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『Go』

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1995年にスペイン北東部のカタルーニャ地方で結成されたミクスチャーバンド。
アコーディオンやアコギを主体にした個人的に大好きなDUSMINGET(ドゥスミンゲト)です。
とりあえず変な名前ですよね。

クンビアなどのLATIN音楽、アラブ音楽やアフリカ音楽、SKA〜REGGAE〜DUB、スペインのカタルーニャ地方(主都バルセロナ)のジプシーが生み出したルンバ・カタラーナなどなど。

RUSTICファン、ミクスチャーファン、ダンサブルなヨーロッパTRAD MUSICファンには秒殺級な1枚。

メンバーは基本は3人組なのかな。
クレジットには6人の名前があり、その中の一人TOMAS ARROYOSはMANO NEGRAでSOUND ENGINEERを務めていたお方。

上のジャケは2003年リリースの3rdアルバム『GO』。
※DusminguetのオフィシャルHPはこちら

Dusminguet
とってもとっても癖になる不思議な魅力がたっぷり詰まってます。

中心人物JOAN GARRIGAのボーカル&アコーディオンを中心にエレキ・アコースティックギター、ハーモニカ、パーカッション、スクラッチ、キーボードなどの人力サウンドと何ともツボに入って来るどこか切ないメロディーでハマってしまってるバンドです。

そもそもアコーディオン主体のダンサブルなバンドサウンドってフレーズだけで聴かないわけにはいきませんよ。

アコギのストロークやアコーディオンのテクニックなどの生楽器の使い方は文句なしなんですが、DUBも効果的に使いますしスクラッチやサンプリングなんかの現代っ子的な小技もバッチリ効いてます。
LEE PERRYKocani Orkestarのネタをサンプリングで使ってるのも面白いです。

スペインのミクスチャーというだけにもちろんRADIO CHANGOにも名前が入ってます。

個人的にはお祭感たっぷりなSKA・TEX-MEX・POLKA系のビートを使った曲が好物なんですが、アコーディオンを使ったDUB REGGAEやアコギストロークと人間の手拍子で作られるビートを使ったルンバ・カタラーナも捨てがたく、アルバム1枚のバラエティーさは一級品です。

でっかいステージでのLIVEではなく小さいハコ、むしろ酒場やストリートで泥酔しながら見てみたい気持ちになるバンドです。

日本でも密かに人気を集め、この3rdアルバムが出た後はレコード屋でも「4枚目はまだでないのですか?」という期待の声が結構お客から出ていたんだとか。

私が聴いたのはこの『GO』と2001年リリースの2nd『 Postrof 』。
2枚を聴き比べると『GO』は進化した結果に聴こえます。
意外に1stが良かったりする可能性もあるので、聴いてみようとは思ってますが。

そして最近、4枚目のアルバムではなく新バンドという形でアコーディオンのJOANが結成したのがLa Troba Kung-Fuというバンド。
このバンドも熱いです。
La Troba Kung-Fuに関してはまた今度。

バルセロナ系、MANU CHAO系がお好みの方は必聴盤。
ROOTS MUSICを基盤にしたかなりオススメな1枚。




※3曲目に収録されている「EL SON」のPV




※6曲目に収録されている「ROCK&ROLL」のPV



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