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『Gertrudis』
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ついに・・・
ついにM-1グランプリの決勝出演者と順番が決まった・・・。
1=ダイアン、2=笑い飯、3=モンスターエンジン、4=ナイツ、5=U字工事、6=ザ・パンチ、7=NON STYLE、8=キングコング、9=敗者復活戦勝者。
が、ザ・パンチは嫌いだ。
よって、淡々とレビュー。
今回はRUMBA CATALANA(ルンバカタラーナ)です。
スペイン・カタルーニャ産のGertrudis(ヘルトゥルディス)というバンドです。
タワレコのレビューでは「第2のOjos De Brujoの登場か!?」なんてデカい宣伝文句も出てました。
上のジャケは2005年リリースの2ndアルバム『Gertrudis』。
※GertrudisのMYSPACEはこちら
※GertrudisのオフィシャルHPはこちら
現地スペインでは結構な人気なバンドみたいで、テレビ出演なんかもこなしているそうです。
さて、その気になるRUMBA CATALANAとは?
RUMBA CATALANA(ルンバ・カタラーナ)とはスペインのカタルーニャ地方でポピュラー化した音楽。
ルンバとはキューバではアフリカ色の強い音楽とダンスの事を指す使い方と、もう一方で20世紀前半にソンを中心としたキューバ音楽がヨーロッパに広がり、その音楽の通称としの使い方が生まれたそうです。
RUMBA CATALANA(ルンバ・カタラーナ)のルンバの意味は後者という事になります。
そのルンバがフラメンコと結びつき1960年代から商業的な音楽としても進化して行ったそうです。
中でもスペインのカタルーニャ地方のものをRUMBA CATALANA(ルンバ・カタラーナ)と言うわけです。
ちょっと聴いた感じだとフラメンコだと思ってしまうこの音楽。
REGGAEやHIP HOPやPUNKなどとミックスし、現代にNEOっぽさと共に復活させているのアーティストがOjos De BrujoやMacacoなどであります。
※参考図書:『世界は音楽でできている[ヨーロッパ・アジア・太平洋・ロシア&NIS編]』
そしてそんな類に属する若手ルンバ・カタラーナのバンドがこのGertrudis (ヘルトゥルディス)。
Ojos De BrujoやMacaco程の今っぽさはないですが、とてもPOPで聴きやすくROOTS感も十分に味わえるため個人的にはお気に入りです。
Ojos De Brujo、macaco、Dusminguet、La Troba Kung-Fu辺りからもう一歩踏み込みたい方にオススメです。
このアルバムのジャケ内や裏ジャケにはメンバーは7人居ます。
なんと言っても主役となるのはアコギのリズムと歌声。
歌声はMANU CHAO、Macaco、Cafe Tacvba系の変な声。
そこにフラメンコ特有の高速手拍子パルマ、ピアノ、パーカッション、バンジョー、バイオリンなどがかぶさって来ます。
CUMBIA、BOSSA調、ROCK、バラード辺りのアレンジを巧みに使い分けながらもベースはフラメンコ調というのが「ヨーロッパの音楽やな〜」と感動します。
メロディーも哀愁漂う感じだし、とても耳に残りますので1回聴けば頭にこびり付きますし、バンドサウンドにアレンジされているのでROCKファンにも聴き易いです。
個人的にはアコギがザクザク、手拍子パチパチのアップテンポの曲がツボですね。
渡辺俊美(ZOOT16/TOKYO NO.1 SOUL SET)監修のアルバム「ムシカ・イノセンテ」にもMACACO、LA TROBA KUNG-FU、MUCHACHITO BOMBO INFIERNO、CHE SUDAKAなんかと一緒に入っているという事で、気になる方は要チェックです。
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