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the book about my idle plot on a vague anxiety

『the book about my idle plot on a vague anxiety』

※amazonで詳細を見る(全曲視聴可能)



押切もえが八代亜紀に見えるのは私だけ??



という事で淡々とレビュー。

2000年結成の男4人のインストロックバンドtoe(「トー」と読む)。
「ポストロック」などとも呼ばれてたりもしますが、細かいジャンル分けはナンセンス。

上のジャケは記念すべきデビューアルバム『the book about my idle plot on a vague anxiety』です。

SHAKKAZOMBIEのオオスミ、クラムボンの原田郁子が参加してるというのも驚き。

※toeのオフィシャルHPはこちら


toeメンバーギター×2、ベース×1、ドラム×1の編成で基本的にはインスト。
テクニック抜群な変則ドラムパターンに泣けるギターフレーズ、ドラマチックな曲展開が特徴。

美濃隆章(ギター)と柏倉隆史(ドラム)はなんと元REACH
REACHと言ったらHI-STANDARD主催のAIR JAMなんかにも出てたいわゆるメロコアバンドです。

そんなROOTSを持つからか、EASTERN YOUTHやLOW-IQ-ICHIのLIVEにゲスト参加したりしてます。

BRAHMANのサイドプロジェクトOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDやハイスタ難波氏の活動、SCAFULL KINGのFUJI ROCK出演、はたまたヌンチャク再結成など。
おもしろネタが最近多いですね。

メロコアやってたミュージシャンがこういう方向に行くってのもそそられる理由の一つです。
SPECIAL OTHERSもかつてはメロコアバンドだったらしいですし。


1曲内で単調に収まらないコード使い、従来のスタイルから外れたROCK SOUND、ボーカルの詩の良さに頼るのではなく楽器の出す音だけで感情を表現し、リスナーの心をも揺れ動かす。
そんな感想コメントが容易に出てきます。

音楽のLIVEってステージ上にアーティスト、ステージ下にお客さんというのが暗黙の了解なんですが、彼らはあえてアールスタンディングのお客の真ん中でLIVEやったりします。
POST ROCK系のバンドはこんなLIVE形態にする事があるみたいですよ。

Lightning BoltというバンドのDVDの映像で初めて見たスタイルです。
ハードコアにも近いスタイルですね。


そもそもポストロックという言葉も新しいらしく1990年代後半に生まれたんだそうです。
代表的バンドはTortoise(トータス)周辺。

「POPでキャッチー過ぎる人気集め的なROCKはもう聴き飽きた、何度も聴いてこそ味が出るスルメのようなROCKが聴きたい!」という耳の肥えた音楽ファンにはとてもオススメです。


FUJI ROCKでは3日目のWHITE STAGEに出演が決まってます。




※11曲目に収録されている「everything means nothing 」のPV



※3曲目に収録されている「tremolo + delay」のLIVE映像はこちら




※このアルバムでに収録されてませんが「Path」という曲のLIVE映像(ドラムヤバし!)



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