スペイン・バスク出身のSKAバンドSKALARIAK（スカラリアック）です。
上のジャケは2005年リリースの5thアルバム『En La Kalle』。
SKATALITES風味なオーセンティックなSKA、PUNK色濃厚な2TONE、NEO SKA、はたまた歪みバリバリのSKA PUNKを奏で、SALSAなんかのLATINテイストもさりげなく取り入れてます。
※SKALARIAKのオフィシャルHPはこちら
90年代後半に活動を開始したSKA BANDで、バスク語やカタラン語の社会的メッセージを込めた歌詞と、パンキッシュで踊らざるを得ない程の激しい音。
ただただ、日本で無名なだけ。
SKAを聴く人なら気に入る方はかなり多いはず。
バスクといえばFERMIN MUGURUZAが有名ですが、こんなバンドもまだまだ潜んでたわけです。
国内だけではなく世界ツアーを行うほどの精力的な活動も行ってます。
芯からSKAに染まった連中で、メンバーには女性メンバーが1人いるというのも意外で、ご察しの方もいるかもしれませんが、RADIOCHANGOにも名前が入ってます。
場所がスペインのバスクという事でガイタという種類のバグパイプを使った曲なんかも披露してます。
SKAにパイプとは、これはTROJANSくらいしか思い浮かばないですからね。
そういう意味ではとても新鮮なバンドです。
5曲目に収録の「RUDE CONTROL」はTHE CLASHの「COMPLETE CONTROL」の爆裂ホーン入りのカヴァー。
このカヴァーセレクトでROOTSにあるのはPUNKだという事がわかりますね。
アルバムを5枚も出してるという事で意外に演奏もしっかりしてるんで聴き応えは満点。
SKA好きは文句なしで要チェックです。
※恒例のYOU TUBE LINKですがこのアルバムに収録されてる曲がないので、「こういうバンド」というのがわかる映像を２曲ほど。なかなかカッコよいぜぃ。
※5曲目に収録の「RUDE CONTROL」
※収録曲では有りませんが「Skalari Rude Klub」という曲のPV
※収録曲では有りませんが「Solo Vivir」という曲のPV
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