72年プエルトルコはサンファン生まれで現在はアルゼンチンを拠点に活動しているシンガーで、南米はもちろんスペインを中心としたヨーロッパでも人気のアーティストです。

父親はプロのシンガーという事で、2世シンガーです。

アルゼンチンのベテランミクスチャーバンド、Los Fabulosos Cadillacsとの競演や、日本のSKA,ROCKSTEADYファンにもお馴染みなDANCING MOODの作品へのゲスト参加などで話題になり、日本にも大洋レコードさん経由で入って来ています。


今や世界中に浸透しているSKA,ROCKSTEADY辺りの音楽に自分の声を載せる事で、ターゲットは南米だけではなく世界中という事になってきます。

全13曲中の大半は古き良きJAMAICAの音楽、SKAやROCKSTEADY。

1回通して聴けば、「あれ、いいじゃんこの曲」と思える曲が結構ありまして、言葉以外は「アルゼンチン産のJAMAICAN MUSIC」とは気付かない出来上がりです。

特別、歌が上手いとかは感じませんが、バックの演奏とか曲の良さと組み合わせて評価すればかなりカッコイイです。

もちろんSKA,ROCKSTEADY以外にも南米のROOTSを思わせる曲もやっておりまして、この辺からDEEPなLATIN MUSICに入って行くのもおもしろい。

本アルバムではHIP HOP、PUNK、SKA、アルゼンチン伝統音楽系など、多数のアーティストがゲスト参加しております。

チェックすべきはAmparanoia（アンパラノイア）の女性ボーカルであるアンパロ・サンチェスとのデュエットも収録されていること。
マドリッドでの録音だそうだ。

この辺の活動範囲やゲストアーティストなんかを見ると、音楽に対する「熱さ」みたいなものを感じ取れる女性であります。

絡んでいるアーティストがそっち系なだけに、気になって調べてみるとRADIOCHANGOにも名前が入ってました。


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※6曲目に収録の「-My last love」（LIVE）




※収録曲ではありませんが「NO NO NO」のカヴァー（LIVE）Feat.FIDEL NADEL（ex TODOS TUS MUERUTOS）





※収録曲ではありませんが「Yesterday Once More 」のカヴァー（LIVE）Feat.Dancing Mood



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