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なんとかサイトマップを見やすくしてぇなぁ。
では淡々とレビュー。
1990年結成のブラジルのRAP&HARD COREユニットPavilhao 9(パヴィリャゥン・ノーヴェ)。
残念ながら解散してしまったみたいですが、PLANET HEMPやSOULFLY辺りからもっとブラジルなコアなHEAVY ROCKを掘りたい方はまずこのバンドを要チェック。
上のジャケは1997年リリースの3rd『Cadeia Nacional』。
なかなか手に入れるのは難しいので、欲しい方は気合入れて探して下さい。
※Pavilhao 9のMYSPACEはこちらから

結成は1990年。
アルバムリリースは1992年。
ちなみに同じブラジルのPLANET HEMPは1993年結成。
Chico Science & Nacao Zumbiは1991年結成。
Sepulturaは1984年結成。
さらに、RAGE AGAINST THE MACHINEは1990年結成で1992年デビューで全く同じタイミング。
アルゼンチンのTODOS TUS MUERTOSが80年代後半結成で1988年デビュー。
フランスのMANO NEGRAが1987年結成の1988年デビュー。
ちなみに〜、BACK DROP BOMBが1994年結成、1999年デビュー。
こんな並べ方をすれば、おもしろいかな。
ポルトガル語のラップ、ブラジル産という事が重なって、日本には情報が入りにくいという条件を作ったのだと思われますが、基本的にストレートにカッコイイ。
ブラジルらしい音楽とは言えませんが、ラップとハードコアをミックスしたサウンドに社会批判の歌詞をのせてブラジルでは大人気だったそうです。
スクラッチ担当のDJはいるものの、PLANET HEMPと同様に生バンドをバックにするので音楽的にはもろROCKです。
ゴリゴリにへヴィーなサウンドに、2人のMCがラップを乗せるスタイル。
歌唱方法がラップなだけなので、現地ブラジルでもROCKファンをHIP HOPに橋渡しする役目も果たしたことでしょう。
政治や警察の暴力行為などに対しての批判をラップすることも多く、メンバーはステージ上では覆面を被ってステージに立つこともあったそうだ。
内ジャケットでもメンバーはみんなサングラスをかけ、素顔を明かしていません。
このアルバムではPLANET HEMPのMARCELO D2が参加してます。
そして、内ジャケットを片っ端から目を通すとCHICO SCIENCEの名前も有りますし、SEPULTURA、O RAPPA、Nacao Zumbi辺りのお馴染みのアーティスト名もクレジットされています。
そして、7曲目の「Bem Bolado」ではChico Science & Nacao Zumbi風の北東部ミスクスチャーサウンドにもチャレンジしてまして、WORLD MUSICファンの心もくすぐってくれます。
南米のへヴィーロックもかなり熱いです。
むしろ英米よりおもしろいかもね。
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