POGUESを聞きながら、酒を結構飲みながら書き始めております。
あまりこのBLOGに私情やらプライベートやらは書き込まないように心がけつつ、2005年の3月からスタートし、気付けばもうすぐ2009年。
BLOGはもうすぐ4年になろうとしてます。
我ながら頑張ってるなと自分でも思います。
そして、多少は誰かしらの役に立ってるとも信じています。
このBLOGのお陰でいろんな出会いや出来事があって、自分としても役立ってるのは確かです。
私、一般人です、おもいっきし。
レコード会社やレコードショップの人間でもないし、バンドをやってるわけでもなく、某小さな会社で小さな夢を抱えて日々ご飯を食べるための給料を稼ぐ毎日。
だから、公私を完全に分けて、仕事以外の時間はドップリ自分の好きなように音楽を楽しめるのだとも感じたりします。
「音楽は嫌いだ」という人はなかなか居ないでしょうが、「その辺を歩いてるお兄ちゃんの100倍くらい好きだ!」と胸を張って言えます。
まあ、実際は口に出しては言わないけど・・・。
どんな音楽が好きなのかかでいろいろと種類も分かれると思いますが、自分が興味があるジャンルに関しては普通の人が考えられないくらい強力な電波を張って、あらゆるところから、どんな小さな情報でも引っ張って来ます。
その情報発信元はどこかのミュージシャンの発言だったり、CDのライナーノーツだったり、深夜のTV番組だったり、何気に車の中で聴いたラジオたったり、誰かのLIVEで配られるフライヤーだったり、クラブイベントだったり、雑誌の小さな記事だったり、インターネット検索だったり、友達との会話の中だったり・・・。
ごく自然に、気付いたらそんな脳の構造になっていて、今でも進行中であったりします。
軽い生理現象になってる感じです。
このBLOG読んでる方もそうなんじゃないかと思います。
有名無名、プロ素人に関わらず、人物の感性というのにも影響を受けたりします。
今日はその人物の1人でもある、あるお方のお話。
個人名は伏せましょう。
Sさん。
とは言っても、私はSさんとは面識も無く、会話をした事すらありません。
思い起こせば私が21,22歳の頃、これまたお遊びで東京・池袋にあったNEVER MINDというBARで「DRUNK STOMPER」というイベントをやっていた時の事です。
そのBARでは5,6回程度イベントをやらせてもらっただけだったのですが、そのBARでやっている自分のイベント以外にどういうものがあるのかを調べて知ったのが「眉ボンナイト」というイベントでした。
そのイベントというのがSさんが参加していたイベント。
NEVER MINDの店長さんから「眉ボンナイトの連中は音楽的に相当ヤバいよ。」と聞き、それ以来、密かに注目していたのです。
やがてNEVER MINDは閉店し、場所と名前を変えDrink 'em allというイベントが始まり、そのイベントは今でも続いています。
なんせ、オールナイトがキツくなってきた25歳辺りからはDrink 'em allに初参戦どころかクラブイベントに行く事もストップ。
NEVER MINDもなくなり、自分のイベントも終了です。
その頃は遊びでDJをやってたわけですが、所詮素人のカッコつけレベルなので、客集めとかウケ狙いで自分の聴く音楽が本線とちょっとでもズレるのはおかしいと感じ始めた時期でもありました。(それが素人くさいんですが・・・)
「もうイベントはやらない」と決め、仕事も忙しいし、ひたすら趣味として、ヤバい音楽を探す日々。
時間を作ってはLIVEやイベントに通い、レコードショップのハシゴ、中古の音楽雑誌や専門誌を読み漁り、部屋に篭って音楽聴きながらネットサーフィン。
そこでLINKしてくるのがSさん。
別にストーカーというわけではないんですが「眉ボンナイト」の時代から影で観察していると、タワーレコード新宿店の店員&バイヤーになったり、BOUNCEにもWORLD MUSICコーナーで新譜レビュー書いてるし、コンピのCD出してるし、Drink 'em allは定期開催でガンガンゲストバンド呼んで盛り上がってるし、気がつけば今から数年前のPOGUESのフォロアーのGreenland Whale Fisheriesの単独来日でDJをしてるのには正直ビビりました。
会場内で一人酒を飲みながら彼の選曲にも酔っていたさ。
タワーレコード新宿店のヨーロッパコーナーは相当通ってました。
タワレコ特有の手書きのCDレビュー。
彼の書くレビューを読むと、視聴したくなり、そして購入したくなる絶妙な書き方。
そもそもピックアップするCDがヤバいのばかり。
「この人すげーな。この人が海外で仕入れてくるCDならツボ率は常に高いだろうな。」と感じてました。
そう感じてた方もこのBLOGの読者にもいるでしょう。
Sさん以外のいろんな方やいろんな情報源から影響を受けつつ、ドップリと「音楽リスナー」に徹していろんな音楽を聴き数年。
「イベントをやるために聴いてきた音楽」ではない音楽を、イベントでかけてみたいと思い、またまたお遊びで2007年5月に始めたのが「Salud!」。
自分のコネだけを使って素人DJを集めユルく始めたこのイベント。
なんせ今日現在で3回しかやっていないのも、ユルさの内か?
そんなインチキイベント「Salud!」のメンバーで2008年12月の始めに忘年会をやっていた時、そのSさんが今年の春に亡くなったという話を聞ききました。
その時のメンバーは6人だったのですが、関根さんの名前を知っているのは私と亡くなったという情報を教えてくれた友人の2名だけ。
他の連中は「誰?その人。」という中、私は酒の席にも関わらず、非常にショックでショックで。
次の日も二日酔いとショックさがダブルで。
会った事もないのに。
彼、歳は私の1つ下だったらしいです。
詳しくは知りませんが、病気だったらしく。
彼は、きっとこの先、日本のアングラシーンをもっと面白く盛り上げて行く方だったのに。
かなり自信を持ってそう言えます。
明らかな年上のセンスというのはどこか1歩引いて受けてしまうのですが、同世代だからビシビシと来るわけです。
40代、50代とかになって彼がどういう音楽を聴いていくのかにも非常に興味があったのに。
会った事もないのに、なんか大きいものを失った気がするのです。
あんまし、こういう感じってないです。
多大なリスペクトと感謝と共に、ご冥福をお祈りします。
POGUESを聴きながら書いてます。
やっぱこのバンド、ヤバいわ。
それでは皆様、来年もGOOD MUSICを聴きましょう!!
よいお年を
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そして、多少は誰かしらの役に立ってるとも信じています。
このBLOGのお陰でいろんな出会いや出来事があって、自分としても役立ってるのは確かです。
私、一般人です、おもいっきし。
レコード会社やレコードショップの人間でもないし、バンドをやってるわけでもなく、某小さな会社で小さな夢を抱えて日々ご飯を食べるための給料を稼ぐ毎日。
だから、公私を完全に分けて、仕事以外の時間はドップリ自分の好きなように音楽を楽しめるのだとも感じたりします。
「音楽は嫌いだ」という人はなかなか居ないでしょうが、「その辺を歩いてるお兄ちゃんの100倍くらい好きだ!」と胸を張って言えます。
まあ、実際は口に出しては言わないけど・・・。
どんな音楽が好きなのかかでいろいろと種類も分かれると思いますが、自分が興味があるジャンルに関しては普通の人が考えられないくらい強力な電波を張って、あらゆるところから、どんな小さな情報でも引っ張って来ます。
その情報発信元はどこかのミュージシャンの発言だったり、CDのライナーノーツだったり、深夜のTV番組だったり、何気に車の中で聴いたラジオたったり、誰かのLIVEで配られるフライヤーだったり、クラブイベントだったり、雑誌の小さな記事だったり、インターネット検索だったり、友達との会話の中だったり・・・。
ごく自然に、気付いたらそんな脳の構造になっていて、今でも進行中であったりします。
軽い生理現象になってる感じです。
このBLOG読んでる方もそうなんじゃないかと思います。
有名無名、プロ素人に関わらず、人物の感性というのにも影響を受けたりします。
今日はその人物の1人でもある、あるお方のお話。
個人名は伏せましょう。
Sさん。
とは言っても、私はSさんとは面識も無く、会話をした事すらありません。
思い起こせば私が21,22歳の頃、これまたお遊びで東京・池袋にあったNEVER MINDというBARで「DRUNK STOMPER」というイベントをやっていた時の事です。
そのBARでは5,6回程度イベントをやらせてもらっただけだったのですが、そのBARでやっている自分のイベント以外にどういうものがあるのかを調べて知ったのが「眉ボンナイト」というイベントでした。
そのイベントというのがSさんが参加していたイベント。
NEVER MINDの店長さんから「眉ボンナイトの連中は音楽的に相当ヤバいよ。」と聞き、それ以来、密かに注目していたのです。
やがてNEVER MINDは閉店し、場所と名前を変えDrink 'em allというイベントが始まり、そのイベントは今でも続いています。
なんせ、オールナイトがキツくなってきた25歳辺りからはDrink 'em allに初参戦どころかクラブイベントに行く事もストップ。
NEVER MINDもなくなり、自分のイベントも終了です。
その頃は遊びでDJをやってたわけですが、所詮素人のカッコつけレベルなので、客集めとかウケ狙いで自分の聴く音楽が本線とちょっとでもズレるのはおかしいと感じ始めた時期でもありました。(それが素人くさいんですが・・・)
「もうイベントはやらない」と決め、仕事も忙しいし、ひたすら趣味として、ヤバい音楽を探す日々。
時間を作ってはLIVEやイベントに通い、レコードショップのハシゴ、中古の音楽雑誌や専門誌を読み漁り、部屋に篭って音楽聴きながらネットサーフィン。
そこでLINKしてくるのがSさん。
別にストーカーというわけではないんですが「眉ボンナイト」の時代から影で観察していると、タワーレコード新宿店の店員&バイヤーになったり、BOUNCEにもWORLD MUSICコーナーで新譜レビュー書いてるし、コンピのCD出してるし、Drink 'em allは定期開催でガンガンゲストバンド呼んで盛り上がってるし、気がつけば今から数年前のPOGUESのフォロアーのGreenland Whale Fisheriesの単独来日でDJをしてるのには正直ビビりました。
会場内で一人酒を飲みながら彼の選曲にも酔っていたさ。
タワーレコード新宿店のヨーロッパコーナーは相当通ってました。
タワレコ特有の手書きのCDレビュー。
彼の書くレビューを読むと、視聴したくなり、そして購入したくなる絶妙な書き方。
そもそもピックアップするCDがヤバいのばかり。
「この人すげーな。この人が海外で仕入れてくるCDならツボ率は常に高いだろうな。」と感じてました。
そう感じてた方もこのBLOGの読者にもいるでしょう。
Sさん以外のいろんな方やいろんな情報源から影響を受けつつ、ドップリと「音楽リスナー」に徹していろんな音楽を聴き数年。
「イベントをやるために聴いてきた音楽」ではない音楽を、イベントでかけてみたいと思い、またまたお遊びで2007年5月に始めたのが「Salud!」。
自分のコネだけを使って素人DJを集めユルく始めたこのイベント。
なんせ今日現在で3回しかやっていないのも、ユルさの内か?
そんなインチキイベント「Salud!」のメンバーで2008年12月の始めに忘年会をやっていた時、そのSさんが今年の春に亡くなったという話を聞ききました。
その時のメンバーは6人だったのですが、関根さんの名前を知っているのは私と亡くなったという情報を教えてくれた友人の2名だけ。
他の連中は「誰?その人。」という中、私は酒の席にも関わらず、非常にショックでショックで。
次の日も二日酔いとショックさがダブルで。
会った事もないのに。
彼、歳は私の1つ下だったらしいです。
詳しくは知りませんが、病気だったらしく。
彼は、きっとこの先、日本のアングラシーンをもっと面白く盛り上げて行く方だったのに。
かなり自信を持ってそう言えます。
明らかな年上のセンスというのはどこか1歩引いて受けてしまうのですが、同世代だからビシビシと来るわけです。
40代、50代とかになって彼がどういう音楽を聴いていくのかにも非常に興味があったのに。
会った事もないのに、なんか大きいものを失った気がするのです。
あんまし、こういう感じってないです。
多大なリスペクトと感謝と共に、ご冥福をお祈りします。
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やっぱこのバンド、ヤバいわ。
それでは皆様、来年もGOOD MUSICを聴きましょう!!
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