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『Paris-Casbah』
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H&Mで買い物しちゃった

恥ずかしながら淡々とレビュー。
RADIOCHANGO JPが本家にLINKされた記念としてRADIOCHANGOのアーティストを1発。
フランスのEL GAFLA(エル・ガフラ)というグループ。
上のジャケは2006年リリースの2ndアルバム『Paris-Casbah』。
※全曲視聴はこちらから
※EL GAFLAのオフィシャルHPはこちら
※EL GAFLAのMYSPACEはこちら

メンバーは6人。
ギターにバイオリンにSAXにダルブッカなどのパーカッション使いオーガニックな音作りです。
「Rock the Kasbah」魂を持った音楽を奏でます。
Kasbahとはアルジェリアの首都アルジェの旧市街を構成する一画の呼称だそうです。
「Rock the Kasbah」と言えばTHE CLASHの代表曲ですが、この曲は中東のある宗教指導者が音楽を禁止したという事件を皮肉った曲だそうで、きっとEL GAFLAのメンバーもTHE CLASHが好きなのであろうと思います。
いろんなコンピのタイトルでも使われる「Kasbah」は中東近辺の意だと思われます。
音楽的にはCheb Balowski、ZEBDA&Mouss Et Hakim、ORIGINES CONTROLEES、Gnawa Diffusion、Rachid Taha辺りの音に近いです。
ドラムやディストーションギター不在ですが、まちゃくちゃ高速なパーカッションが作り出すテンポでROCK感を醸し出し、SAXとバイオリンとボーカルで味付け。
SAXがさりげなくSKAビートを吹いてみたり、ギターソロがJAZZ/FUNKっぽいアレンジをしたり、バイオリンがジプシー的なメロディーを奏でたり。
モロッコのグナワ、アルジェリアの伝統音楽を基盤にしながらもいろんな音楽を取り込むスタイルは非常に興味をそそられ、WORLD MUSICファンにはなかなか楽しめる音楽に作り上げられています。
CDで聴いた印象だと派手さは低いですが、LIVEで爆音でやられたら結構なダンスミュージックになりそうな予感はプンプン漂ってます。
そしてそして、14曲目に収録の「Clandestin」
何気なく聴いているとどこかで聴いたようなメロディー。
1番が終わり短い間奏の後、発せられたのはMANU CHAOの声。
そう、「Clandestino」のカヴァー。
しかもfeaturing Manu Chaoとして収録ときてます。
小さなBARから大型FESまでのステージをこなすというのにはなんとなく納得です。
恐るべしRADIOCHANGO。
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