爆発的テンションを持つお祭りミクスチャーバンド。
西海岸のミクスチャーと言えばレッチリですが、1989年にはレッチリと一緒にヨーロッパツアーもやってますし、レッチリのアルバムにゲスト参加もしてます。



FISHBONEは社会的、政治的メッセージが強く、レッチリに比べたら「売れにくい」音楽をやっていたという事で残念ながらレッチリよりは知名度は低いですが、そんな精神姿勢を貫くFISHBONEをリスペクトするバンドはとても多いです。

SUBLIMEだったりNO DOUBTだったりBEASTIEだったり。

同じく中身のあるNOFXの名盤『PUNK IN DRUBLIC』にもFISHBONEのメンバーがゲスト参加してました。

VO&SAX担当のAngelo Mooreもアクティブに音楽活動してまして、FUJI ROCK'07に参戦が決定しているFERMIN MUGURUZAや、アルゼンチンのLos Fabulosos Cadillacsなんかの非英語圏のアーティストとのコラボも積極的にやってます。

同じくFUJI ROCK'07に参戦決定しているSCAFULL KINGのアルバムにも参加してますし、当時は日本でのSCAFULL KINGのLIVEに飛び入り参加なんて事までしてます。

今回のFUJI ROCKでもFERMIN MUGURUZAやSCAFULL KINGのLIVE中に飛び入りでAngelo Mooreが参加するなんていう奇跡も起こる可能性は高いですね。


さて内容。
初期BESTという感じなんですが、SKA、FUNK、METALとなんでもやります。
ホーン入りのはっちゃけサウンドです。

この辺を聴いてたのは学生時代なので、引っ張り出して久しぶりに聴いてみるとかなり懐かしい･･･。

BLACK MUSIC的ROOTS（FUNK的な音）を感じれる音で、他のSKAバンドとは全く違うユニークは音を放ってます。

キーボードの音がおもいっきし80年代で聴いてて恥ずかしくなりますが、演奏も歌もレベル高いです。
「一体どんなLIVEなんだろうか。」という感想を持つ方は多いと思います。

ベースのチョッパーなんかはおもいっきしFUNKを匂わせますね。

2-TONEともSKA PUNKとも言えぬ個性的なSKA BAETも中毒者量産です。

全体的に聴きやすいキャッチーな曲というよりは何度も聴いてカッコよく感じてくるタイプの音に思えますが普通の人はどう感じるのでしょうか。
曲は1曲通して単純なつくりではないですからね。
メンバーの音楽的センスの高さってのはちょっと聴けばわかるはず。


80年代からファンだった方や、SUBLIMEのトリビュートに参加なんかで好きになった若者など、客層もだいぶ幅広いでしょうね。


FUJI ROCK'07ではFISHBONEを楽しみにしてる方も多いと思いますが、見事にTHE CHEMICAL BROTHERSとかぶらせてくれてます。

なんだかんだでみんなTHE CHEMICAL BROTHERSに行ってしまってORANGE COURTの客は少なくなりそうですね。

どうしよっかな〜。
どっちが貴重かと言えばFISHBONEですからね〜。

「DATE RAPE」やってくれたらダイブしちゃいそうですわ〜(☆ﾟ∀ﾟ)

2007年には新譜も出してます。
FUJI ROCKファン以外のミクスチャーファンは要チェックですぜ！


■YOU TUBE LINKコーナー



※DISC.1の1曲目に収録されている名曲「Party At Ground Zero 」のLIVE映像




※DISC.1の2曲目に収録されている「？(Modern Industry)」のPV




※DISC.1の10曲目に収録されている「Ma And Pa」のPV




※DISC.1の18曲目に収録されている「Unyielding Conditioning」のPV





※BESTには入ってませんが、SUBLIMEの「Date Rape」のカヴァーPV





※BESTには入ってませんが、Fabulosos Cadillacsとのコラボ作「What's New Pussycat」





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