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『Gypsy Punks Underdog World Strike』
※amazonで詳細を見る(視聴可能)
関西限定ファッション誌「カジカジ」って良いですね。
boonを遥かに超えてます。
そんなこんなで淡々とレビュー。
つい先日FLOGGING MOLLYと来日するはずだった自らを「ジプシーパンク」と呼ぶ激烈PUNKバンドGOGOL BORDELLO(ゴーゴル・ボルデロ)です。
※GOGOL BORDELLOのオフィシャルHPはこちら
結局来日はキャンセルになったみたいですね。
代わりに来たのはFLATFOOT 56だったらしい。
NYの国際的なコミュニティーから産まれたバンド。
お洒落とはほど遠いテンションMAXなかなり熱いバンド。
ウクライナ出身のVocal担当Eugene Hutzを筆頭にメンバーの国籍はロシア、イスラエルなど様々。
経歴も様々でバイオリンを担当しているSergey Rjabtzevはモスクワで映画館のディレクターを努めていたし、Eugeneは05の夏『Everything Is Illuminated』という映画でスクリーン・デビューを果たしているんだとか。
アルバムも3枚ほど出してるようで、上のジャケは2005年リリースの『Gypsy Punks Underdog World Strike』。

今作ではNirvanaや初期Flogging Mollyの作品を手がけたSteve Albiniがレコーディングを行っています。
とは言ってもNirvanaやFlogging Mollyがスマートに聴こえる程の泥臭さ満点の荒々しさと爆裂テンション。
クレジットの「THANKS TO」の中にはMANU CHAOの名前も有り!
共演歴もあるみたいですぜ。
PUNKバンドなんですが、メンバー写真には8人。
アコーディオン、バイオリンの音をかなり強調してましてニューヨークで結成されたバンドなのにヨーロッパ的な印象が大。
メロディーラインもヨーロッパ民謡の影響が大。
多国籍なメンバー構成だからこそ生まれる音楽。
それが誇りでもあり、売りでもあるという事。
ヨーロッパで活動してて人気を集めるならともかく、AWAYとも言えるアメリカで長い活動をしてるこのバンドは評価は大。
ボーカルはTHE CLASHのJoe Strummer、LES NEGRESSES VERTESのHelno辺りの声に似てますし、テンション上がった時はPOGUESのシェイン的なガラガラ声というのもポイント高し。
故にPUNK出身WORLD MUSIC行き。
もしくはWORLD MUSIC滞在PUNK小旅行。
そんな橋渡し的なミクスチャー音楽。
音源のみならずLIVEも爆裂で、ダンサー担当してるようなメンバーもいるようですし、メンバーはステージ上で暴れまくり。
大太鼓と共に客席にダイブするほどのぶっ飛んだLIVEをやるそうだ。
詳しくは↓のYOU TUBE LINKでLIVE映像見てみて下さい。
歌詞の内容もかなり熱く「REGGAEもHIP HOPもPUNKもみんなつながっている」という歌詞や「チンチン握って」なんていうおバカなコメントも…。
IRISH PUNK、RUSTICS、ミクスチャーファンには認められるのは確実な必殺バンド。
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※アルバム1曲目に収録の「Sally」のPV
※アルバム2曲目に収録の「I Would Never Wanna Be Young Again 」の激烈スタジオLIVE映像
※アルバム3曲目に収録の「Not A Crime 」のPV
※アルバム6曲目に収録の「60 Revolutions」のPV
※アルバム9曲目に収録の「start wearing purple」のPV
※このアルバムには収録されてませんがMANO NEGRAの「Mala Vida」の激烈カヴァーのLIVE
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