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Bluegrass Mountain Style



※全曲視聴はこちらから!!!




Hey!Say!JUMPって・・・。
マジ勘弁してよ・・・。
声変わりしてない少年とかキツいって・・・。


そして淡々とレビュー。

今回はBLUEGRASSの上質コンピレーション。
残念ながら日本のamazonでは取り扱いがない模様。

IRISH好きやROOTSなROCK、STRING CHEESE INCIDENT辺りのROOTS系SOUNDのJAM BAND好き、ASYLUM STREET SPANKERSなどのACOUSTIC SWING好きは要チェック。

上のジャケは信用あるROUNDER RECORDSから出ている『Bluegrass Mountain Style』。

ROUNDERはアメリカ・マサチューセッツ州の独立系レーベルでBLUES、BLUEGRASSの他にフォーク、ソウル、ケルトなどのROOTS系音楽の音源を中心に3,000タイトル以上もリリースしているレーベル。

所属アーティストではBela Fleck,Alison Kraussなどが有名どころです。

何を隠そう、Alison KraussのCDを買うきっかけになったのはこのコンピ。

気になる収録曲は以下。

1 Let the Whole World Talk - The Johnson Mountain Boys
2 Old Home Place - J.D. Crowe & the New South
3 Cincinnati Rag - Jerry Douglas
4 My Sweet Love Ain't Around - The McCoury Brothers
5 Here Today, Gone Tomorrow - Hazel Dickens
6 Texas Barbeque - Bela Fleck
7 Lost and I'll Never Find the Way - Ricky Skaggs
8 Sweet Little Miss Blue Eyes - Here Today (David Grisman, Vince Gill, Herb  Pedersen, Jim Buchanan, Emory Gordy, Jr.)
9 John Hardy - Tony Rice
10 Crosseyed Cricket - Tony Trischka
11 Who's That Knocking At My Door? - The Dreadful Snakes
12 Your Letter's Overdue - Delia Bell & Bill Grant
13 Leather Britches - Sam Bush
14 Someone Play Dixie for Me - Dry Branch Fire Squad
15 Diamond Joe - Joe Val & the New England Bluegrass Boys
16 The Whup of Love - Andy Statman
17 Too Late to Cry - Alison Krauss
18 You Are the One - Jim & Jesse & the Virginia Boys
19 Cherokee Maggie - Blaine Sprouse
20 Old Devil's Dream - Nashville Bluegrass Band
21 I'd Rather Be Alone - The Bluegrass Album Band
22 Rose of My Heart - Whitstein Brothers



※BLUEGRASSとは・・・
1920年〜1930年頃に生まれたカントリーミュージックの中でもアップテンポで自由奔放な音楽。ケンタッキー州の牧草「ブルーグラス」が語源らしいです。
とにかく、バンジョーやフィドル早弾きが気持ちよい音楽です。

もっとマニアックな歴史を言うと、アメリカのBLUEBRASSなどのMOUNTAIN MUSICは大昔にIRLANDで起こった飢餓によるIRLAND移民によって伝わったIRISH MUSICが元で、MOUTAIN MUSICが黒人音楽と結びついてROCKが誕生。
IRISH→BLUEGRASS・FOLK→ROCKというルートを考えながらBLUEGRASSを聴くとなかなか面白いかもしれませんね。

IRISHの有名シンガー、ドロレス・ケーンはBOB DYLANの音楽を聴くとROOTSにはIRISH MUSICが見え隠れしてるなんて興味深いコメントも。


普通のROCK好きの方はなかなか手を出さないでしょうし、日本のBLUEGRASSファンの
平均年齢は恐らくかなり高いはず。

DISK UNIONの新宿COUNTRY/BLUEGRASS館に行くとスタッフは若いもののお客はダンディーなオジサマ方ばかり。
かなり落ち着きます。

BLUEGRASSは特に集中して掘ったジャンルというわけではないんですが、IRISHにハマっていた時にちょこっと聴いてました。
中古アナログのコンピ買ったりもしましたね。
今は無き御茶ノ水COUNTRY/BLUEGRASS館にたまに行ってました。

フィドル(バイオリン)、バンジョー、マンドリンなどが気持ち良い位の高速SOUNDをぶっ放し、歌声はCOUNTRY SINGER独特とも言える優しさ100%。

ゆったりバラードも混じってるんですが、やはり個人的に好みなのは高速ダンサブルチューン。
職人技的バンジョーのソロは特に癖になります。

ドラムレスのSTRING BAND編成(弦楽器のみのユニット)の曲ばかりで、渋いちゃあ渋いですが音さえ好みであればハマります。

このコンピの内容としては、音は90年代なんで耳に抵抗なく自然に入って来ますし、有名どころも網羅してるため、「BLUEGRASSを聴く最初の1枚」としては良いんじゃないでしょうか。

22曲というボリュームも嬉しいですし、好きになる曲も見つかるはずです。


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※Steve Martin/Bela Fleck(6曲目に参加)/Tony Trischka(10曲目に参加)のセッション映像