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『Music Typewriter』
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携帯電話のau。
一周回ってバン・ヘイレンなんだろうけど、どうしてもあのCMの時は恥ずかしさを感じるぞ。
本当の狙いというのを聞いてみたいなぁ。
28才以上の男子はどう感じます?あのCM。
という事で淡々とレビュー。
FUJI ROCK'07にはakikoとコラボレーションという形で出ます。
ステージ前にはakikoファンが多く集まるでしょうが、日本のROCK FESにこの人達が参戦するという事の方がよっぽどレアな事件。
Moreno-Domenico-Kasshin+2です。
FUJI ROCK'06のマルコス・スザーノみたいなもんです。
こんなん有り得ませんもん。
「まじかよFUJI! これは他では無いわ!」という貴重なキャスティング。
ただ、Moreno-Domenico-Kasshin+2としての出演だとステージ前の客入りは悲惨な事になるんだろうな…。
悲しきWORLD MUSIC in JAPAN。
イギリス・アメリカ・日本以外の世界の音楽をもっと聴こうぜよ!!
Caetano Veloso(カエターノ・ヴェローゾ)の息子であるMoreno Veloso(モレーノ・ヴェローゾ)を中心とした3人組です。
Moreno Veloso (Vo/G )、Domenico (Vo/Dr) 、Kasshin(Vo/G/B)の3人です。
ユニークな発想なんですが、出すアルバムの度にアーティスト名が変わります。
Moreno+2『Music Typewriter』(2001年)。
Domenico+2『Sincerely Hot』(2002年)。
Kasshin+2『Futurismo 』(2006年5月)。
要はアルバム出す度にリーダーが変わるという事。
上のアルバムはMoreno+2『Music Typewriter』(2001年)です。
※全曲視聴はこちらから
さて、内容。
既存のHITをかます王道アーティストとは違い変化球的で実験的で、尚且つアート感満載な音作りをやる3人組。
Caetano Veloso(カエターノ・ヴェローゾ)の音源は聴いた事はないのでお父さんの音楽との比較は出来ません(やる必要もないが・・・)。
ちなみにCaetano Velosoはゲストで参加してます。
その他のゲストには、マルコス・スザーノ、ペドロ・サー、ジョアン・ドナート。
Kasshin(カシン)はACABOU LA TEQUILA (アカボウ・ラ・テキーラ)というスカコア系バンドでリーダー担当。
Domenico(ドメニコ)はMulheres Que Dizem(ムリェーリスキヂーゼンシン)というミクスチャーバンドのドラマー。
こういう遍歴もおもしろいですね。
BOSSA、SAMBAをストレートに奏でるユニットではなく、あくまでそこをベースにしながらも新境地を開く戦闘的な音楽集団。
「ブラジル音楽好きは必聴!」なんてセリフで片付けるのはもったいないです。
戦闘的とは言ってもダンサブルな曲はほとんどなく、ほぼSLOWな曲のみで構成されたアルバム。
ポストロック好き、JAZZ好き辺りにも聴いてもらいたい芸術品。
Morenoのささやくようなボーカルに、余計な音を取っ払ったバックバンド。
アコースティックギターとパーカッションと飾りつけのコンピューター音。
その気になればJAZZでもROCKでも何でも出来そうな感じもするんだけど、こういう音楽で勝負する姿勢にもリスペクト。
「キャッチー」「ポップ」なんてガキの吐くセリフだぜ。
もっとコアでDEEPで音楽の美しさを感じれる音楽が聴きたいぜ!
そんなあなたにオススメ。
小山田圭吾や高野寛ともコラボした事あるみたいですね。
是非是非、知らなかった方はチェックしてみて。
ちなみにFUJI ROCK'07のMoreno-Domenico-Kasshin+2の「+2」は高野寛(B/G) , 金子雄太(Org/Key)なんだそうです。
出演は27日(金)15:40〜、ORANGE COURTです。
いや〜楽しみですね〜。
先日、ダイレクトメールがラティーナさんから届いてました。
↓の公演もヤバそうです。
Adriana Calcanhotto - Moreno - Domenico - Kassin
【公演日】2007.7.25(水)/ 2007.7.26(木)
【会場】恵比寿LIQUIDROOM
【開場時間】18時30分
【開演時間】19時30分
【前売り料金】¥6,500(税込)
【当日料金】¥7,500(税込)
【座種】オールスタンディング *ドリンクチャージ別
当日、入場時に別途\500が必要になります。
行こうかな…。
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