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『ローライダー・ファンタジー』
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みなさんこんばんみ。
最近系のマイブーム系はもずく酢系です。
そして、淡々系でレビュー系みたいな。
今日はチカーノ系です。
一言で言えばチカーノ音楽とはアメリカ西海岸のメキシコ系アメリカ人の音楽。
HIP HOPでもチカーノRAPというのが近年人気が出てますね。
このバンドもそんなカルチャーの中に属するバンド。
MONTE CARLO 76 (モンテ・カルロ76)というバンドで何とも言えないダークな音と、うねるようなベースラインが特徴のサイケデリックなLATIN FUNK BANDです。
※MONTE CARLO 76のオフィシャルHPはこちら
※MONTE CARLO 76のMY SPACEはこちら
こんなCOOLで生かした音源を日本に仕入れてくれたのはMUSIC CAMP ENTERTAINMENTさん。

このバンドはSLOWRIDERという同じくチカーノ系のHIP HOP・FUNK系BANDの別ユニットになります。
順番的にはSLOWRIDERの方が先に取り上げるべきなんですが、SLOWRIDERについてはまたゆっくり取り上げます。
そのSLOWRIDERのリーダー格であるdGomezとJeremy Kellerを中心に結成されたバンドがこのMONTE CARLO 76。
ちなみにこのdGomezという人物はBECKのツアー・メンバーを務めた事もありますし、SLOWRIDER自体はJURASSIC 5やOZOMATLIとも兄弟関係にあるんだとか。
こりゃ熱いな・・・。
dGomezの70年代回想をコンセプトにした不思議なラテン・サイケデリック・サウンドは私のハートを見事に射止めました。
このSLOWRIDERやこのMONTE CARLO 76のCDを聴く事になったキッカケというのはQUETZAL(ケッツァル)の来日公演に同行していたdGomezのDJを聴いてしまったから。
聴いた事もない音楽ばかりをプレイ。
ダークで緩いのにKILLERな曲ばかりを連発してました。
CUMBIAなDUBとか、まさにこのMONTE CARLO 76のようなFUNKとか、MANU CHAOもかけてたのにはビックリでした。
※そのQUETZAL来日公演レポートはこちら
さてこのCDの内容。
楽器編成はドラムにギターにベース、LATINパーカッションとキーボードと至ってベーシックな組み合わせにささやくような男女のヴォーカルが入ります。
音的にはノリノリアゲアゲFUNKY MUSICとは程遠く、渋く緩くキメてます。
でも、その中に何か突き刺されるような鋭いものが感じられるんです。
これが不思議。
スーパーでかかっているBGMのようなのに、聴いていると危険な感じがするという。
個人的には渋すぎる(静か過ぎる)音楽って苦手だったはずなんですが、このバンドはそんな苦手意識なんて全く感じさせず、かなりのお気に入りになってます。
まあ、FUNKYさは低いため、ダンスミュージックとして聴くのは難しいかもしれませんが、大人なKILLE MUSICがお好みだったり、JAM BANDとか好きな人楽しめるはずです。
チカーノ繋がりでQUETZAL(ケッツァル)のマーサ(vo.)も参加というのも個人的には感動するLINKです。
気になる方はSLOWRIDERと共に要チェックです。
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※このアルバムの5曲目に収録「Strawberry Park Days, La Fiesta」のスタジオ演奏映像