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今回はイギリスのゴッタ煮RUSTIC BANDです。
Lost T-Shirts of AtlantisというROOTS MUSICを大事にした4人組。
ONE MILLION DOLLAR RECORDS所属で、このレーベルは日本のLOS RANCHEROS、TOKYO SKUNX、CLASSIC CHIMES、DOGGIE DOGGなんかも音源リリースしてまして、RUSTICファンのバイブル的存在でもあるコンピ『It came from the barn』シリーズを出してる事で有名。
写真は1994年リリースの2ndアルバム『MORE REVERB ON THE DUCK』。
内容がおもしろい事になってます。

まずはメンバーの楽器編成。
CHRIS RUDD - Guitar, Vocals
DICK SMITH - Banjo, Guitar, Mandoline, Vocals
ANGUS McNAB - Double-Bath-Tub-Bass
CHRIS CHESCOE - Dustbin-Drums
バンジョー、マンドリン、ウッドベースなどの極めてROOTS MUSIC寄りの楽器を使用し、あくまでROCKなノリを基盤に、BLUEGRASS、IRISH、POLKA、SKIFFLE。
アレンジではSKAもDUB REGGAEなんかも披露してくれる凄いバンドです。
フィドルやウクレレなんかも使います。
ONE MILLION DOLLAR RECORDSのHPでの紹介文には「Bluegrass-trash」「Ska-billy 」「Russian-Cossack-Punk」なんていうドキドキするレアなジャンル名も使われてます。
RUSTICは一言で言えるカテゴリーではなく、あくまでROOTS MUSICを生楽器でPUNKなスピリット奏でるスタイルを指すわけで、そのROOTS MUSICもバンドによってIRISHだったりBLUEGRASSだったりLATINだったりするため、ONE MILLION DOLLAR RECORDS所属のアーティストも音楽性は皆それぞれ違い強烈な個性を出してます。
そういう考え方だとPOGUESもLes OGRES de BARBACKもLES NEGRESSES VERTESもRUSTICと言っても良いのだと思います。
あくまで「こういう音楽性なんだよ」という分かりやすい説明って感じでしょうかね。
今現在は活動してるのかは不明です。
音源がおそらく1994年の2ndで止まってますんでね。
収録曲の中ではバンジョーの早弾きチューンがなんともツボです。
マンドリンでSKAのリズムを刻む曲なんかも面白いですね。
ちなみにこのCDも恐らく日本で手に入れるのは難しいでしょう。
タワレコにも売ってなさそう…
RUSTICも奥が深いですわ。
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