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パナマ・コネクション

『Panama Connection(パナマ・コネクション)』

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好きなパスタはカルボナーラなんだけど、カルボナーラを食って美味いと思ったのは今まで数回のみ。
実はカルボナーラ好きじゃない気がしてるコンペックスです。


では淡々とレビュー。

今回もマニアック。

1999年リリースのパナマのロックのコンピレーション。
何気に日本盤でP-VINEからリリースの『Panama Connection(パナマ・コネクション)』という作品。

ジャケのデザインはGERUGUGUのGEN氏。

気になる収録曲は〜、以下やで!!


1. Se Murio Manuela(ロス・ラバネス)
2. Monna Revoi(イーゴ・スガスティ)
3. Tenerte Mujer(オス・アルミランテス)
4. Goma(トレス・レチェス)
5. Borrachos Alegre(ロス・カラス・デ・アンブレ)
6. Tu Decepcion(イーゴ・スガスティ)
7. Maldita Vanidad(ロス33)
8. Fakir(ラ・ヴェロニカ)
9. Bala Perdida(ティエラ・デ・ナディエ)
10. Tu Me Disparas Balas(ロス・ラバネス)
11. En Una Noche(オス・アルミランテス)
12. Sen[~]oras y Sen[~]ores(ファクトール8)
13. No Tengo A donde Ir(ロス33)
14. Sed.(トレス・レチェス)
15. Pegando Abajo(シネマ)



1曲目に収録のLOS RABANES(ロス・ラバネス)はこのBLOGでも取り上げた事がありますが、まだ他にも生きの良いバンドがうじゃうじゃ居るみたいです。

ROCKが世界に広がったのは英語圏である英&米が主導権を握っていただけで、非英語圏のROCKももちろんガンガン進化しているわけです。

それが、ただ日本に入って来にくいだけ。

「売れ線は英語」ただそんな理由なだけ。

「ROCKとはなんぞや!」と考えてみれば「非英語圏」のROCKを聴いてみるという行為はいたって自然。

このコンピはLATIN圏の中でもパナマにスポットを当てたコンピレーション。

知っているのはLOS RABANESだけなんで、ドキドキしながら聴いてみました。
まあ、1999年リリースという事で若干古いですが。


全体的にPUNK・SKA・REGGAEなどをミックスさせた曲が多いのが第一印象。

1999年周辺を分かり易く説明するとkemuriの『77 Days』が1998年、HI-STANDARDの『MAKING THE ROAD』が1999年、RANCIDの『Life Won't Wait 』が1998年、VOODOO GLOW SKULLSの『BAND GEEK MAFIA』が1998年。

そんな時代に非英語圏のミクスチャー的なPUNKを紹介するCDを出したP-VINEは偉い&早熟!
しかもパナマ限定ってのはなんでなんだ・・・。

音源はKIWI RECORDSというパナマのレーベル所属のアーティストで固められてますが、このレーベル自体はパナマ出身の大スターRUBEN BLADES(ルーベン・ブラデス)の支援が大きいみたいです。

内容的にはROCK/PUNK色が強く、バンドによってSKAやREGGAEやRAPを取り入れてます。
ユニークなポイントとしてはSALSAをやるバンドを取り入れたり。

いわゆるSKA PUNK的な曲が多いわけですが、スペイン語ボーカルだったり、ギターの音がちょっと英米では無い音質だったり、メロディーが独特だったり、ギターソロにLATIN/CARIBなニュアンスが入ってたりで、細かいところまで聴くと結構楽しめます。

個人的な感想だと2曲収録されているLOS RABANESが一番カッコイイです。

1999年じゃあそんなに見向きもされなかったであろうコンピですが、今の日本のアングラシーンなら注目されてもおかしくないコンピですね。

LATIN語圏のROCKファンは要チェック!


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※1曲に収録「Se Murio Manuela」(ロス・ラバネス)



※10曲目に収録の「Tu Me Disparas Balas」(ロス・ラバネス)

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