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『Yell Fire!/イェル・ファイア!』
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密かなブレイク。
天津木村。
これウケるわ〜。
では淡々とレビュー。
このアーティストもFUJI ROCK'08に早々と参戦が発表されたアーティスト。
MICHAEL FRANTI & SPEARHEAD(マイケル・フランティ&スピアヘッド)です。
平和と平等を求めるという明確なコンセプトを掲げて活動しているアーティストで、ミュージシャンでもあり社会運動家にも属する熱いアーティスト。
上のジャケは2006年リリースのSPEARHEADとしては5作目のアルバム『Yell Fire!』です。
全ROCKファン、REGGAEファン、HIP HOPファンは注目。
ご存知の方も多いかもしれませんが、SUBLIMEのTRIBUTEでは名曲「What I Got 」をカヴァーしてたアーティストです。
※全曲視聴はこちらから
※MICHAEL FRANTI & SPEARHEADのMYSPACEはこちら
※MICHAEL FRANTI & SPEARHEADのオフィシャルHPはこちら
←のギターを持っている男性がMICHAEL FRANTI。
後ろのメンバーがSPEARHEADという事になります。
MICHAEL FRANTI & SPEARHEADとして活動を始めたのは1994年から。
MICHAEL FRANTI個人では1966年に生まれ、1986年から音楽活動。
初期はPUNK系のSOUNDだったそうです。
Bob MarleyやCurtis Mayfield、Marvin Gaye辺りに影響を受け、PEACEなメッセージをたっぷり詰め込んだゴッタ煮サウンドを奏でるようになります。
U2、Fugees、Ben Harper、REM、ZIGGY MARLEY、Cypress Hillなどとも共演歴有り。
彼の主張する内容というのは反軍事主義、反人種差別、行き過ぎた商業主義、エイズの蔓延、反死刑制度など。
「平和と平等の獲得」を目的としたメッセージをREGGAEやSOUL、ROCK、HIP HOPとして全世界向けに発信しています。
自ら主催で無料のFESを開いたり、刑務所でLIVEをやってしまったりと破天荒な活動が印象的ですが、この『イェル・ファイア!』では中東(イラク、イスラエル、パレスチナ自治区)の戦闘区域に自ら出向き、そこで味わった体験を元に作った曲が収録されております。
身をもって味わった表現方法は新しいREBEL MUSICの形と言ってもいいのではないか?
FUJI ROCKには2003年に、朝霧JAMには2006年に出演歴が有り、SMASHが再度苗場に呼ぶという事も踏まえて注目したアーティストなわけです。
アイランド・レコーズの創設者でありBob MarleyやU2を育てた人物でもあるChris Blackwell(クリス・ブラックウェル)のアドバイスの元、ジャマイカのキングストンで録音されたのがこの『Yell Fire!』です。
制作にはSly & RobbieというREGGAE界の伝説的アーティストや、PLANET HEMPやBEASTIE BOYSやJack Johnsonとの仕事でも知られるMario Caldato Jr.(マリオ・カルダートJr.)などが参加しているという豪華さにも注目です。
さてアルバムの内容。
このアルバムではREGGAE TUNEが多めかな。
ラガマフィン/RAP的MICHAEL FRANTIのボーカルのスキルには文句なし。
もちろんバックは生楽器なんで、生粋のROCKファンにも納得出来る聴き易さ。
ピアノ音を生かしたスローナンバーも有りまして、この辺はBen HarperやJack Johnson辺りに通ずるORGANIC SOUND。
イケイケROCK TUNEでは声が潰れる程のガラ声で叫びまくります。
「コンニチワ!」って歌詞も曲中に隠れてますよ。
私が聴いたのは輸入盤だったんですが、これから聴く方は是非とも日本盤をGETして頂き、熱い歌詞を隅から隅まで感じ取ってみてはいかがだろうか?
FUJI ROCK'08では3日目に出演。
今年も熱い3日間になりそうです。
是非YOU TUBE LINK見て行って下さい!
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※このアルバムの1曲目に収録の「Time To Go Home」のPV
※このアルバムの2曲目に収録の「Yell Fire」
※このアルバムの3曲目に収録の「I Know I'm Not Alone」のPV
※このアルバムの6曲目に収録の「Hello Bonjour」のPV
※エンターテイメント性満点のLIVE映像
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