『Taking the Long Way』
※amazonで詳細を見る(全曲試聴可能)
最近は溜まったイベントレポートばかりですが、ぼちぼちバンド紹介やディスクレビューもやって行きますんでよろしくです。
さて今回は…
超有名。
曲を聴いた事ない人でも名前くらいは聞いた事あるんじゃないでしょうか?
DIXIE CHICKSの4枚目の新作が出ました。
トータルセールス3000万枚以上。
グラミー賞では常連の人気者。
今回のプロデュースは何とRICK RUBINでっせ。
ゲストも豪華でレッチリのドラムであるCHAD SMITH、SHERYL CROW、JAYHAWKSのメンバーなんかも参加してます。
2003年のロンドン公演中に「ブッシュ大統領が私達と同郷だなんて恥ずかしいわ!!」と発言。
すでにHITを飛ばし各方面から注目を集めていた彼女達にとっては問題発言となったわけです。
自由の国アメリカとは言え、「大統領は偉い人だ」と信じ込んでいる人種達にはこの発言は理解されず、ラジオ局には怒りの電話が殺到し、カントリーラジオ番組からも締め出され、脅迫や嫌がらせまで受けるようになったそうです。
その後のインタビューなどで、「あの時の発言には全く後悔なんかしてないわ!」と言い張ってるのだとか。
大変ですね。大物ってのも。
別に、バキバキに反戦を唱えてる音楽性ではないみたいなんですが、音楽はやはり心です。
自分の正しいと思う方向性を打ち出しながら活動する女3人組なのです。
メンバーは
Natalie Maines(Lead Vocals)
Emily Erwin(Vocals,Dobro,Banjo,Guitar)
Martie Seidel(Vocals,Fiddle,Mandolin)
の女性3人組。
3人とも結婚し子供もいるそうな。
私はこのアルバムでDIXIE CHCICKSを初めて聴きました。
タワレコで爆音でかかってまして即買いです。
SHERYL CROW、Alanis Morissette、Lisa Loeb、2005年に朝霧JAMに出たAimee Mannとか大好きなもので。
音楽的にはカントリーテイストなPOP MUSIC。
泣きのメロに白人女性特有の透き通りながらも力強い歌声。
元々はカントリー/ブルーグラスを奏でる人たちだったらしいので音もそっち系の匂いがプンプンです。
バンジョーやフィドル(バイオリン)なんかも入ってるし、自らメンバーが演奏してるってのもポイント高し。
歌詞の内容も、2003年のブッシュ発言からの苦悩や恋愛ソングからゴスペルでの神への願いなど。
歌は上手いし、ROOTS MUSICを感じるし、曲も良いし、文句なしの好盤です。
お暇な方は1曲目を試聴してみて下さいね。
カントリーってなんか気になっちゃうジャンルです。
※YOU TUBEより、このアルバム1曲目収録「THE LONG WAY AROUND」LIVE映像
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