
『Instant Live: The Orange Peel - Ashville, NC, 10/03/03』
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1991年にニューヨーク郊外のバッファローで結成されPhishやSTRING CHEESE INCIDENTとともに90年代からJAMバンドシーンを引っ張って来た中心的な存在。
私がこのバンドを知ったのはFUJI ROCK FESTIVAL'04のFIELD OF HEAVENステージの3日目の最後のアクト。
ミラーボールの光が山に写り混む幻想的な空間でのmoe.のロングステージ。
※moe.のオフィシャルHPはこちら
上のジャケットは3枚組みのLIVE盤。
『The Orange Peel - Ashville, NC, 10/03/03』です。

3枚組みなのに合計の収録曲はなんと12曲のみ。
1枚目は6曲、2枚目は3曲、3枚目は3曲。
JAMバンドのLIVE盤という事で「なんだか演奏してるうちにこんなに長くなっちゃったぜ」的な曲も数曲入ってまして、なんと1曲20分オーバーの曲が4曲。
例えばこんな感じ。
まず「Good Evening everybody」のMCから始まりお客は「フォーーー」。
客とのMCを少し楽しみ開始3分後に演奏開始。
ゆったりしたROCKナンバーでボーカルが1番〜4番を歌い終わるのが開始6分後。
一端静まり返り、また少し歌った時点で開始から7分経過。
そこからギターソロ中心のインスト。
気付けば開始12分が終了しており、曲調もドラムの強さも倍増し、ギターソロもハードロックギターばりに早弾きしており最初とは演奏開始直後とは全く違う曲調に変化。
一端トーンダウンしたと思ったらその曲は終わります。が、楽器の演奏自体は途切れさせず知らぬ間に次の曲のイントロに変わってるという。
まるでテクノ・ハウスのDJプレイのようです。
曲調はアメリカンなROCKをベースにFUNKやJAZZ的な要素を加えたスタイルで、曲というより物語のようであります。
ギターソロが多いためトランス好きのリスナーよりはROCKファンに喜ばれそうなバンドです。
2003年にはJAMバンドのグラミー賞とも言えるジャミーズでベスト・パフォーマンス賞を受賞したそうです。
日本ではB級の知名度ですが、実力派の生粋のLIVEバンドで、スタジオ録音盤で曲を知り、LIVE会場やLIBE盤で即興演奏のスリリングでドラマチックな演奏を楽しみましょう。
2007年1月10日にはスタジオ録音の新譜を出しまして来日公演も決まってます。
4.21 (Sat) 横浜 Bay Hall
4.22 (Sun) 東京 SHIBUYA AX
4.24 (Tue) 名古屋 Club Quattro
4.25 (Wed) 大阪 Club Quattro
※アルバム収録曲「tambourine」のLIVE映像
※SMASHのHPでもLIVE映像が見れます
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