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ガリシアへの道〜スパニッシュ・

『ガリシアへの道』

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不思議とイボ痔は全く痛みません。
手術をしない限り、彼とは一生付き合って行く事になるんだそうだ。
知人の意見。

近々、名前を付けたいと思う。

では淡々とレビュー。

1999年にリリースされたスペインのガリシア地方音楽の日本国内編集のコンピレーション『The Road To Galicia』。

CELT MUSICというとアイルランド(いわゆるIRISH MUSIC)やスコットランドがまっ先に頭に浮かびますが、フランスのブルターニュ地方、オーストラリアやニュージーランド、北米などにもその影響は及びます。

そしてスペインのガリシア地方もまたその地域に入るのです。

そんなガリシア音楽の入門盤として楽しめるのがこのコンピレーション。

バグパイプの一種であるガイタを使っているバンドも多いため、その筋の方にはたまらない内容です。


収録内容は以下なのさ。



1. リオトルトのショタ(パンチョ・アルバレス)
2. 風の画帳(マイテ・ドノ)
3. 雨のない土地(ベログエト)
4. チョテ・ド・レイラード(チョウテイラ)
5. ナモラードス・フォヘーテスのマーチ(ナ・ルーア)
6. ロセンダのダンス(エミリオ・カオ)
7. レセージェ(オス・センペース)
8. 愛について(パンチョ・アルバレス)
9. オ・パサール・ポル・コルショ(シストラ・デ・コルーショ)
10. トランシト(ベログエト)
11. サベリーニャ(スサーナ・セイバネ)
12. ラ・サンソネッテ(オス・センペース)
13. ロマーシェ・ダ・ノサ・セニョーラ・ダ・バルカ(マリア・マヌエラ)




スペインガリシアと言えばALAITS ETA MAIDERとかMilladoiro(ミジャドイロ)とかが出て来るかもしれませんが、このコンピはもうちょっと掘った感じ。

それでも、このBLOGで取り上げたOS CEMPESCHOUTEIRA(チョウテイラ)は入ってます。

※このBLOGでも取り上げたQuempallou(ケンパリョウ)もヤバいです。

そこに息づく音楽は、中世の息吹を今に伝えるトラッドから、現代の様々な音楽を取り入れたアグレッシブなものまで多種多様です。

そのガリシア音楽を専門にリリースしているDO FOLレーベルの先鋭達の作品を日本独自編集。

DOROPKICK MURPHYS辺りでバグパイプのヤバさを感じ、TRADを聴くようになってきた人にはうれしいバグパイプ(ガイタ)を使った曲が満載なアルバムで、CELT MUSICの奥深さと共に、バグパイプ入りのダンスチューンを思う存分楽しめる日本ではきわめて貴重な音源です。

探してもなかなか無いんじゃないでしょうかね、こういうコンピって。

CELTの文化が根付くスペイン・ガリシア地方は、CELTそのままではなく、その地で受け継がれてきた音楽や、CELT以外から入ってきた文化に影響された音楽が出来上がってまして、一口にCELTとは言い難い非常に興味深い音楽が量産される土地です。

IRISH MUISCで見れるような楽器編成なのでありますが、このアルバムに収録されている曲はガリシア特有の個性的な感性を味わうことができます。

CELT MUSICはIRISH辺りから入る方が多いと思うのですが、もうちょっと掘り下げていくと魅力的な音楽を見つけることができるわけです。

順番とか、知名度とかは関係なし。

ちょっとDEEPなCELT MUSICを堪能してみたい方には超オススメです。


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