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『psychological』
※amazonで詳細を見る(何曲か視聴可能)
つーか明日の「ROCK FUJIYAMA」。
KEN YOKOYAMAがゲストらしいですぜ。
民放初登場なんだとか。
※ROCK FUJIYAMAについてはこちら
ロ〜ック! フ〜ジヤ〜マ!!
という事で淡々とレビュー。
大雑把に分けるとJAM BANDになるのだろうか…
PHISHやSTRING CHEESE INCIDENTなどとはちょっと違った実験的音楽を奏でるバンドPONGA(ポンガ)。
長時間の即興演奏、LIVEで聴く事が一番良さが分かるというスタイル、バンドを追いかけ全国各地に聴きに行くファン、そんな共通点はあるものの、このバンドは…
上のジャケは2000年リリースのアルバム『psychological』。
※PONGAのオフィシャルHPはこちら
バンドの顔でもあるSkerik(スケーリック)というSAXプレイヤーはJAMシーンでの重要なキーパーソン。
PONGA以外にも複数のBANDに参加する変態音楽家です。

←がSkerik。
ソロ作も出してますし、CRITTERS BUGGIN、CHARLIE HUNTERとのユニットやGALACTICのドラマーであるStanton Mooreのソロ作への参加等々。
日本にもPONGAやCRITTERS BUGGINとして何度か来てますし、True People`s CELEBRATION 2006でも来日してました(真剣に聴かなかったけど)。
さて内容。
メンバーはSkerikを含めた4人編成。
ドラム、キーボード、キーボード兼メロディカ、そしてサックスです。
メンバー間では一切音楽の話はしないそうで、ぶっつけ本番の即興演奏が魅力。
ちなみに自分たちのやっている音楽を人に言葉で伝えるときは「ACCOUTRONICA」という造語で表すそうです。
要は生楽器のみでエレクトロニック音楽を奏でるという意でしょう。
実際、ドラムパターンでは時折ドラムンベース的な高速ビートを披露したりしますし、SAXやキーボードも同じフレーズをループさせたり。
ただ、基盤はJAZZにあるんじゃないでしょうかね。
超変態系JAZZ。
SkerikのSAXプレイもPOP感を一切取り払ったマニアックな旋律を出すのかなと思っていましたが、わりとキャッチーでメロのフレーズもやってくれてて取っ付きにくさをやわらげてくれてます。
そのかわり残り3人の音楽実験が強烈なんですが…。
ごちゃごちゃといろんなパートが無いぶん、音はシンプルにまとまってますが、なんせこの変態アレンジが超個性的。
単調な曲に飽きてしまった方はPONGAみたいなバンドで脳みそを活性化させてあげましょう。
受付け不可能な人も多いとは思いますが…。
JAM BANDファンは聴いて損なし。
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