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『Un Dia』
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いよいよ迫ったFUJI ROCK'09。
イボ痔のカトリーヌちゃんも無事に安定期です。
それではFUJI ROCK'09参戦アーティストをシコシコとレビュー。
数年前からWORLD MUSICファンを魅了し始めたアルゼンチン音響派と言われるミュージシャンの1人。
エレクトロニカと生楽器を融合させた音に不思議な歌声を乗せる女性シンガーJuana Molina(ファナ・モリーナ)。
「アルゼンチンのビョーク」(勝手に私が言ってるだけ)とでも言いましょうか。
上の不気味なジャケは2008年リリースの5作目『Un Dia』。
関係者からは最高傑作の声も。
※全曲視聴はこちらから
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1962年、アルゼンチンのブエノスアイレス生まれの女性シンガーソングライター。
父親がタンゴのシンガーで14歳でパリに移住し、そのころから妹と音楽を始めたそうです。
もちろん親からの影響もあるのでしょうね。
20歳でアルゼンチンに戻り、音楽活動を引き続き続けるのですが、コメディータレントとして大ブレイクしたそうです。
看板番組を持つほどまでの人気を獲得したにも関わらず、本来の目的である音楽に専念するために、番組は自ら降板。
ここから音楽制作に専念することになります。
フェルナンド・カブサッキや、アレハンドロ・フラノフなどのアルゼンチン音派アーティストと絡み作品を発表し、本国アルゼンチンよりもここ日本での方が売れてしまったアルバムもある程。
山本精一やEGO WRAPPIN'が彼女らに注目するほど、日本の音楽シーンでも注目されているアーティストなのである。
なんせ、アルゼンチン産の音楽という事でなかなか手に取りにくいCDではありますが、FUJI ROCK'09に参戦が決定しているという事もあり、某大手CDショップでもROCKコーナーのFUJI ROCK'09注目アーティスト紹介にこの『Un Dia』がピックアップされていたりしました。
ほんと驚きなアクトです。
今回のFUJI ROCKでは同日にROVOの出演も決定しているので、その辺の絡みにも期待ですね。
さて、内容。
アルゼンチンのビョークと述べましたが、イメージ的にはそんな感じ。
エレクトロニカと生楽器を融合サウンドにJuana Molinaの独特のボーカルが乗っかるスタイル。
ビョークと例えましたがPOPさまではビョークに達してません。
メロディーや音や曲調は玄人好み。
音楽ファンはひとそれぞれツボを持つと思うんですが、日本の全音楽ファンのある一部分の層のツボはガッチリ掴んじゃうだろうなというコアな音楽性になってます。
数年前に日本語解説付きで発売された『Tropicalismo Argentino』でアルゼンチン音響派と括られるミュージシャンの斬新な音楽を味わってしまった方は多いと思いますが、まさにその括りに入る音楽と言った印象。
※『Tropicalismo Argentino』
アコギや手拍子、謎の弦楽器や謎の打楽器、虫の鳴き声や、コンピューターから出力される不思議サウンド。
これらが混ざり合い、尚且つ、上手い下手とかで判断するのは間違いかと思われるJuana Molinaの不思議ヴォイス。
Juana Molinaの作品として出される作品なのですから、彼女のやりたいことが反映されているわけです。
遠いアルゼンチンで発せられる変態的とも言えるこの音楽。
まさかFUJI ROCK'09に参戦とは。
どんなLIVEになるんだ一体…。
今年のFUJI ROCKもORANGE COURTが熱い!
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1曲目に収録の「un día」
4曲目に収録の「Los Hongos de Marosa 」
Juana Molina Profile
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