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『Vintage Reserve』
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Perfume良いですね。
珍しくJ−POPに胸キュンしましたよ。
山本モナも危ういぜ。
別にHIP HOP的なダンスじゃないんですが、なんか踊り上手いなぁと思ってたら広島アクターズスクール出身らしいです。
プロデューサーの中田ヤスタカ氏はKALEIDOのREMIXやら野宮マキさんとコラボやらいろいろやってる注目株みたい。
まあ、私がPerfumeのメンバーならこう叫びますよ。
「私の声、加工し過ぎだから!!」
なんてな。
だがしかし!!!!!!
淡々とレビュー。

FUJI ROCK'08に早々と参戦が決定しているGALACTIC (ギャラクティック)。
今までで、このBLOGで取り上げたと思っていましたが、まだでした・・・。
チョーーーかっこいいです、このバンド。
FUJI ROCKには2002年に出てますし、朝霧JAMにも2001年に出演歴があります。
FUJI ROCK'02ではP-FUNKのジョージ・クリントンと共演という伝説も作ってます。
上のジャケは2003年リリースの『Vintage Reserve』。
過去4枚別々のレーベルから出したアルバムにも関わらず、その垣根を越えて出したBEST盤!
※GALACTICのMYSPACEはこちらから
※GALACTICのオフィシャルHPはこちらから

1994年にデビューのFUNK BAND。
今現在は5人編成です。
NEWORLEANS FUNKを基盤とした彼らの音楽は、世界に広がると同時に「GREATFULL DEADやPHISHなどの流れを組んだJAM BAND」として認識され始めます。
でも彼らはそれに違和感を感じていたそうです。
彼らはTHE MERTERSなどのNEW ORLEANS FUNKの現在進行形を独自の解釈でやっているだけで、世間で言われる「JAM BAND」とはちょいと違うんだと言ってます。
そういう事情が分かれば、こちらの捕らえ方も変わりますぜ。
個人的には初期のMERTERSとか大好きだしね。
このアルバムは言わば初期のBESTなんですが、後期の音源では多方面からのゲストMCを迎えたTUNEを収録した音源を量産してるみたいです。
私は後期音源は聴いた事ないんです・・・。
ドラムのStanton Moore(スタントン・ムーア)はNEW ORLEANSではかなり名の知れたドラマー。
ソロ作も出しますし 、現役NEW ORLEANSのドラマーではトップレベルと言われてるんだそうです。
2008年4月には久しぶりのソロ作を出しまして、これもまたカッチョイイアルバムです(視聴しただけだけど…)。
私としてはFUJI ROCK'08ではFIELD OF HEAVEN STAGEなんじゃないかと予想してます。
ただ今回はChali 2na (of Jurassic 5)とBoots Riley (of The Coup)をMCに迎えての参戦という事でWHITE STAGEってのも有り得るのかな…。
そもそも、FIELD OF HEAVEN STAGEはFUJI ROCKを主催するプロモーターのSMASHの代表である日高氏がデカいステージの他にも小さいステージを増やそうと苗場の森を彷徨っていた時に見つけた空き地に「ここだ!」と決めたステージ。
日高氏が瞬間的にイメージしたのは、PHISHのLIVE。
周り380度の視界が山だという事で、バキバキなROCKやPUNK系ではなく、居空間を作り出すような音楽性を持ったバンドをこのステージに集めようというのが初期衝動として成り立ったわけです。
以後、FIELD OF HEAVENはJAM BANDはもちろん、ORGANICな音を放つPEACEなBANDが多く出演するステージとして今まで成り立ってます。
そんな流れを考えるとこのGALACTICはFIELD OF HEAVENのトリかなと。
さてこのBEST ALBUMの内容。
ギター、ベース、ドラム、サックス、キーボードのベーシックな編成。
2008年現在はこの編成ですが、以前はこの5人にボーカルも加わった6人編成でした。
渋いFUNKではなく、時にはROCKっぽく、時にはJAZZYに渋くキメる演奏で、ドラムのリズムはNEW ORLEANS FUNKを感じさせる曲も有ります。
このアルバムだと14、15曲目の2曲は『We Love’Em Tonight~live at tipitina’s』というLIVEアルバムからの2曲なんですが、この2曲のインパクトが凄いです。
1〜13曲まで聴いて「なるほど〜、カッコイイバンドじゃん。でも実際のLIVEではどうなんかな?」なんて思わせた直後に来る最後の2曲が危険!
14曲目の「Sew Sew Sew」は1曲7分51秒のLONG TUNE。
スタートしてからひたすら「ソーソーソー」と叫び続け、徐々にドラムのビートは激しくなり、3分過ぎた辺りからギターもキーボードも激しく鳴り響き、5分過ぎからSAXが加わり、最終的のは激GROOVY TUNE。
15曲目の「Doo Rag」も8分超えの「生音FUNK」VS「DJスクラッチ」。
これも即興のスリリングな雰囲気が伝わってくる強烈なLIVE録音ナンバー。
14、15曲目の2曲だけでもヤバさが伝わって来ます。
こんな熱いLIVEが出来るバンドならJAZZファン、JAMファン、FUNKファン、CLUB MUSICファン、ROCKファンもガッツリ楽しめるはずです。
「どう聴くならLIVEアルバムがイイ!」という即興音楽好きの方は↓のLIVE盤がオススメです。
「Sew Sew Sew」も「Doo Rag」も収録されてます。

『We Love’Em Tonight~live at tipitina’s』
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FUJI ROCKでGALACTICかぁ。
FUJI ROCKで今年も熱い夏になりそうです。
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YOU TUBEのラッパーとのコラボ見た限りだとBEASTIE BOYSやRAGE AGAINST THE MACHINEやKOTTONMOUTH KINGS辺りが好きならROCKとしても十分聴けますね☆