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いよいよ明日の夜はM-1グランプリであります。
決勝メンバーの名前を見ると「ん〜、この中から優勝が決まるのか・・・」なんて思ってしまいますが、音楽と共にお笑いも愛する人間としては年に1度の楽しみです。
興奮してきました。
では淡々とレビュー。
このBLOG読者ならご存知の方も多いと思いますが、MANU CHAOを始めとする新世代のミクスチャー音楽ファンの常識になりつつあるRadiochangoからのコンピレーションの第2弾がちょっと前に発売しております。
※第一弾『Radiochango: Anejo Reserva Vol.1』のレビューもちゃんとやってるのです
そして第2弾のタイトルは…
『RADIOCHANGO Anejo Reserva 7 Anos 』。
Radiochango JPの主催者で、「Salud!!」にも「VJ兼いろいろ」という役目で参加してくれているSEBONEさんから「なんでRadiochangoコンピの第2弾をおもしろWORLD MUSICで取り上げないのよ!場合によっちゃあ耳をそぎ落とすわよ!!」と脅されたため取り上げます。
CD 1- All'arrabbiata songs
01. CHANGO feat. LEO - Intro
02. EL KAPEL- No Me Va
03. RUDE BARRIOBEAT- Niente Minkia Cacata
04. KENY ARKANA - La Rage
05. MASSILIA SOUND SYSTEM - De Longue
06. LA PHAZE - Nouveau Defi
07. CHE SUDAKA - El Tren Fantasma
08. CHALART58 - Amazonic Dub
09. LA TROBA KUNG-FU - Loco Motora Far Oeste Mix
10. EL GAFLA feat. MANU CHAO - Clandestins
(Matanzas re-edit)
11. NAILI feat TOX - El Rissala
12. BNEGAO - V.V.
13. KUMAR - Pel cula De Barrio
14. ZUR - De Cualquier Lugar
15. BETO BEDOYA feat. MC STORMY - Como Habla
16. ALCOHOL FINO - Ya Te Espero
17. GOULAMAS'K - Skatalunya Live
18. LOU DALFIN - Sara Dura
19. DON TOMASINO & TUTTI QUANTI - The Red Palace
20. SAGARROI - RadioChango
CD 2- Chango Social Club
01. AMPARANOIA - Tiempo Pa Mi (Matanzas versao)
02. AKLI D - C'est Facile (Spanish Version)
03. OJOS DE BRUJO - Confort No Reconforta
(Pankomax remix)
04. LA KINKY BEAT - Citizens
05. MANU CHAO - Politik Kills (Matanzas remix)
06. DJ WAGNER PA + PABLO SCHWARZMAN - Capitalistos New Mix
07. MARTINGALA - Magrebe (Matanzas remix)
08. ORQUESTRE INTERNATIONAL DU VETEX - Vetex Mex
(Matanzas 'Brazindia' remix)
09. FUFU-AI - Samba K-Bron
10. EL MATANZAS - Arroz Con Coco (Matanzas re-edit)
11. DUSMINGUET - Lo Mas Bueno
12. TOMAS LAVERTY - Vamo Vamo
13. LA PEGATINA - Tomas n
14. SKARBONE14 - Deroutes En Route
15. NOUR - Had El Medina
16. APKASS - Du Riz Et Des Armes
17. SELECTOR MATANZAS feat. JEAN ZIEGLER & SANKARA FOOD CLUB
バルセロナ発!!今やミクスチャ・ロックの本拠地ともいうべきウェブサイト「RADIOCHANGO.COM」より、3年ぶりのコンピレーションが2枚組になり、日本到着!
1枚目、"All'arrabbiata songs(怒れる歌たち)"のタイトル通り、資本主義に徹底的に対抗する怒りのビートが爆発だ。イントロで、チェ・スダカのレオがサッカー実況風に煽りを入れる。そして怒れるバンド達が、新自由主義への憤怒を、「オルター」主義を、フィエスタを、抵抗の宣言を、移民問題を、強烈に歌いかつ問いかけてくる。2枚目"Chango Social Club"は対照的に、ゆったりしたルンバで幕を開け、アンパラノイアやオホス・デ・ブルホたちが豪華にリズムを刻んでゆく。コスモポリタンなメロディで酩酊する、遠い国の雑踏に流れるラジオの様でもある全37トラック。各アーティストによる曲間メッセージや、前作同様セレクトール・マタンサのミックスも耳を惹きつける。色彩溢れるジャケットは、RADIOCHANGOやマヌ・チャオ関連のデザインに、今では無くてはならないアーティスト・ヴォズニアクによるもの。ムジカ・メスティサーヘの奥深くに、溺れて踊る全レベル・ロッカー必聴盤。[直輸入盤] (text by nahoko)
nahokoってのがSEBONEさん。
このコンピのジャケットデザインのヴォズニアク氏がデザインしたイラスト入りのポロシャツもSEBONEさん経由でGETさせて頂きました。
街では着れなそうですが・・・。
このコンピをBLOGで取り上げなかった理由は、ただ単に聴いた回数がまだまだ少なかったから。
今回は2枚組だしね。
背中を押されたのもあり、何度も繰り返しちゃんと聴いてみました。
サラっと聴いた感じだと、「なんだかWORLD色の薄いHIP HOPが多いなぁ」なんていう印象を受けた記憶があるのですが、2枚通してちゃんと聴いてみると、とんでもない。
前作よりもジャンルの幅はかなり広がってます。
確かにストレートなHIP HOPも入っていたりしますが、REGGAE、SKAはもちろん、IRISH、CUMBIA、フラメンコ、SAMABAなどとかなり多彩で驚きました。
インディーズのコンピって、異様にレベルが低い素人バンドが紛れてたり、録音状態がかなり悪かったりして、ガッカリさせられる事があったりするけど、このコンピはそんなレベルではなく、それぞれの道を極めて来たいわゆる凄腕級のアーティストの奏でる音楽だけが詰まった高級幕の内弁当的なクオリティーです。
要するに、それがRadiochangoに名を連ねるアーティストという事になるわけでありますが。
私がRADIOCHANGOの存在を知った時、登録されているアーティストは30個位だったので、割と覚えやすいレベルだったのですが、あれよあれよと言う間に膨張し、全アーティストの音源を聴くというのはほぼ不可能な状況になっています。
そんな立場の音楽リスナーにとってもうれしい内容。
音源を聴いた事があるアーティストのREMIXや、名前はかろうじて知ってるアーティストの初聴ナンバー、そして大多数は日本では音源が入手困難な危険度高めのアーティストが含まれます。
2枚組ですが通して聴けば「この曲ヤバいやん!」ってのがポツポツ。
何度か聴けば「うわぁ〜、この曲すげーじゃん!」ってのがドサドサ。
「RADIOCHANGOとは何ぞや」という質問の答えでもありますし、WORLD MUSIC最先端をいっぺんにたくさん味わえるという意味でも購入価値は非常に高いです。
現状で結構レアだと思われます。
欲しい方は頑張ってGETしましょう。
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