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『SOUP LIVE(スープ・ライブ』
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唇と唇〜、目と目〜、手と手〜、神様は何も気にしたりなんかしてない♪
愛してる〜愛してる〜♪
川本 真琴って居たね〜。
よしんば淡々とレビュー。
さりげなくFUJI ROCK'08に参戦が決定しているべーシストBill Laswell (ビル・ラズウェル)。
今回はMethod of Defianceとして参戦。
3日目のORANGE COURTに出演予定です。
Method of Defianceの音源は聴いたことがないのですが、このBill Laswell氏、とにかく活動の幅が広いのなんの。
そんなわけで、今回は日本のミュージシャン芳垣安洋、菊地成孔、勝井祐二、大友良英とコラボした2枚組みLIVEアルバム『SOUP LIVE』です。
JAZZをはみ出してWORLD MUSICとのコラボもお盛んな知る人ぞ知るミュージシャン。
FUJI ROCKにも何度か出ております。

1955年米イリノイ州生まれ、ミシガン育ちのベーシスト。
JAZZ、HIP HOP、DUB、HARD CORE、FUNK、DRUM'N'BASE、各種WORLD MUSIC・・・
彼の魅力は技術もさることながら、ジャンルレスな「音楽への貪欲さ」。
とにかく幅の広い活動歴を簡単にまとめてみましょう
■リミックス
Bob Marley、Miles Davis、Carlos Santanaなど
■プロデュース
Ramones、Motorhead、Nine Inch Nails、Matisyahuなど
■共演
Herbie Hancock、坂本龍一、Yoko Ono、Brian Eno、Sting、Zakir hussainなどなど
FUJI ROCK'08に出演が決定しているBootsy Colinsとも何度も共演してます。
もしかしたら飛び入りセッションもあるのかな。
とにかくびっくりするほど幅の広さ。
RamonesをプロデュースしてBob MarleyをリミックスしてZakir hussainと共演ですからね。
彼が参加した音源を片っ端から聴くとリスナーは世界1周出来ちゃうんじゃないかってくらい。
そんな数々の経験から吸収したセンスが彼のプレイに浮き出てくるんでしょう。
そしてそれを感じ取ったアーティスト達がBill Laswellをリスペクトという関係性。
日本人とも積極的にコラボしてまして、来日もちょくちょくしてます。
注意してチェックしていると、新宿のPIT INで3DAYS公演なんて事もやってたりしてます。
思いっきり表に出てくるスタイルじゃないってのも憎いですね。
そんなBill LaswellがFUJI ROCK'08では最終日のORANGE COURTにやってきます。
どんなLIVEになるのか。
さて、この『SOUP LIVE』に関して。
参加ミュージシャンの名前を見るとどんな音楽なのか想像できる方も多いでしょう。
参加ミュージシャンの数も大目でギターフレーズやドラムも激し目なのでBill Laswellのベースをじっくり楽しむのには相応しくないかもしれません。
そんなわけで、技術的にBill Laswellのベースがどれだけ優れているかはこのアルバムで判断するのは難しいんですが、常に渦を巻くような低音は最強の隠し味。
非常に実験的な音楽でROVOがスマートに聴こえ、VINCENT ATMICUSがお洒落に聴こえます。
キャッチーさ、POPさは皆無。
打ち合わせしてこんな曲をバッチリきめるのは不可能です。
おそらく1曲の大部分は即興でしょう。
個性派ミュージシャン達が夜な夜な集まり、それぞれの感性を認め合いながらも自らの感情をMAXに放出し、それが合わさって一つの曲になっております。
「音楽は芸術である」
そんなスローガンが頭に浮かんできます。
2枚組みで計7曲。
内3曲は20分オーバーです。
なんとなくどんな内容かわかりますかね。
私が持っている音源で、Bill Laswellが入っているのはこの『SOUP LIVE』とスタジオ録音盤の『SOUP』、そしてTabla Beat Science、そんなもんで。
もしかしたらさりげなくクレジットされているCDが他にもあるかも・・・。
ランキング参加してます。
たまにクリックしてくれたら幸い。

※Bill Laswell: Axiom Sound System Musical Freezone (1 of 2)
こりゃすげーー。Tabla Beat Scienceの原型か?
※Bill Laswell: Axiom Sound System Musical Freezone (2 of 2)
※Bill Laswell - Bob remix
※TABLA BEAT SCIENCE(ベースがBill Laswell)
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