RADIOCHANGOに名前入っております。
そっち系の音楽ファンには通過点という事になります。
イタリアのMAU MAU(マウマウ)というバンド。
上のジャケは1997年リリースの初期BESTアルバム『Carnevalera』。
※MAU MAUのオフィシャルHPはこちら

メンバーの増減とか、使用楽器のチェンジなんかはちょいちょい有ったのでしょうが、基本は5〜7人位の編成みたいですね。
1991年にイタリアで結成されて、メンバーにはカメルーン出身のミュージシャンも参加。
バンド名の由来も深いみたいです。
イギリスの植民地だったケニア(イギリス領東アフリカ)で1952年から1960年に起こった民族主義的独立運動の事をMAU MAUと呼ぶそうです。
さらに「遠くから来る人々」という意もあるそうです。
アコギ、パーカッション、トランペット、バイオリン、アコーディオンなんかのアナログ系な楽器をフルにかき鳴らし、なんとも興味深いDEEPな音楽を奏でます。
演奏だけなら、国の識別は不可能だと思います。
「アフリカ音楽」と言われれば「そうなんだぁ」、「個性的なラテン音楽」と言われれば「へ〜」、そんな感じ。
REGGAE/CUMBIA風味の曲があったり、ジプシースウィングっぽい曲があったり、中東っぽい感じの曲があったり、ボーカルはたまにRAPかましたり、それでいて全体にROCKでPUNKなオーラを醸し出していたりと、まさにWORLD MIXTURE。
BESTアルバムが出てるってのは活動歴の長さと人気の高さの証ですね。
このアルバムには収録されておりませんがSERGENT GARCIAとコラボしたり、MANU CHAOの主催するイベントなんかにも参加してきたバンドであります。
そんな経歴がキッカケなんでしょう。
初期メンバーには Radio Bemba Sound Systemで強烈な音をぶっ放っていた「ろいぱっつぁん」ことRoy Paciがトランペッターで参加していたというのもチェックしてしまいたくなるポイント。
噛めば噛むほど味が出る極上WORLD MUSIC。
長い間楽しめるスルメみたいなアーティストです。
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※1曲目に収録の「La Ola」
※2曲目に収録の「Ellis Island」
※13曲目に収録の「Soma la mancia」
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