『Good All Over』
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バティストゥータ!
たまに口にしたくなるサッカー選手の名前。
サッカー全然好きじゃないけど。
んじゃ、淡々とレビュー。
年末に軽く生理整頓をしてアナログレコード取り出し易くしてみたので今回は古いのを1発。
SKA、ROCKSTEADY、REGGAEの大物シンガーDelroy Wilson (デルロイ・ウィルソン)。
こんなアーティストも挟んで行きましょう。
上のジャケは天下のSTUDIO ONE発のROCKSTEADY大名盤。
Clement "Coxsone" Doddプロデュースの『Good All Over』。
リリースは1969年。
CDでも買えるみたいなんでここらで1発レビュー。
それにしても変なジャケット写真だ・・・。
1948年、ジャマイカ・キングストン生まれ。
14歳で歌手デビューし、ROCKSTEADY時代には数々のHITを生み出した伝説的なシンガー。
BOB MARLEYもそうだけど、この時代のシンガーは10代でデビューしてるってのは珍しくないのです。
それらのHIT曲はDANCEHALL REGGAE時代にもリメイクされる程。
1995年に他界されてますが、1990年には来日公演も実現したみたいです。
この『Good All Over』はROCKSTEADY時代に最もHITしたといわれるアルバム。
Marvin Gayeのカヴァー「ONECE UPON A TIME」は私も大好きな1曲で、オリジナルなんかよりもDelroy WilsonのROCKSTEADYバージョンの方が断然好きです。
同じく収録曲の「Rain from the Skies」もSKA/ROCKSTEADY系のクラブイベントに行けばかなりの高確率でかかるド定番の名曲。
「君とKISSしたら雨が止んださベイベー」みたいなスピードワゴンも赤面するあま〜いラブソングであります。
黒人特有のヴィブラートが効いたソウルフルな歌声は他の人種にはちょっとマネできませんし、1960年代のJAMAICAの音響機材のしょぼさが今聴くとCOOLでトッポイ感じが何とも憎い。
SKAやROCKSTEADYってアメリカのSOULやJAZZなんかの影響がもの凄く強いので、カヴァーが異様に多く、SKA/ROCKSTEADYを聴いてSOULに移って行く音楽ファンも結構多いと思います。
もしくは、JAMAICAの音楽の進化を辿ってDUB REGGAEやDANCEHALL REGGAEに行ったり。
私の場合はインスト/ファンキーブラスなダンスミュージックという繋がりでLATINに流れて行きましたが。
何はともあれ、世界中で奏でられる奇跡の音楽REGGAE。
そのROOTSであるROCKSTEADYはサクっと通っておきたい音楽なのであります。
アナログレコードの場合もプレスミスも多く、「金払ってるのにこの品質かよ・・・」とガッカリする事も多々ありますが、名盤ならCDでも出てるようなので、REGGAEのROOTSを探りたい方には自信を持ってオススメできる超名盤。
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※収録曲「Once Upon A Time」
※前半部分が収録曲&人気曲「Rain from the Skies」
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